0245. 狐火ちゃんたちと会話したい
新年明けましておめでとうございます。
今年もエタらず投稿出来ればと思いますので、皆さん、よろしくお願いします。
そして、だいぶお待たせしましたが、3章開幕です。
定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!
モフシマ作戦と呼称した引きこもりへの第一歩は無事にどれも進んでいる。
また、私のスキル強化の方も同じように順調に使えるようになっている。あとはいろいろと使う機会を増やして、スキルレベルを上げたり、使えるモノを増やしていくことをしないとだね。
ここまでいろいろと行ってきて、思ったことは2つ、1つ目はスキルをもっと使いこなさないと、いつまで経っても、私のブラック環境は改善されない。いや、町が発展すればするほど、私のブラック環境は悪化していくのが目に見えている。
特に氏兼達、ブラック気質の男達がいるので、このまま進んだら引き返せないほどのブラック底なし沼にはまってしまいそうだ。
1つ目にも絡むんだけど、2つ目は狐火ちゃん達とのリンクというか、意思疎通を八百幻のときと同じように普通に会話できるレベルまでにしないと。
これは完全な私の憶測、推測だけど、常時顕現出来ていない花梨ちゃん達が居る場所は、たぶん、卑弥呼様や将門公、師匠が居る世界なんだと思うのよ。
なぜかって、だって、時々困った時にヒントらしきものが、花梨ちゃん達からもらうことがあったりしたんだけど、それって、卑弥呼様達が私のことを観察していて、あっとか、やばっとか思った時に花梨ちゃん達にヒントを伝えて、さり気なく花梨ちゃん達が教えてるんじゃないかと思うのよね。
まぁ、実際に本当かわからないけど、そう思うのに足るだけのおやっと思う回数があったのよね。
なので、どんどんスキルを使えるようにしようと思います。
『やるぞぉ~~。おぉ~』
って、独り言だけど。
それじゃあ、1つ目、2つ目を達成するために必要なことはっと。これももう何となくわかってるのよね。まずは魔使力よ。魔素をしっかりと使えるようにならないと効率的にスキル練習ができないしね。まずは回数をこなすための総量を増やしていくことが大事だよね。
とはいえ、どうやったら魔使力が鍛えられるのか。相変わらずの安定の試行錯誤をしないといけないんだけんどね。今までと同じことをしていても、成長曲線は低いままだろうし。新たな方法を探さないと。ちなみに今の能力はこんな感じだ。
能力:
体力 :4/14(N/D)
力強さ:3/12(O/F)
丈夫さ:3/17(O/A)
器用さ:4/18(N/S)
素早さ:3/17(O/A)
魔使力:5/19(M/SS)
※20段階表示:Q〜SSS MAX:20/20(SSS/SSS)
※軍神とか蜻蛉切りでも【D(14)】が最高よ
その能力に優れた人が【G(11)】で、
平均男性が【J(8)】になっている
補足を見る限り、この時代としては、私の能力も大人の男性の半分ぐらいになって、そこそこ育ってきているとは思うが、引きこもりモフモフ生活にはまだまだ全然足りないと思う。
やはりこれを見ても、魔使力が育ってないな。潜在能力は高いのに、他の能力とほとんど変らないって、確かに魔素を使うことが少なかったから、しょうがないけど。もう少し上がっていても良かったのになぁ~。とも思わなくもない。
あと、能力値が1つ違うとどれだけ差が生まれるのかもわからないからなぁ~。同じ数値でも、経験や身につけた技とかプレイヤースキルとかそういうので、強さは違うだろうしね。
まぁ、前線に立って、暴れ回るようなバーサーカーやウォーモンガーになりたいと思ってないから、引きこもりモフモフ生活のための能力以外は育たなくてもいいんだけどね。
まぁ、いつ何が役に立つかわからないから、リスクヘッジのために、いろいろなスキルの育成を頑張っていきますかねっと。スペシャリストよりジェネラリスト、それよりも器用貧乏かな。プロにはなれないからね、PSは人並だと思うし。
さて、自分の能力の再確認もしたし、早速、天堂に行って、ダンジョンに潜るか、図書室で魔使力を強化する方法を探してみますかね。
なので、まずは朝餉だね。
「たきぃ~。おはよう〜。朝餉の準備はできているかしら」
布団からむくりと起きながら、隣の部屋に居るであろうたきに声をかける。
声をかけてすぐにスッとふすまが開く。
「琴音様。おはようございます。朝餉の準備はいつも通りできています。が、起きて早々にかける言葉ではありませんよ。まずは、お着替えください」
「はいはい、わかってますよ。それで今日は天堂に行って、鍛錬してくるから、氏兼達をあとで呼んでもらえるかな」
エネルギー補給をして、さっそくダンジョンに向かいますかね。今日の朝餉はなんだろう。