0021. 思い出一 上 まずは自分のステ確認
今日から転生してから引っ越しするまでの一部を思い出話として始まります。
『思い出一』を見直していたら3話分になったので、3日連続(木〜土)で更新します。
定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!
父上と母上と最後の夜を過ごし終え、自室に戻って来て、ふと産まれてきたときから今日までのことを思い出した。
父上と母上には、ここまでいろいろと迷惑をかけて来たと思うが、私も神々の遊びに付き合わされていたと思う。特に私と狐火ちゃんのステータスを最初に見たときは、ショックすぎて、死んで神の前に行きたくなってしまったのだ。
それ以外にもいろいろと御神託として父上におねだりしたり、狐火ちゃん達とスキルの練習したりと、まだ小さかったが、結構ブラックな生活を送っていたと思う。
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ステ確認したのは、転生してきた翌日、赤ちゃんであった私に対する父上と母上の異様に丁寧な言葉遣いにSAN値がゴリゴリに削られて、昼寝モードに入って、お昼寝したあとのことだ。
こちらの世界に来て、初めてのステータスチェックを私と狐火ちゃん、それぞれしたのだけど、あのときは、あまりの内容にショックをおこし、また意識が飛んでお昼寝するところだったわね。物事には限度とバランスというものがあると思うが、私達のステータスにはそんな気配は一切無かったわね。
ーーーー回想
ちょっと午前中は、両親にSAN値が削られたけど、お昼寝後は、ふっかぁ〜つっ、さてと、どうせ私は、まだまだ赤ちゃんで喋る事も動く事もできないから、自分と狐火ちゃんのステ確認をしましょうかね。狐火ちゃんの存在は、わかるんだけど、ちょっとはっきりと見えないんだよね。
たぶん、何かが引っかかって、うまく見えてないんだと思うんだけど、イマイチ、自分だけだと、わからないしな。ステ確認して、ヒント探すかね。
確か「ステータスオープン」って思えば、ステータスが見えるようになるんだっけ。
【ステータス】
名前:里見 琴
※伏姫予定が琴姫になってしまい残念だわぁ
誰かさんの眼力は強力ねぇ♡
種族:人族?Lv0
※寵愛付けたら、ちょっと人じゃ無いかもに
なっちゃった。テヘッ、まぁ、まだ、人族
よりちょっと上ぐらいだから、大丈夫だと
思うわよ。神化したら、わからないけど♡
年齢:0歳
称号:
宇迦之御魂神の寵愛
□□□の加護
◇◇◇の加護
倭迹迹日百襲媛命の加護
職業:
陰陽師Lv0
[陰陽五行Lv0、式神Lv0、鑑定眼Lv0
易占術Lv0、厄祓術Lv0]
スキル:
神威顕現Lv0
身体強化Lv0
料理Lv0
錬成Lv0
アイテムボックスLv0
※手紙とオマケはアイテムボックスの中に
入れてあるわよ
能力:
体力 :Q/D(A)
力強さ:Q/F(C)
丈夫さ:Q/A(S)
器用さ:Q/S(SS)
素早さ:Q/A(SS)
魔使力:P/SS(SSS)
※能力は20段階評価でQ〜SSSね
※軍神とか蜻蛉切りでも【D】が最高よ
その能力に優れた人が【G】で、その戦国
時代の平均男性が【J】になっているわよ
顕現(幻獣):
狐火ちゃん(常時顕現)
【幻獣詳細①】
名前:狐火
種族:焔尾狐 火焔属性
スキル:
焔尾Lv0
XXXX Lv0
XXXX Lv0
能力:
体力 :L/A
力強さ:L/B
丈夫さ:N/S
器用さ:N/B
素早さ:I/SS
魔使力:G/SS
ステを確認してみたら、ちょっとどころでなくツッコミどころが満載であった。どこからツッコミを入れるか、悩むくらいね。
お笑い番組でいろんな人が同時にボケ倒し過ぎて、ボケ回収されない人がいて、回収されない人は売れない芸人さんなんだなぁって笑わず、気持ちが凪いだ感じと一緒ね。
このステータスを見なかったことにして、閉じるか本気に悩むところだね、それと狐火ちゃんのステータスも同じ様に『バカじゃねぇのか』って思うぐらいになっているじゃない。あやつらにとっては、大した差がじゃないと思っているかもしれないけど、もっと現実を見て欲しいわね。
限度があるのよ、物事には。この世界は札束で頬を叩いたり、俺Tueeeでも無いのよ。ましてや、成り上がりでも無い。ここは、モフモフ引きこもりなのだ。
コンセプトを間違えたら、つまらないのに、わかってないわねぇ~。
よっし、気合い入れて、ツッコミまくるぞ!!頬は叩けなかったので、腕を上下に動かして終わりだけど。
思い出話は、1ヶ月程度続きますので楽しんで貰えれば嬉しいです。