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0279. 他のこの様子を確認しよう

 狐火ちゃん達と喋れるようになり、さらにレベルアップも出来るようになったし、最近は順調だね。順調すぎて何か企んでいるんじゃないかと疑いたくなるけど。まぁ、今までの頑張りが報われたと、ボーナスステージになったのだと思っておきますかね。

 あとは少しづつ成長していって、周りから攻められないようにできれば、ひきこもりモフモフ生活の完成だよ。

 そういえば、氏兼達にほぼ丸投げしちゃってるモフシマ作戦の方はどうなっているか、最近、氏兼達から聞いてなかったな。ダンジョンに集中しちゃって、聞いてなかったや。

 氏兼達もいろいろとやらないといけないことも多いのかな。よくよく考えると、私がダンジョンに入ってる午前の時間って、氏兼達、ずっと待っているから時間の無駄じゃないかな。荷物の運搬をしてくれる力士衆と誰か1人順番で待ってくれる感じで十分だと思う。

 モフシマ作戦の状況を確認するときにでも、話してみるかな。


 じゃぁ、ひきこもりモフモフ生活のための直近の作業、やらないといけないこと、やりたいことを決めますかね。

 まずはレベルアップでスキルレベルが上がるかの確認と、2層モンスターハウスをクリアしても、時間のズレがないかの確認かな。あとは3層ボス戦の周回かな。この間は、狐火ちゃん達が張り切っちゃって、実質なにもしなかったからね。ちゃんとボスを倒せるだけの実力があるかも確認しておかないと。これから先で躓いちゃうかもしれないからね。

 あぁ~、あと、新しい子も顕現させたいな。狐火ちゃん達と喋れるようになったから、もっと顕現できる子増やして、モフモフパラダイスを作りたい。

 まだ顕現できてない子は3人だね。桂華くんと紫翔ちゃんと輝凜ちゃん。はぁ~、待ち遠しいわ~~。みんな、もうこっちの世界というか、神々の世界にやって来ているのかな。せっかくだから、花梨ちゃんと水蓮くんに聞いてみるかな。狐火ちゃんは、ずっとこっちに常時顕現しちゃってるから、向こうの様子はわからないだろうし。

 早速、顕現させますかね。朝餉前だけど、いいでしょう。


……


 いやぁ~、朝からみんなが勢揃いでいいわぁ。朝の光の中にいるみんな、超カワイイ。写真に撮れないのが残念だわ。脳内写真でしっかりと記憶しておかなくちゃ。


『みんな、おはよう。いいわねぇ、そのモフモフ加減、最高よぉ~』


『琴ちゃん、おはよう。今日はいつもより早いじゃない、どうしたの、何かあった?』


『いやぁ~、なにも無いけど、今後、何をしようかなと考えてたら、まだ顕現できてない残りのメンバーを早く顕現したいと思ってね。残りのみんな、神々の世界にもう来ているのかを確認したくて、我慢出来なくて、二人を顕現しちゃったよ』


『あぁ~、そうなんだ。残りのメンバーって桂華くんと紫翔ちゃんと輝凜ちゃんでしょ』


『そうそう、その3人。もう居るのかな』


『桂華くんと紫翔ちゃんは、こっちに来てると思うよ。桂華くんとは、何回か会ったし、そのときに紫翔ちゃんもこっちに来ているようなことを言ってたから。会ってはないけど。輝凜ちゃんはわからない。花梨ちゃん、何か知ってるかな』


『私も水蓮くんと同じかな。桂華くんとは、会ったけど、紫翔ちゃんと輝凜ちゃんには会ってないわ』


『そうなんだ。ありがとう、そうすると桂華くんは、顕現できる可能性は高いけど、紫翔ちゃんと輝凜ちゃんはまだ顕現できないかもね。順番は紫翔ちゃん、輝凜ちゃんの感じかな。まぁ、八百幻で仲間になった順番通りね。そこまで再現しなくてもいいのに。それで桂華くんは元気だった。前と変わらない感じかな』


『桂華くんは変わらないよ~~。相変わらずだったよ。あの感じのままだった。今は向こうでのんびりとしているよ。この間会ったときは、羨ましがってたよ。顕現まだかなぁ~って言ってたし』


『そうなんだ。もうぅ、相変わらず可愛んだから。早く顕現できるようにして会いたいわね。もちろん、桂華くんだけじゃなくて、紫翔ちゃんと輝凜ちゃんも早く会いたいわ』

 向こうの様子を聞けてよかったわ。話を聞いちゃったから、プライオリティ変更して、先にみんなを顕現できるようにしちょおうかな。

 でも、花梨ちゃんや水蓮くんのようにいろいろと制約というか、壁があるんだろうな。足長にゆっくりと他のと並行でやっていくのがいいのかも。


 花梨ちゃんと水蓮くんと話をしていると、部屋の外から、声がかかる。たきね。

「琴音様、もう起きてらっしゃいますか。朝餉の支度ができましたので、お越しください」

 もうそんな時間になったんだ。それじゃ、朝餉を食べに行きますかね。


「ありがとう。もう起きてるわ。すぐに準備して行くわね」


……

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