表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
320/324

0320. 消化不良の連携確認

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!

……

 それぞれの攻撃があたったところで、魔物を倒した。


「おつかれ~、連携も問題無い感じだったねぇ。実際どうだった?」


「あんな弱い敵なんだから、連携もあったもんじゃないわ。練習にも、確認にもならなかったわよ」


「まぁ、久しぶりにみんなと戦闘して楽しかったけど、紫翔の言う通り、連携するまでもないくらいの魔物だったから、もっと試してみないと、わからないかな」


「楽しかったけど、あっさりしすぎちゃったかな。もっと強くても大丈夫だし、数がいてもいいと思うよ」


「まぁ、そんなもんだよね。後衛から見ていても、オーバーキル過ぎるんじゃないかなと思ったしね。それじゃ、このまま単体を探して戦闘しても、意味無いだろうから、数体、2-3体の魔物のグループを探して戦闘してみますかね」


「そうよ。単体なんかこのメンバーなら問題ないわよ、最初から複数体を狙えば良かったのに」


「まぁ、そうだけど最初からここまであっさり勝てるとは思って…………いました。すみません。」

 紫翔ちゃんが楽過ぎて、ちょっと拗ねているので言い訳しようと思って喋り始めたら、眼つきがヤンデレっぽい冷たい視線を感じたので、つい素直に謝ってしまった。


「まぁまぁ、琴ちゃんが失敗しないように、気を使ってくれたのは、紫翔だって、わかってるでしょ」

 桂華くんが私のことをフォローしてくれてる。ありがとぉ~~


「……そっ、それはわかるけど……」


「はいはい、これはもうおしまいにして、次行こう、次。そこでストレス発散すればいいんじゃない」


「もぉ~、わかってるわよ。琴ちゃん、次行くわよ、もうわかったんだから、次は2-3体じゃなくて、4-5体でも大丈夫だからね」

……

 その後、6層で何度か戦闘をしたが、大体2体、1回だけ3体の魔物のグループにしか会わず、連携もそんなに必要が無かったので、若干消化不良気味になりながら、7層に降りる階段のところまで来てしまった。


「もう7層のところまで来ちゃったわね。戻る時間もあるし、今日はこれぐらいで終わりにして、本格的な連携の確認はしょうがないけど、明日以降にしましょう」


「えっ、えぇ~、こんな状態で終わりにしちゃうの?もう中途半端よ、モヤモヤっとして気持ち悪いわ。スッキリするまで連携の確認しましょうよ~」

 紫翔ちゃんがはっきりと反対の意見を言ってくる。私としても中途半端感がすごいこの状態で終わりたくはないけど、これ以上攻略していたら、時間オーバーで、また氏兼達が心配するし、たき達にお小言をもらうことになってしまうので、それだけは避けたい。


「紫翔ちゃん、私も中途半端だなとは思ってるし、先に進みたいけど、時間オーバーだからさ。このまま進んじゃうと、氏兼達に心配かけて、怒られちゃう。この間、心配かけすぎたから、当分自重しておかないといけなくて。明日以降でしっかりと連携確認しましょう」


「もぉ~、わかったわよ。それと明日以降じゃなくて、明日よ。明日。ダンジョンに来るのは、それで手を打つわ」


「はいはい、わかってるわ。明日ね。みんなもそれでいいかしら」


「うん、それでいいよ」

 代表して水蓮くんが答えてくれた。


「じゃぁ、今日はここまで、お疲れ様〜」

 こうして、消化不良でみんなの連携確認は終わりにした。まぁ、桂華くんと紫翔ちゃんの顕現が出来たので、私としては十分なんだけどねさて、戻ったら、氏兼達に報告しておかないとダメかな。

 みんな見えないとはいえ、たきとか一部の人はなんとなく感じ取れるんだから。

……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ