0121. 年末調整 起 年越しは温かく
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大聖宮に引っ越してきて、早2ヶ月ぐらい経つ。この間に収穫祭りをしたり、天堂で錬成、鑑定眼や身体強化のスキルを強化したり、私用の武器や防具を作って鍛練したりと結構忙しい日々を過ごしたのではないかと思う。
もうすぐ、年末で年越しなんだけど、父上、母上と稲村で住んでいた頃とはちょっと違いそうなんだよね。まぁ、そもそも、年越し蕎麦がないしね(私は年越しうどんでも良い派だが)。
そうそう、蕎麦って言ったら、この時代は蕎麦がきで麺にはなってないのよ。転生してきて、初めて知ったときは驚いたけど、稲村に居たときは、台所に行けなかったから、そば切りを試すこともできなかったんだよね。こっちに来たから、そば切りをちょっと試してみるかな。
でも、めんつゆとかは無いからなぁ。どうするかな。味噌溜まり、かつお節、さば節なんかがあれば、めんつゆに近い、なんちゃってみたいなモノを作れると思うんだよね、あとは錬成で強引に作れそうかな。まぁ、作れたとしても作らないが(だって、自分で作りたいから、料理は好きなので、拘るところは拘りたいのだ。でも、時短レシピも大好き)
あと、お雑煮も武士は食べるけど、他の人は食べないみたいね、まぁ、これも武士以外は食うに困っているからだろうとは思うけど。
それにしても、もう年末になっちゃうのねぇ~。ついこの間、秋の収穫祭りしたり、天堂で練習したりしたばっかだと思ってたのに。
一人実家を離れてのお正月って、社会人になった頃を思い出しちゃうわね。まぁ、たきや氏兼達がいるので、実際はひとりじゃないけど、そう言えば、たき達は実家に戻らないのかしら。今度、聞いてみるかな。
それと社会人の年末といえば、年末調整だよね。何回かしか、したことないけど、ブラック企業だったからなのか、年末調整で懐が温かくなることはなかったなぁ。
まぁ、戦国時代には年末調整なんて無いから、みんな年越し準備を各家でしたり、村単位でしたりするぐらいなのよね。
私がお金を配って、懐を温めることは出来ないから、物理的に温めることができるモノを作って、みんなに配ってあげようかな、みんなにお世話になっているお礼として。
それじゃぁ、物理的に暖かくなる方法を考えてから、何を作ってプレゼントするか考えますかね。まぁ、時間ももうあまりないので、今回は近場にある原料を活用して、錬成で作れるモノだね。じゃないと、みんなに配れないし。
まずは、床からの冷え込みを無くして、暖かくするとなると、ラグとか絨毯、あと効果は少ないかも知れないけど、畳かな。それに布団かな。まだまだ布団がなく、藁に包まって寝てる人がいるし。毛布があるとはさらにいいよね。
あとは、部屋を暖かくするとなると燃料だよね。薪を燃やしてるから、取りに行くのが大変だしね。燃料だと、かまどで料理に使うモノと囲炉裏や火鉢とかで暖を取るモノかな。
それと空気が乾燥しないようにサウナは無理だけど、加湿が出来るといいよね。湿度高いだけで、体感温度違うと思うし。
いま上げたのは、
・ラグ、絨毯
・布団
・毛布
・燃料
・加湿できるモノ
かぁ。あまりないな。それにすぐに錬成で作れるのは、燃料ぐらいじゃないかな。まぁ、あとは加湿するのは、たぶん作れるけど、燃料がないと結局、加湿は出来ないからね、ここは燃料一択で作りますかね、でも燃料と言っても何がいいかな。
令和のときは、白炭、黒炭、備長炭、オガ炭が主で他には竹炭、炭団があったと思うんだよね。竹炭は木炭より時間は短いけど、日中帯や狭い部屋なら火鉢に入れれば十分じゃないかな。それに竹炭は、土壌改良にも役立つしね。
この中だと、原料になるものがある場所にそんなに差は無いと思うけど、捨てていたもののリサイクルや労力が少なくて集められるというと、オガクズや炭の欠片・粉、竹かな。
詳しくはたきと氏兼達に聞いて、その後、天堂に行ったときに、調べればいいかな。
まずは少しでも暖かい住環境になるようにして、体調を崩して亡くなる人を減らす、冬の間に寒さで体を壊して働けなくなる人減らすが今年の冬の目標だね。