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0158. モフシマ作戦七 不前 話は想定以上に長話

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!

ーーそれから二刻後

「……………

…………

……

以上が、将門公がお持ちになられてたと、我ら一族が伝え聞いておりますお力になります。次に、このお力をどのようなに身につけられたかをお話させていただきとうございますが、いかが致しましょうか。だいぶ時が経ちましたので、外もくろうなってきましたが」

 長かった。いやっ、長すぎるでしょ。二刻って、4時間よ。それだけ掛けて、将門公の能力・技能しか聞けないって。私がこういう話を聞きたいって、言ったのは数秒ぐらいよ。数秒の話の内容の詳細の一部が、4時間って、orz。

 これは、もっと覚悟が必要ね。たぶん、沙門の鞍馬天狗様の話もこんな感じになるんじゃないかしら。

 今日はもう時間もないので、明日以降にしてもらおう。お腹も空いたしね。休憩無かったから。よく4時間も喋ってノドがかれたりしないわね。ー


「そうね、今日はもう暗くなってきたので、話の続きは、明日以降にしましょう。ところで、残りはどれくらいかかかりそうかな」


「そうでございますな。琴音様がお知りになりたいことだけでございましたら、今日と同じくらいのお時間をちょうだいさせていただけるのであれば、あと数日といったところでしょうか」


「へっ、今日と同じくらいでの時間をかけて、あと数日も必要なの。マジですか。はぁ~」

 今日の話のスピードだったら、あと2日くらいはかかるかなと想像していたけど、数日って、倍くらい違うな。まぁ、しっかりと聞いておいたほうが今後のためにも良いとは思うけど、将門公の話が終わったら、鞍馬天狗様の話も聞くから、時間が取られるわね。

 念のため、沙門の方にも確認しといたほうがいいかな。


「そうでございますが、その、『マジですか』とは、どのような意味でございましょうか」


「あぁ~、それね。マジは本気(ほんき)ってことよ。御使い様達が使っていたのを聞いて、覚えていたのよ。まぁ、数日も必要と考えてなかったから、少し驚いてね。マジかぁ~と、言ったのよ」


「そうでございましたか。理解できました。話のかかり具合はマジでございます」


「そうね。そう思っておくわ。それと、沙門。沙門の一族の方に聞く鞍馬天狗様の話も将門公と同じくらい数日かかりそうなのかな」


「はっ、それは琴音様が何をお知りになりたいか次第でございますが、将門公と同じようなことをお知りになりたいのであれば、時間はあまり変わらぬかと思いまする」

 やっぱりかぁ~。そりゃあ、そうだよね。同じような感じのことを聞くのに、時間が半分以下なるとか無いかぁ。

 そうなると毎日、話聞くだけでも、2週間近くかかるなぁ~。色々と午後は考えたり、別のことで動くこともあるから、実際は1-2ヶ月以上はかかりそうね。まぁ、気長にやるしか無いか。


「沙門、わかりました。せっかく、今日、一族の方に来てもらったけど、時間もないので、別の日にしたいけど、まだまだ将門公の話を聞かないといけないので、改めて、いつ話を聞かせてもらうか、相談するわね。まぁ、たぶん、色々とあるから、10日(とおか)から20日(はつか)くらい先になると思うわ。その時はよろしくね」


「承知しました。琴音様がお聞きになりたい時が来ましたら、お声がけ下さいませ。それまでに今日、お聞きしたいことを聞けましたので、一族の者と話をして、少しは取りまとめておきまする」


「そうね。そうしてもらえると助かるわ。じゃぁ、今日はここまでにして、夕餉の準備をしましょう。せっかくだから、久しぶりにみんなで夕餉にしたら、いいんじゃない。それと、門馬、明日はちょっと考えてやりたい予定があるので、今日の続きは明後日以降でお願いねまた、日取りは沙門に伝えるわ」


「はっ、承知しました。某も話を整理しておきまする」


「それでは、夕餉の準備を致しまする」

 はぁ~、やっと長い説明会が終わったわね。夕餉まで、まだ時間があるだろうから、ちょっと私室に戻って、休憩しましょうかね。



ーー3週間後

 昨日、やっと門馬からの将門公の話を聞き終えたわ。でも、まだまだ話があるようで、最後の方はしつこくこの話はしなくていいのか、こんな話もあるが、興味は無いかって、言って来て、正直、ちょっとウザかったわね。ヲタが自分の推し活の話をし始めると止まらないのと同じかそれ以上の圧を感じたわ。

 しょうがないから、紙に纏めて、持ってきてって、言っちゃたわ。まぁ、どんくらいの量になるかわからないけど、夜の空いた時間にでも、読んでみようかなぐらいは考えてる。


 それで話を聞いてる間も、天堂に行っては、易占術の気を感じる練習したり、いつものルーティンワークをしたり、気分転換に五行の練習したりと天堂の中で忙しくしていた。そろそろ、午後も天堂の中で練習するか、外でも練習出来るようにしないと、午前中だけでは、やることが多くなって、時間が足らなくなってきている。

 そろそろ、天堂の待合室に氏兼達が入れるようにするか、考えどきかも知れないな。今日、天堂に行ったときにでも、どこまで入れるようにするか等を考えてみますかね

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