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ジェミニ 〜魂の契約者達〜  作者: えいりす
第二章 出会い
14/223

14.冒険者ギルド

ちょっと長くなりました。。

しばらく歩くと冒険者ギルドに到着した。


「ここが冒険者ギルド?結構大きい建物なのね」


周りの建物に比べるとひとまわり大きい。1階だけでもとても広そうだ。


「まずは冒険者登録ね」


扉を開けて中に入り受付に向かった


「おはようございます。あの、冒険者登録をしたくて……」


「おはようございます。当ギルドは初めてですか?」


受付のお姉さんがしっかりと対応してくれる。正直建物もそうだが受付をする人もとても綺麗で冒険者ギルドに持っていたイメージとかけ離れていた。


「はい……」


お姉さんも綺麗で見とれてしまう。ザ・大人の女性。というイメージだ。

アリスは大人の女性に憧れていた


「かしこまりました。まず、冒険者ギルドについて説明致します。冒険者ギルドは個人から団体、国まで様々な方が依頼をし、冒険者登録をした人が依頼をこなし報酬を受け取ります。ギルドは依頼主と冒険者の仲介を行いますので依頼主からは仲介手数料として冒険者の報酬とは別に依頼料をいただくことでギルドの運営を回しています。」


受付のお姉さんが話しているのをしっかりと聞くアリス。


(ギルドの運営とかも話するんだ……報酬とは別に依頼料を取られるならギルドを通さないで直接依頼とかもやってる人もいそうね)


「冒険者は素行や達成した依頼件数に応じてランク付けされます。」


受付の説明によると以下のようだ




Aランク:国に貢献する活躍ができるもの

Bランク:ギルドに認められたもの

Cランク:単騎で複数の魔物を討伐できるもの

Dランク:依頼件数20件を達成したもの

Eランク:登録したてで駆け出しのもの





また、ランクを維持する為にも条件があり、1年以内にランク相当の依頼を受けないと降格する。これはランク上位者が無駄にその権力を行使しない為だそうだ


(大体の冒険者はDランクっぽいわね。単騎で複数の魔物ってのもハードルが高いわ)


「ちなみにランク上位者は特別な権利が与えられています。Aランクともなるとお城の晩餐会への参加権利や専属の武器職人が付くなど豪華な特典があります」


(なるほど、ランク維持が大変だと思ったら特典があるのね……晩餐会……いいわね!)


昨日の出来事で完全に思考が偏っているアリスであった


「Cランク以上から特典がつきます。各ランクの得点詳細はランクアップ時に説明しますのでご了承下さい。また、依頼で手に入れた素材などは……」


一通り説明を受けるアリス。素材の売却は売却カウンターで査定を受けるらしい。素材の状態により価値が変わるのだとか。


「以上で説明は終わりです。何か質問はございますか?」


「いえ、大丈夫です。ありがとうございました」


丁寧に説明されたので丁寧に返すアリス


「依頼は依頼ボードから見つけてくださいね。目的の依頼の紙を剥がしてこちらまでお持ちください。何かわからないことがあれば何時でも聞いてください。」


「はい!ありがとうございます!」


「……それでは冒険者登録をします。名前、職業をこちらに記入ください」


(え、こんなに書くところ少ないの?これ簡単に偽造出来るのでは……?いえ、これはきっと何か理由があるはず、みんながみんな本名だと思わないほうがいいわね)


アリスはそう思いながらも自分の名前を記入した

そして職業の欄で行き詰まる


「すみません、職業って冒険者ってことですか?」


「あぁ、そちらは皆さん自由に記載しています。大工さんもいますし、道具屋さんもいますね。自身の得意な武器の使い手として書いている方もいます。」


「そうですか……。私の場合だと、魔法を使う予定なので、魔法使い?とかになるんですかね?」


「いいのではないでしょうか?魔法を自在に操れる人は貴重なのでパーティーの勧誘もあるかもしれませんね?」


そうなの?とアリスは不思議に思う。両親がバリバリ魔法を使っている為貴重という感覚がない。

実は生命力から魔力への変換は一般的にとても悪い。生活する分には支障はないが、戦闘など攻撃に使えるほどの魔法となると使える人は限られるのだった。

アリスの生命力から魔力への変換効率は他と比べ群を抜く為、とても優秀と言っても過言ではなかった。


「ちなみに、ギルドカードに登録した名前と職業は余程の事がない限り変更出来ませんのでご了承ください」


「そうなんですね。ちなみに今までで名前や職業の変更をされた方はいるんですか?」


「はい。稀にいらっしゃいます。冒険者の中で有名な話としては職業を遊び人からドラゴンスレイヤーに変更された方がいましたね。ドラゴンを討伐したのですが、職業が遊び人だったので……その……ギルドとしては対外的にもイメージを大切にしますので……ランクアップと同時に変更していただきました」


「そ、そうなんですね」


…….変更されたというより、変更させられた。という感じである。ただ、そういうケースもあるんだと思うだけでアリスは興味を失った。


「その方はAランクになられて今も国の軍の育成依頼を受けていますね」


なるほど、有名になると個人情報はこうやって曝け出されるのか。下手な事はしないように気を付けようと考えるアリスだった。

……既に宿屋の事件で手遅れだとも知らずに


(しかし、ドラゴンを討伐して国の軍育成なんてすごい人なのね……ん?なんか最近聞いた気が……?気のせいかしら?)




アリスは興味がない事は覚えないのだ!


「それでは、アリスさん、魔法使いで登録しますね」


お姉さんがカードに情報を書き込んでいる

カードを受付の水晶玉にかざすと水晶玉に文字が浮かんだ


ランク:E

名前:アリス

職業:魔法使い


登録が完了した証だった


「これで登録は完了です。このカードは世界中の冒険者ギルドで使えるので大切にしてくださいね。冒険者の活躍はカードに記録されますのでどこのギルドでもランクアップの機会が得られます」


「わかりました。ご説明ありがとうございました」


お礼を言うとアリスはまず道中拾った薬草類の換金に向かうのであった。

次回短めです。

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