0043. 思い出九 転 魔素取り込みへ試行錯誤中
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あれから、魔素を外部から体内に取り込めるように、禅のようなことをしたり、太極拳の呼吸法と動きを真似したりして、体内で魔素を循環させている。
3歳児の体型で禅とか太極拳のマネごとをしているせいか、最近、たきとゆき、みきの私を見る目が温かいのだ。
とはいえ、いろいろと試した結果、体内の魔素循環がなめらかになったり、少しだけではあるが、外気からの魔素取り込みができるようになってきたのだ。
やってる方向性は合っていると思うのだが、何が影響して取り込めるようになったのかが、全くわかってない。相変わらず身につけるまでに時間がかかっているので、もう少し楽に身に付けられればと思うが、3歳で自分で考えて実験したりできるし、いろんなスキルを使える時点で人外の優遇なので、まぁ、文句を言う筋合いでは無いのだが……。
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最近やっと、外気からの魔素を取り込みや利用をできるようになってきたのだ。まだまだではあるが、コツを掴んだので、あとは練習あるのみだと考えている。
実は、この間「手紙」を読み忘れてた件をふと思い出して、何かヒントになるものがないか、他のスキルとか能力を鑑定眼でチェックしたのだ。
すると、錬成スキルに外気からの魔素活用のことが書いてあったのだ。それを参考にしたら、少しはうまくできるようになってきたという事があって、今に至るがあのときも若干orzになった。
正直、あのときは自分の持っている情報を整理しておけばよかったと思ったが、女神様にもらった本とかが多すぎて、気が萎えているのだ。今後も整理はしないだろうなぁと心の中では確定している。
さてと、私はだいぶ外気からの魔素活用ができるようになってきたけど、これを花梨ちゃんに教えるのはなかなか手間になりそうね。言葉でなんとなく伝えられるけど、まだまだ八百幻にいた頃と同じレベルでの意思疎通が狐火ちゃんと花梨ちゃんとできていないから、もどかしさがあるのよね。
なんか、前世で説明しても、理解してくれない、できない上司や他部門の人を相手にしている感覚になるのよねぇ~ハァ…
八百幻のときは、念話が出来ていたので、ここでも狐火ちゃん達と出来るのかなと、安易に期待していたのだが、なんかできない。不具合かとも思っているが、神様達に直接伝える手段も無いので、愚痴って終わっている。
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もどかしさを感じながら、狐火ちゃんと一緒に花梨ちゃんに外気からの魔素活用方法を説明、練習を続けている。最近は、顕現できる時間も前より延びているし、花梨ちゃんの周りの魔素の動きも狐火ちゃんに近づいてる気がする。
ちょっとづつだが、身につけてきているのだと実感できる。はぁ〜、悩ましく動く花梨ちゃんは、Kawaiiの天元突破だわね。いくらでも見ていられるわ。
この様子なら、3人目の子を顕現させることができる可能性はあると思うのよ。呼ぶとするとやっぱりあの子だね。水の子の「水蓮」くん、私が八百幻をやってた中で唯一、モフモフでなかった小人系の種族だった子。防具とかをモフモフにしていたので、モフリはできていたのだが……。
そうすると、周りに水があったり、池や沼、海の近くのほうがイメージしやすいし、顕現の可能性が高くなる気がするのよね。ここは、正直に父上と母上にお願いして、どこかに連れて行ってもらおう。