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0319. 早速、連携確認に行ってみよう

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!

「みんな〜〜、紫翔ちゃんも無事に顕現出来たから、みんなでダンジョン攻略に行って、連携とかの確認をしようよ~」

 狐火ちゃん達を誘うと、みんな、目を輝かせて急いでこっちに走ってきた。


「みんなでダンジョンの探索に行くの?楽しみだね。輝凜ちゃんが居ないのは寂しいけど」


「輝凜ちゃんは、まだこっちの世界に来てないみたいだよ。さっき、紫翔ちゃんから聞いた情報だけど。なので、当分はこのメンバーで攻略を進めることになると思うから、よろしくねじゃぁ、早速行きますかね~、おぉ~」


「「「おぉ~」」」

「「……おっ、おぉ~」」

 狐火ちゃん達は息を合わせて、大きな声を出した。でも、桂華くんと紫翔ちゃんは、慣れてないから、少し戸惑って、でも、声は出してくれた。

 まぁ、いきなりだと無理だよね。

……

 みんなで6層まで降りてきた。4層、5層は採取、採掘エリアだから、戦闘はほぼ無く、と言うか戦闘を避けて話をしながら来た。桂華くんと紫翔ちゃんが、神々の世界でどんな生活をしていたかとか、どんな神達が私のことを観察しているかなど、神々のことをずっと聞いてたのだ。

 おかげで有益な情報を知ることが出来た。まぁ、でもすぐに何かに活用できるってものでは無いので、頭の片隅に入れておく程度なんだけどね、今は。


「到〜着〜〜。やってきました、6層です。今日は時間が無いので、少しだけみんなで魔物を討伐して簡単な連携を確認したいと思います。本格的な攻略や連携は後日にしましょう。何か質問や意見はありますか」


「「な〜し、りょうか〜い」」


「じゃぁ、覚えていると思うけど、念の為、役割を確認しておこうか。まず前衛、物理タンクは桂華くん。避けタンクは、紫翔ちゃん。よろしくね。期待してるよ。今日まではタンク役が居なかったから」


「任せてよ。攻撃は僕が受け止めるから、みんなは気にせずガンガン攻撃しちゃって」


「桂華と一緒に私もいるんだから、まっかせなさいよ」


「うんうん、期待してるよ」


「狐火ちゃんは魔法アタッカーだから、中衞でお願い。花梨ちゃんはヒーラーで後衛、水蓮くんは遊撃の中衞で。そして、私は物理攻撃するとみんなの邪魔になるから、花梨ちゃんの横に居るようにするから後衛ね」

 前衛2、中衞2、後衛2の数のバランスは完璧ね。


「それじゃ、最初は単体の魔物を探して、2回目から2-3体の魔物を倒す事にしようか。この人数だとオーバーキルになるるだろうけど、それじゃぁ、魔物探しに行こう〜」

 6層を探すこと数分。やっと単体の魔物を見つけた。ちょっと探すのに手間取ってしまった。一応、言い訳しておくと、数匹の魔物の群れはすぐに見つけたのよ。でも、最初だから単体の魔物にこだわったから、時間がかかっただけよ。索敵が下手なわけじゃないのよ。


「やっと見つけたね。それじゃ、まずはあの魔物で連携を試してみよう。じゃぁ、行こっか」

 そう話すと、まずは紫翔ちゃんがいきなりのトップスピードで、魔物の左前に出て、挑発を始めると、魔物も紫翔ちゃんの挑発に乗り、体左側に向け始める。


 ほんの数秒、紫翔ちゃんがタゲを取っていると、桂華くんが、横撃を加え、メインタゲを紫翔ちゃんから取る。


 うんうん、いい感じかな。タゲを桂華くんと紫翔ちゃんの間でやり取りしながら、魔物を翻弄しつつ、体に傷をつけている。うんうん、2人の連携は問題なさそうだね。

 このまま2人で倒しきれそうだけど、それだと連携の確認にならないので、

「桂華くん、紫翔ちゃん。狐火ちゃんと水蓮くんとの連携も確認したいから、タゲが移らない程度に攻撃を弱めてくれるかな」


「うん、わかったよ~」

 桂華くんが私の声に反応して、攻撃を弱めていく。


「それじゃぁ、狐火ちゃん、水蓮くん2人との連携よろしく。今回の敵だと、花梨ちゃんと私の出番は無いと思うから、2人と連携して倒しちゃって」


「了解。それじゃぁ、ちょっと倒してくるね」

 狐火ちゃんと水蓮くんが少しだけ桂華くん達に近づく。近づき過ぎると、タゲを取ってしまうかもしれないからね。絶妙な距離感だ。


「桂華、紫翔。魔法攻撃するから、タイミングよく避けてね」


「水麗」

「焔尾焔投」

  水蓮くんと狐火ちゃんの魔法が発動すると同時に桂華くんがパッと飛び避ける。その動きに合わせて、魔物も避けようとするが、そこに紫翔ちゃんが、牽制を入れて、動きをほんの一瞬止める。

 

 その一瞬が命取りになり、魔物が目線をもとに戻すと、水蓮くんと狐火ちゃんの魔法がだいぶ近づいてきていて、さらに体の動きが止まってしまい、2人の魔法が魔物の下半身と上半身にそれぞれ直撃した。


 だいぶ、ダメージが入ったようだ。もうトドメをさせるぐらいまで来ている。

 よ~し、やっちゃえ~。


「みんな、トドメをさしちゃって〜〜」


「「「「おぉ~〜」」」」

 私の声に反応して、狐火ちゃん、水蓮くん、桂華くん、紫翔ちゃんがそれぞれ攻撃を仕掛ける。

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