表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/324

0039. 思い出八 転 崩れた落ちた原因と能力成長

 あれから、手紙を読み直し、アイテムボックスに入っていた本を見たときは、膝から崩れ落ちるくらいの衝撃があった。スキルを鑑定する方法はもちろん、魔素を鑑定できる魔眼のような事や人のオーラが見える真眼、動きの予知のような心眼のことが書いてあったのだ。

 まだまだ全ては出来ないが、スキル鑑定と魔素鑑定はできるようになった。あとは、この時代の物品や動植物等の智識もちろん、科学や化学、物理学等の学問書、工具、機具等の道具の本等智識チート全開、ご都合主義のブーストし過ぎじゃぁっと、大声で吠えるくらいの本が入っていた。

 あまりの量なのでタイトルだけ見て、ほぼ全部読んでいない。ご都合主義全開でやり過ぎると、どうなるかわからないからね。ここは、じっくり自分のペースでひきこもりモフモフ生活を実現するのだ。今の状況でもかなりのご都合主義なので、これは最後のお守りとしよう。


 それで、神威顕現と陰陽五行、鑑定眼をスキル鑑定した結果は、こんな感じだった。


神威顕現:

 幻獣や妖怪等のような低位神格者と八百万の神等の高位神格者を顕現させることができる。顕現できる神格者は術使用者の魔使力と顕現時に使用する魔素量と濃度、顕現先の魔素濃度に依存する。

 また、顕現時間は顕現先の魔素量に依存する。さらに特定の属性を持つ神格者を顕現させる場合は、その属性を顕現先に用意すると顕現可能性が高まる。最後に顕現時は、顕現トンネルと呼ばれる道を通って来るため、道が繋がって無いと、いかに環境が整っていても顕現は失敗する


陰陽五行:

 木、火、土、金、水と陰、陽の7つの系統の魔法が使えるようになる。基本的には、脳内のイメージを読み取り、魔素を術変換し、術が発動する。従って、術発動は無詠唱、並列詠唱どちらでも可能。

 詠唱することによる追加効果は無いが、イメージでの術発動では、術使用時に使う魔素量は毎回変動する。そのため、魔素量の消費を一定にすることを目的に詠唱する人はいる。


鑑定眼:

 目で見える全ての事象を鑑定することができる。また、智識として身につけたことについては、忘却することなく、スキルの中に積み上がっていく。


 スキル鑑定で分かったことで、神威顕現の発動に向けて、やるべきことが明確になった。

 当面は、顕現トンネルを感じられるようにする事と魔使力を強化して量と濃度を上げること、属性イメージをしっかりと作って、神威顕現と陰陽五行を並列で術発動出来るようにすることね。

 それにしても、結構、大変そうだなぁ、数ヶ月、場合によっては、年単位で強化していくことになりそうだね



ーーーー

 顕現に向けて、やるべきことが明確になってから、数ヶ月、この間、魔使力強化と魔素圧縮を中心に、術の並列詠唱を身体強化と陰陽の術で試したりと、かなり自己評価では頑張って来た。ただ、顕現トンネルを感じられることは、まったく出来ていない。イメージはあるのだが、何故かうまくいってない。まぁ、年単位でって考えていたので、そこまで焦ってはいない。


 さらに数ヶ月、明確になってから半年ぐらい経ち、もう少しで3歳になろうかという時期まで来た。能力がまた少し上がっていて、だいぶ基礎は出来てきているのではないかと思っている。ちなみに能力はこんな感じだ。


能力:

  体力 :O←P/D(A)  Up

  力強さ:P←Q/F(C)  Up

  丈夫さ:P/A(S)  

  器用さ:O←Q/S(SS) 2Up

  素早さ:P←Q/A(SS) Up

  魔使力:M←O/SS(SSS)2Up 


 魔素をしっかりと取り扱えるように、と並列詠唱を頑張ったおかげで、器用さと魔使力が2段階上がったのだ。体力、力強さと素早さは、体の成長に伴って成長したのではないかと思っている。

 能力が上がったことと練習のおかげで、魔素の圧縮は1/10ぐらいまで小さく出来るようになっている。なので。濃度は10倍だ。顕現が出来るかなりところまできているのではないかと思っている。あとは、顕現トンネルをしっかり感じられて、大きなトンネル穴が作れれば、顕現は成功しそうな気がする。一応、今は少しだけ繋がりを感じられている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ