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0113. ダンジョンでやることリスト作成と武具の準備

定期的に長く投稿しようと思いますので、ブックマークと☆、「いいね」で評価をしてくれたり、ゆるめの感想とご意見もらえると、嬉しいです!!

 あれから数日、みんなが心配していたので、焦ってダンジョンに行くことはしないで控えている。まぁ、中でなんの実験・検証するかも決められてないので、無理に行く必要もないのが、本当のところではあるが。

 さて、天堂の中で何からやりますかね。レベルアップはしたいけど、あまり無茶出来ないしね。この体のサイズ、幼稚園児体型だと、八百幻にいたときの初心者ダンジョンの1層でも、結構な危険度になりそうだし、まずは防具や武器、道具の準備してからかな、ダンジョン攻略の方は。

 それとこの神領に暮らすみんなや里見家の領地に住む領民のみんなの生活の質向上の方は、どうしましょうかね。 

 正直、スキルの確認がまだまだ出来てないのも多いし、どれが生活改善に使えそうか、それの確認からしないと。

 対象のスキルは、錬成に鑑定眼、式神、それと陰陽五行に易占術、厄祓術かな。まぁ、陰陽師のジョブスキルがほとんどなんだよね。料理と神威顕現、アイテムボックスは、時間があれば、鍛える感じでいいでしょう。

 特に神威顕現は、伸ばせば幻獣のみんなに会えるからね。次に呼ぶ子は誰にしようかを考えながらじっくりと伸ばしますかね。

 あと、スキル以外だと農機具改良とか衛生環境改善、肥料作りとか、食料の品種改良かな。それとご褒美用のスイーツなんかもあると良いわよね。スイーツは正義だし。

 最後に、これをみんなに言うとき、なんて言って始めるかなんだよなぁ~。やることリストが多いので、プロジェクトとして全体管理するのが、いい気がするんだけど、プロジェクトって言葉無いし、どうしよう~。まぁ、なんとか作戦って感じでもいっかなぁ。

 そうしよう、それじゃぁ、適当に何作戦にするか考えて、作戦名が決まったら、みんなに話をしましょう。作戦名を言うときは少し真面目な雰囲気を醸し出せば、どうにかなるでしょ。


 あとは、武器と防具をどうするかだよね。この体型に合うものはないだろうから、新しく作るか、今あるものを詰めるかして、使う感じかな。防具の方は、詰めればどうにかなるかもしれないけれど、武器の方はどうするかだよね。八百幻のときも、あまり使い慣れなかったからなぁ。

 まずは、どんな武器と防具があるか、氏兼に確認して、それから使えそうなものを試してみるしかないかな。


「ねぇ、たき。この間、武器と防具を準備しないとって、話をしたじゃない。でも、どんな武器と防具を準備するか決めてないから、氏兼と相談しながら、決めたいと思うのよ。なので、あとで、氏兼を呼んできてもらえるかな」


「承知しました。それでは中食後に、氏兼殿をお呼びしておきます」


ーー中食後

「姫御子様、武器や防具についてでお呼びとのことでしたが、どのようなことをご希望でございまするか」


「氏兼、わざわざありがとうね。先日、武器や防具を作るって決めたけど、私の寸法を測って無かったし、武器をどうするかも話してなかったと思ってね。何が良いのか、氏兼に意見を貰えればと思ってね」


「そうでございますな。防具は、すでにある小さい防具を詰めるしかございませぬ。鞍馬にも、飯母呂にも防具を作れる職人がおりますゆえ、後ほど寸法を確認させていただき、作り直しを致しまする。

 武器については、小太刀や枕槍など小さい武器はございますが、何かご希望はございいますか」


「そうね。薙刀や枕槍のようなものが良いわね。太刀等の刀は、鍛錬してもこの体の大きさだと、相手にかなり近づかないと無理だし、それだと危険じゃないかなと思うの。だから、私の背より少し大きいくらいの槍薙刀がいいんじゃないかなと考えているんだけど、どうかな。もちろん、刃の形は、片鎌槍の刃のようなのがいいと思うわ」


「よくお考えになられておりますな。武器に関しては、相手との距離を保つことが肝要かと思いまする。

 なので、薙刀や枕槍などの棒状の武器は姫御子様の武器として良いのではないかと思いまする。

 ただ、片鎌槍の刃とはどのような刃でございましょうか。寡聞にして聞いたことがございませぬ。御神託でお聞きになられたのでしょうか」

 えっ、嘘。片鎌槍の刃って、この時代にまだ無いんだっけ?いつできたなんて知らないから、良さげな形を選んだだけなのにな。

 聞いたことないなら、御神託にするしかないな。


「氏兼が知らないとは思わなかったけわ。御神託というか、夢の中で見たものなので、作れるかわからないけど、あとで刃の形を絵図にして渡すから、作れるか鍛治師に聞いてみて」


「承知致しりました。後ほど、鞍馬と飯母呂の鍛治師に聞いておきまする」


「それじゃぁ、武器と武具は、これで決められたから、あとは作るだけだね。大変だと思うけど、よろしくね」



ーーーー

 その後、寸法を測ってもらい、刃の形の絵図を渡して、武器と武具の準備をしてもらった。

 また作戦名は、結局、やることリストを作ってから、丸2日間かかって考えた。いやぁ、拘ったわけではなのよ、正直。

 何でも良いかなと思ってたのよ、最初は。でも、作っているうちに、何か腹落ち感が無いし、ピタッとハマった感じもしないから、いろんなのを考えすぎちゃったのよね。

 数が増えれば増えるだけ、迷っちゃって、情報は多すぎると判断出来ないから判断するなら絞り込めって、先輩に言われたのを思い出して、ようやく決めたら、丸2日間経ってたって、だけなのよ。って、誰に言い訳してるんだろう

私。ついつい独り言が多くなってきちゃたわ、アブナイ、アブナイ。

 で、決めた作戦名は、『モフシマ作戦』。昔見て、1回じゃ理解できなかったあのアニメの某作戦名をオマージュしたのだ。オマージュした理由は、色々あるけど恥ずかしいので、何も言わないでおこう。言うと、神様達がなにかするかも知れないし。

 さぁ、みんなを集めて作戦名を明かしますかね。

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