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0163. モフシマ作戦七 流後 私に力わけて!本領発揮の易占術

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!


あと、活動報告に投稿した狐火ちゃんのイメージ画像です。

リアルで、活動報告を読んで無い人もいるだろうから、前書きにした方が良いよと指摘されましたので、こちらに1回載せます。


気分転換に狐火ちゃんのイメージを作ってみたものなので、まだイメージとギャップはあるんですが、それなりに納得のいく画像になったので、サンプルで投稿してみました。

皆さんのイメージに近いですかね?

コメントもらえると嬉しいです。


キャラクター紹介ページは、別途作ろうと思いますが、狐火ちゃん、花梨ちゃん、水蓮くんだけ、画像ありで考えてます。


挿絵(By みてみん)

ーーさらに1週間後

 ほんのチョットづつだけど、聞こえる量、文字数は増えてきた。まぁ、相変わらず、重要な部分は聞こえない。その割に私の声はしっかりと聞こえてるようで、言ってることに対して返しがある。

 これ、もしかしてわざと、あまり重要じゃ無い部分から聞こえるようにしている感じがするっていうか、そういう疑惑の目で見ている。神々(運営)を。奴ら、楽しんでいるな。


「今日も来たわよ、将門公。今日こそは、しっかりと会話が出来るようにするんだから、お願いよ」


『琴音。聞こえてるぞ。今日は……を鍛錬するとしよう。これをすると………が出来るようになり、……のスキルとの相性が上がり、……しやすくなるぞ』


「はぁ~、もうぉ。今日もなの、これだけ聞こえるのに、何で肝心なところだけ、聞こえないのよ。将門公、わざとやってませんか。こんなんじゃぁ、何をさせたいか、まったくわかりませんよ。筑馬達一族が大切に語り継いで来た将門公の偉業に傷が付くのではないですか」


『なっ、なっ、何を言うておる。吾がそのようなことをすると思うておるのか。吾は桓武天皇の皇胤、高望王に連なる者ぞ。吾の偉業に傷が付くなどありえん。あってはならぬぞ』


「ちょっと将門公。今の発言は全部聞き取れたわよ。何で、聞き取れない部分がないのよ。今、聞き取れたってことはこれからはちゃんと聞き取れるのかしら」

 やっぱり、わざとやっていたな。少し煽ってやれば、すぐに怒ってちゃんと聞き取れるじゃない。


『ぐぅっ、そなたの……と……次第であろう』


「また、戻したな。こんなことで時間稼ぎしなくても、スキルを身に着けて、スキルレベルを上げるためには、将門公の協力が必要だと考えてるんだから、これからも何度も顕現させようとするのに」


『あっ、しまった!はぁ~、✕✕様。もうこれ以上は無理そうなので、普通に戻しますよ。いいですね』


「えっ、何様ですって。名前が聞き取れないわ」


『琴音では、まだ聞き取れないであろう。神威顕現のレベルが上がれば、聞き取れるようになるので、頑張れ。さて、最初のうち、聞き取れなかったのは、琴音、そちのスキルレベルが足らず、また顕現方法が少し間違っておったからじゃ、今は慣れて、普通に会話だけできるようになっておる』


「んっ、花梨ちゃん達の顕現方法と将門公の顕現方法が違うの。どういうこと、同じ神威顕現なのに」


『本質は、一緒であるが、吾とかの者達の違いは、現世で肉体を持っておったかの違いじゃ、ここまで言えば、そちならわかろう。』


「あっ、あぁ~、もしかしてそういうこと。過去の英霊は依り代となるモノがないと顕現出来ないってことね。でも、そうなると、ほとんどの英霊は顕現出来ないことにならない」


『そうとは限らん。そちが花梨等を顕現させるのに、依り代は無いであろう。霊的な体で顕現させることも出来なくはない。神格に応じて、スキルレベルは必要であるがな』


「はぁ~、わかったわ。筑馬に聞いてみるわ。依り代になりそうな縁の品が無いか。それはそうと、易占術のスキルをしっかりと身に着けたいから、将門公に指導してほしいんだけど、さっきまでの中途半端なヒントだけでなく」


『それは構わぬが、そちの顕現スキルレベルでは、まだ吾を依り代があろうと顕現させることは出来ぬ。このような会話のみで構わぬのであれば、いつでも顕現させるがよい』


「それでいいわよ。今までスキルに関して、教えてくれる師匠が居なかったんだから、声だけでも指導してくれる人がいるだけで、だいぶ違うわ」


『それにしても、そちは何で狐火や花梨達と話ができぬのだ。しっかりと顕現出来ておるのに』


「それは、私が聞きたいわよ。八百幻のときは出来ていたのに、こっちに来てからは顕現は出来ても、話ができないんだもん。せっかくのモフモフ生活が台無しだわ。肉体が無いから、モフモフしていても、周りから変に見られるし」


『まぁよい。そこについては、吾では教えられることはないが、こちらにいる誰かに聞いておこう。それでは早速、易占術について教えてやろう』


 こうして、将門公に直接指導してもらい、2週間ほどで、易占術の基礎が出来るようになった。

 と言っても、しっかりとできるのは、真眼だけで、心眼は何となくこんなこと思ってるんじゃないのって感じられる第六感レベルだし、天眼は何かこんなことが何分後に起きそうレベルだし、慧眼も明日の天候は雨ですとかの令和の天気予報レベルなので、まだまだではあるが、将門公がしっかりと指導してくれているので、確実にスキルアップしている。将門公との鍛錬も楽しんで行えているし、少しイージーモードにしてくれたようだ。


 それと、易占術を氏兼達の前で披露したら、また崇められてしまった。まぁ、見せないと易占術のスキルを外で使えないからしょうがないけど。一応、氏兼達と話し合って、当面は内宮か奥之院でしか、易占術のスキルは使用しないことにした。いろんな人に見られて、変に噂が広まっても対処しきれないからね。

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