0315. ボス戦終了。これで顕現できるね
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10層ボス部屋の前に到着ぅ〜〜。今日は狐火ちゃん達に頑張ってもらって、姫プ並みに楽にここまで来ることができた。
普通に戦闘しながら来ても、そこまでの負担にはならなかったと思うけど、狐火ちゃん達と話をして、念には念を入れて万全な状態でボス戦を迎える事にしたんだ。
「みんな、ここまでありがとうね。無事に体力を温存してここまで来れたよ。最後のボスをきっちりと勝って、明日には桂華くん達を顕現させよう〜〜。おぉ~〜」
「「「おぉ~」」」
狐火ちゃん達も私の掛け声に合わせて気合いを入れてくれた。
手を上げている姿が愛くるしくて、ニヤケが止まりませぬな。ぐふっぐふっぐふふ。
このままだと気が抜けちゃうから、とっととボス戦を終わらせちゃいましょう。
「そうだ。入る前に言っておこうと思ってたんだけど、みんな、今日は最大火力で一気に倒してみない。今までスキルを最大限使うこともなかったし、たまにはいいんじゃないかな。どう思う?」
「う~ん、僕はいいけど。でも、花梨ちゃんはヒーラーだから、攻撃魔法のスキルは持ってないけど、どうする?」
「ほらっ、前にやってた三連星のアタック技があるじゃない。あれとかどう?こっちに来た時も試したんだし、できなくはないでしょ」
「まぁ、最大火力じゃないけど、できるっちゃ出来るよ。まぁやってみるよ」
おっしゃぁ~、これで狐火ちゃん達の素晴らしい姿が見えるね。なんでカメラがないんだろう。
早くカメラを作らないと、常に心のカメラで撮影(心に記憶)することになっちゃうよ。
「それで仕留めきれなかったら、私も攻撃するし、狐火ちゃんと水蓮くんは攻撃スキル持ってるから、それを連発してよ」
「じゃぁ、そうなったら、まずは僕が焔尾を使うよ。焔投からの焔斬をするから、水蓮くんは水麗を使ってよ」
「うん、わかったよ」
おぉ~、これは私がトドメを刺すのはよくないね。狐火ちゃんと水蓮くんの勇姿をしっかりと目に焼き付けておかねば。心のカメラが連写モードで撮りまくっちゃうな。
「うん、じゃぁ、それでお願い。それじゃ、ボス部屋に入るよ」
私は一番後ろにいる。先頭は水蓮くんで、花梨ちゃん、狐火ちゃんと並んでゆっくりとボス部屋に入る。3人の連携技、まだここに来る前にやった以来だね。あの時は父上と母上を驚かして怒られちゃったけど、今回は誰も見てないから、やりたい放題だし、しっかりと見れるわ。
水、木、火の順で技が来るので、久しぶりに見れて、ワクワクする。
部屋に入ると、すでにボスが臨戦態勢を取っている。
「水蓮くん、花梨ちゃん、狐火ちゃん。ボスはすでに殺る気だよ。こっちも負けずに殺ってやろうじゃない。さぁ~、いっけぇ~」
ついにジェ〇〇ス〇〇ームア〇〇クのお披露目だぁ~。
私の声を聞くと、地面を滑るように3人がボスに向かっていく、まずは水蓮くんがスキルを使用して、バズーカ砲みたいに弾丸のようなものを発射すると、ボスの右肩に直撃した。
臨戦態勢を取っていたけど、思った以上に遠くからの攻撃だったのだろう少し驚いている。
次に花梨ちゃんが木属性スキルで、ボスの動きを制止させる。うまく囲っているので、飛び避けることが出来ていない。
最後に狐火ちゃんが、焔玉を連射してボスに直撃させている。かなりのダメージが入っているようだ。だいぶ流血もしている。
いやぁ~、いつ見てもうまく連携しているねぇ~。サイコーでぇす!!爽快でぇす~。まだまだ、みんなのレベルが低いから、さすがに八百幻のときと同じ威力ではないが、こっちに来た時に比べたら、だいぶ戻ってきているね。スゴイね。
ボスはだいぶ流血して、ふらついている。このまま完封勝利も出来そうな勢いだ。
「狐火ちゃん、水蓮くん。ボスはもう少しで倒せそうだよ。軽く私が攻撃してタゲを取るから、あとは2人に任せるね」
そういって、ボスの前に出て、攻撃するふりをする。こうやっているだけでボスは私の方に向かって攻撃をしようとしてくる。よっし、これで十分かな。
そう思っていると、ボスの左右に別れた狐火ちゃんと水蓮くんがスキル攻撃を行った。
「焔投、焔斬」
「水麗」
2人の技は、ボスの死角からだったこともあり、ボスに直撃し、ボスの体力を削り切った。
これでボス戦終結だね。
「みんな、お疲れ様。無事にボス戦終結だね。完封勝利。完勝だったね」
「いやぁ~、よかったぁ~。無事に倒せて」
狐火ちゃんと勝利の慰労をしていると、ボス居た場所の後ろから、宝箱が現れた。
「おっ、宝箱が出てきたね。これで救済アイテムをゲットできるね」
さぁ~、これで無事に9層と10層で救済アイテムを確保できたから、あとは使って2人を顕現させるだけだね。
いやぁ~、今から楽しみだよ。