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0248. 御使い様の好きなおもちゃを作ろう

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!


1/3から閑話で書いてました転生前(現代)の話【八百幻】については、別作品化しました。

本作の戦国時代での話のスピード感を上げるため、今後、本作では【八百幻】の話は投稿せず、以下の作品で投稿します。


始めの数か月は基本的に本作品の2章(2023年12月31日)までの八百幻の話の焼き直しで、一部言葉を変更したり、追記した作品になりますが、2024年1月1日以降に書いた話は以下でしか投稿しない予定です。


良かったら、こちらの作品も読んでください。投稿済みの話は週2回、それ以降は週1-2回を予定してます。


作品名

 【八百万の幻獣物語 〜モフモフしたいがためにVRMMOを始めました。スキルを全て幻獣のために使ってたら、相棒が可愛くなりすぎてモフモフが止まらない〜】

https://ncode.syosetu.com/n6636io/

ーーーー二刻後

 ふぅ~、なんとか3つ出来たわね。狐火ちゃん、花梨ちゃん、水蓮くんそれぞれの好きなものの試作品が。なんだかんだ集中してやったから4時間(二刻)もかかってしまった。これはもう昼過ぎちゃったから、のんびりシャワーを浴びて汗を流している暇は無いな。急いで戻らないと、たき達に怒られてしまう。


 花梨ちゃんの車輪がついたものは、大八車というか、チャリオットみたいな感じになったわね。まぁ、もう少しデコれば可愛らしくなるだろうから、花梨ちゃんも気に入ってくれるかな。

 水蓮くんの人形もピノキオの人形みたいな感じになっちゃったけど、こっちも人形の服をちゃんと用意すれば、可愛い人形になるだろう。顔をもう少し可愛らしく作り直す必要があるけど。

 狐火ちゃんのが一番楽に出来たわね。まぁ、フリスビーとブーメランだしね。しっかりとしたものを作ろうとなると、もう少し時間がかかると思うけど、今回は試しだからね。

 

 最後の仕上げは、自室に戻ってからにするしか無いな。



「みんな、ごめんね。思った以上にいろいろとしていたら、時間がかかってしまって、戻るのが遅くなった」

 ダンジョンから出ると、みんなが待っていてくれたが、だいぶそわそわしている感じだ。今までで一番遅くなってしまったから、心配になっていたのだろう。それにしても、過保護すぎる気がするが……。


「琴音様、心配しましたぞ。沙門などは、あと少し遅ければ、天堂に突撃するところでした。弾かれて怪我などをする前にお戻りになられて、本当に良うございました。ところで、本日はいつもの荷物の他に、何やら見たこともないものをお持ちのようですが、これはいかがなものなのでしょうか」

 いやぁ~、本当に危なかった。見えない壁突撃するって、バカじゃないの、沙門は。そこまで慕われているってことなんでしょうけど。これは早めに天堂の中に入れるようにしたほうが良いかもね。


「みんなには、本当に心配かけたね。まだみんなが天堂に入れないけど、早めに天堂の中に入れるように、御使い様達にも相談してみるよ。

 それと氏兼が気にしているものは、御使い様達に捧げる物だよ。まだ完成はしてないんだけどね。御使い様達ともっと仲良くなるために、御使い様達の好きなものを作ってお渡ししようと思ってね。

 今日はそれを作っていて、遅くなったなんだよ」

 一応、遅くなった理由を伝えておけば、氏兼達も少しは安心するだろうし、明日以降も遅くなってもそんなに心配しなくなるだろう。


「そうでございましたか。それは非常によろしいことかと思いまする。御使い様の皆様には、琴音様の鍛錬をご指導いただいておりますれば、なんらしかの貢ぎ物を早くするべきでございました。我らが気づかず、失礼致しました」


「氏兼。そんなに気にすること無いと思うよ。まぁ、詳しいことは、自室に戻ってから説明するよ。それよりも戻ってご飯にしよう。お腹すいたよ、いろいろと動いたり、作ったりして」


「おぉ、そうでございますな。それでは急いで奥之院に戻り、昼餉に致しましょう。先に沙門達を先触れに行かせて、すぐに勝手方に昼餉を準備させまする」

 おっ、それはありがたいな。集中してやったから、いつも以上にお腹空いてるから、戻ってすぐにお昼ご飯が出てくると嬉しい。



ーーーー昼餉後

 いやぁ~、久しぶりに食べたなぁ~。いつもの1.5倍くらいは食べたんじゃないかな。

 えっ、そこまで大食いでは無いって。そりゃぁ、そうよ。私まで令和でいうと、幼稚園児ですからね、何か問題でもありまして。

 それでもぽんぽん腹になっているのよね。眠くなってきちゃったわ。胃の消化に血流取られているって感じで、頭に血が回ってないわね。このままお昼寝しようかしら。

 そう思っていると、たきから声をかけられた。


「琴音様、今日はだいぶお疲れのご様子。少しお休みになられますか」


「そうね。なんかお昼ご飯食べたら、眠くなってきちゃったから、今日は食後のお茶は無しにして、少し寝ようかな。氏兼達に持って帰ってきた御使い様の貢ぎ物のことを話してないけど、あとでにしてって、謝っておいて」


「承知しました。それでは寝所の準備をしてまいります。氏兼殿たちのことは、大丈夫でございます。皆様には伝えておきますので、ごゆっくりお休みくださいませ」

 そう言うと、たきはまつに声をかけて、お昼寝の準備をするように指示をした。


 少しすると寝る準備が整ったので、寝室に行って眠ることにした。いやぁ~、こういうスローライフというか、ぐうたらはいいわよね。なんだかんだ言って、こんなぐうたらみたいなことをするのも、こっちの世界に来て、初めてかも知れないわね。今までどんなに働いてきたかってことよね。

 たまにはこういう生活もいいわ。定期的にお昼寝出来るようにしていきましょう!

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