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0116. ダンジョンに魔物は求めてません

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!

 さて、今日こそはダンジョンの中を探索しよう。なぜならば、やっと武器と防具が出来たのだ。昨日、試し着したら、大きさは丁度よかったのだが、着せられてる感がひどく、どこぞの武者行列のイベントの参加者のようだった。

 まぁ、みんな、気を使って褒めてくれたし、今は着てないのでいいけど。天堂までは、沙門と筑馬が武器と防具を運んでくれていて、天堂の入口で着替えることになっている。防具は、鎧櫃よろいびつに入れてあるので、そこまで運びにくく無いし、移動の邪魔になってないと思う。

 マンションのベランダにこの鎧櫃で飾っておく予定なので、飾り方を氏兼に聞いて、昨日、練習もしたのだ。

 とはいえ、まだ、一人では飾れないし、脱いだり着たり出来ないので、出来るようになるまでは、沙門と筑馬に持ち運びを頼むしかないかな。


「さて、みんな、行ってくるよ。今日は御使い様と一緒に防具と武器を持って動けるかの鍛錬をしてくるだけだから、安心してね。この間と一緒で一刻か二刻ぐらいで帰ってくるよ」

 そう言って、ダンジョンに入ろうと歩き出したのだが、思った以上に重く、5mもないのに20-30秒かかってしまい、ぎっくり腰したおじいちゃんを思い出してしまった。これはスキル強化は身体強化が先だな。



ーーーー

 やっと中に入れたので待合室でスキルが使えるか、早速試してみたが、スキルは発動しなかった。

 まぁ、待合室なのだから、発動しないのが当たり前だなと思いながら、自分の部屋に行くか、ダンジョンに入るかを見比べたが、やはり中がどうなっているのか、わからないので、まずは自分の部屋で身体強化のスキルが出来るか試そうと思う。

 そう言えば、最近は、生活中で身体強化を使ってなかったなと思い出した。小さいときは、早く歩き回りたく身体強化を頻繁に使っていたが、自分の筋力で動けるようになってからは、身体強化のスキルを使ってなかったし、ステータスの確認も最近してなかったな。

 なんか諸々、抜け落ちているなぁ〜。ステータスはレベルアップを確認したいから、ダンジョンに潜る前に確認すればいいかな。


 自室でスキルを試した結果、身体強化と鑑定などの攻撃系でないスキルは使えた。これで当分は自室でスキル強化かな。

 でも、それだけだとレベルアップしないし、狐火ちゃん達も成長できないから、どこかのタイミングではダンジョンに潜る必要があるな。いつ行くかは、悩ましいところだが。

 その後、防具を着けたまま身体強化をして、ベランダで槍の素振りや狐火ちゃん達とのキャッチボールを一刻ぐらいした。いやぁ~、結構、汗をかいたなぁ。ちょっとシャワーを浴びて帰ろうかな。でも、脱ぐと着れるかな。まぁ、どうにかなるか。


 シャワー浴びるとやっぱりいいな。サッパリして気持ちがいい。さてと、これ以上居ると、心配するだろうから帰りますかね。チャチャッと防具を着けよう。

 結果、一応、何となく防具は着けられたけど、ちょっと違う気もする。まぁまぁな感じで着れてるから大丈夫でしょう。どうせ、外に出たら、すぐに脱ぐのだから。たきも氏兼もそんなに気にしないだろう。


「お待たせ、今日も無事に帰ってきたよ。さて帰ろうか」


「琴音様、お疲れ様でございます。腹当などが少しズレておりますが、一度脱がれましたか。脱がないといけないくらい、体を動かれたのでしたら、あまり無理な鍛錬をしないようにお願い申し上げます」

 おぉ~、何だ。なんで気づいたんだ。そんなに着方が違うか。鍛錬じゃなくて、単にシャワー浴びただけなんだけど、正直に言ってもわからないから、適当にやり過ごそう。


「少し狐火ちゃん達と鍛錬していたら、ズレたからね。一旦、脱いだんだよ。安全であることを確認して脱いだから。安心してね。まだ着け方が上手く出来てないから、部屋に戻ったら、少し練習しておこうかな。たきと氏兼は、練習に付き合ってもらえると助かるよ」


「承知しました。今後、どのようなときに防具を外すからわかりませぬから、しっかりと着けられるように覚えていただくことにしましょう」


ーーーー

 防具と武器とが出来てから、一日おき週3日ぐらいのペースで天堂に通って、スキルなどを鍛えている。まだダンジョンの中には入ってないけどね。

 スキルを鍛えたりするので、結構手一杯で、なかなかダンジョンに行けそうにないんだよね。まぁ、そんなに急いでないから、まずはスキル強化で十分かな。

 それと防具の着け方は、一応、氏兼から及第点をもらったが、なかなか難しい。これは慣れと練習しかないので、地道にやることにしようと思っている。

 さぁ~、今日も頑張ってスキルを鍛えたり、狐火ちゃん達と遊びましょうかね。

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