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飯エッセイ ー なまこ氏、飯を食う。  作者: ただのぎょー


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19/28

カゲンドラカフェでチーズナンとパスタを:荏原町

 私は酒をほとんど呑まない。これが何を示すかというと、呑みがメインの店には少なくとも一人で行くことはまずないということだ。ワインなどを出すレストランも同様である。ランチタイムなら行くこともあるが、ディナータイムには行かない。

 もう一つ、私はちょっと生活リズムが一般的なそれよりズレているということである。私が昼食を食べたくなる時間は午後三時頃なのだ。

 ここに問題がある。多くの店はランチタイムが午後二時までなのである。

 よって、私が行く店はランチタイムが遅くまでやっている店が多い。

 とまあ、何気に店選びから難儀しているこのエッセイであるが、今回のカゲンドラカフェも五時までランチタイムであり、そのままディナータイムになる店である。


 つまり、今これを書いている時も、うだるような残暑の三時過ぎに店の前を通り、ふらりと入ったということである。

 さて、カフェとあるが店内は喫茶店という感じではない。黒板にカレーの種類など書いてあるしインドカレーの店であるようにも見え、実のところそうとも言い切れないという店である。

 確かに今日のカレーなどが書かれている。だがその横には今日のパスタが書かれているからだ。カレーと、パスタ?


 実際、この店のランチの一番に書かれているのはインドカレー2種類とパスタのセットである。カレーが2種類とハーフナンとハーフパスタと生野菜のサラダがワンプレートに載って出てくる料理だ。

 インド料理とイタリア料理のちゃんぽんであり、もちろん頼んだこともあるが、実際美味い。


 ただ、ハーフナン(それでもランチには充分だが)にカレーが2種類もあっては正直カレーが余るという贅沢な悩みがある。

 そこで今回頼むのはこれ。チーズナンとパスタのランチである。

 チーズナンとハーフパスタは魚介とナスのトマトソースを選択、生野菜のサラダ、それにドリンクとしてラッシーまでつけて1000円と大満足な一品。

 そしてダブル炭水化物である。ナンにパスタと罪深いカロリーは食べる前から美味いと分かっている組み合わせだ。


 もちろん高級レストランの味ではない。だが喫茶店的なほっとする味、これが良い。

 パスタはちょっと柔らかめで喫茶店の味。チーズナンはパリッとしたナンにもっちりとろけた塩気の効いたチーズが挟まっていて、汗を流した夏の身体に染みる。

 夕方からの仕事にエネルギーを充填するのだ。体重計から目を逸らしながら。



カゲンドラカフェ

挿絵(By みてみん)

チーズナンとパスタ

挿絵(By みてみん)

ハーフナンにカレー2種とパスタのセット

 

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― 新着の感想 ―
[一言] チーズナンすこすこのすこ( ˘ω˘ ) 食べたひ( ˘ω˘ )
[一言] すっかり弱くなったせいで最近は食べる専門に。それにしても暑いです……飲むか(おい!) 甘いトマトソースを最後にナンですくって食べるのもよし。はい、庶民ですが何かw
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