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第5話 二つの物語

飛鳥は眠れずにいた

寮部屋に入った時

渚が愛美に言われたことを言ってきた

そのことが本当なら私達が連れてこられたのは

ただことではない

渚も殺されるかも知れない

でも、1人では何もできない

仲間が必要だ

しかし、その仲間も小雪の

息がかかってる人達の中で探し出すのは困難だ

飛鳥はあまりの眠れなさに

渚を起こさないよう

廊下へ出で

とぼとぼと静かに歩いた


「窓があったら景色見れるのかな」


飛鳥はそんなことを呟きながら

長い廊下をゆっくりと歩いた

寮スペースから出ようとした時

コユキとアメリアが一緒にいるのが見えた

飛鳥は咄嗟に物陰に隠れた

挿絵(By みてみん)


「録音しようとしましたが聞くに耐えない叫び声と見るに耐えない状態だったので録音はやめたそうです」


「あら、残念録音してあの子に聞かせてあげようと思いましたのに」


コユキは愛美の薬を取り出し

アメリアに渡した

アメリアは何かを察してその薬を水に溶かした


「1Lのペットポトルぐらい吐血したらしいですよ、それをドラキュラに売るんですって」


「まぁ、あの人は殺しても生き返るスライム人間ですからどこが欠如しても死んだら元に戻りますからね。。。。血が足りなくなったら殺して元に戻すといいですからね」


コユキとアメリアはそうねと笑い合った

飛鳥はその光景を見て異常に感じたのかその場を

離れようとした


「飛鳥?」


飛鳥が驚いて振り向くと渚がいた

飛鳥は

渚の口を塞ぎその場を離れた

-----------------

--------


「んで、コユキとアメリア何話してたんだよ?」


渚が暇そうにベットでゴロゴロしながら飛鳥の方を見た


「吐血が云々みたいなことしか聞こえなかったけど、でもコユキが白い錠剤みたいなのを持ってたんだよそんでアメリアがそれを水に溶かしたって」


「白い錠剤ぃ?」


渚は愛美の発言を思い出した

自身の薬を作れるものはコユキだと

しかしそれには違う薬物が含まれてる可能性があると


「まぁ。。。。いいんでねえの?」


渚は薬物が入った薬

逆に処分してもらって助かると

愛美はいうだろうと思い深い眠りについた

..............

.......

カンカンカンカン

7時早朝フライパンを叩く音が部屋中に響き渡った


「うるせぇ!!」


渚は飛び起きた

周りを見渡すと飛鳥が既に着替えていた


「飯食いにこいや、お前達で最後や」


マサトが苛立った表情を浮かべながら渚を見下ろしていた

その手にはフライパンを持っていた

渚は無言で着替え

あくびをしながら廊下に出た

食事室に行く途中愛美を見かけた渚は声をかけようとした

しかし、今のタイミングはまずいと思い

持っていたメモ帳で【部屋 こい】と書いて愛美の頭の上に

置いた

愛美は頭に置かれてるメモ帳を見ると渚の後ろ姿をみた

---------

席に着いた渚は離れたところの机にあるパンやご飯を見て

気持ちが舞い上がりご飯をよそおうとした

しかし、張り紙で1人2合までと書かれていた

その下には二合以上のお代わりが欲しい方は***

(マサト)まで

米印になってるところは塗りつぶされていて

その上にマサトの名前があった


「。。。。ミ?」


渚はかろうじてミという文字は見えたが

他の文字は見えなかった


「まぁいいや!」

渚は茶碗にご飯を入れ

スープと卵焼きをお盆に入れ

気づかれないように食事室を後にした

飛鳥は気づかないフリをしてご飯を食べた

----------

------

渚は愛美のドアをドンドンと叩いた

ガチャとドアが開き中から愛美が出てきた 


「。。。。。なんですか」

「今日も食べようぜ!」


渚が部屋にお盆を持っていくと

愛美は薬物が入ってないか確認をした 


「イジョウナシ」 


愛美は今回も異常がなかったことにホッとした

渚は食べながら話を進めた

自分達の行動についてだ

このままおとなしくしてても殺される未来は変わらない

だから殺される前に動きたい

そのためには仲間が必要だ

ということを渚は喋った


「お前。。。俺らと協力してくれないか?」


渚の言葉に愛美は首を横に振り

小袋に入った薬を見せた

そこには2錠入っていた


「。。。。。あれ、昨日3錠じゃなかったか?」

「昨日コユキさんがきまして、計画を漏らしたことがバレたんです。。。。。そのストレスで飲んでしまいました」

「やべえんじゃねえの。。。だって」


渚がそう言いかけて後ろに気配を感じ振り返ると

そこにはコユキがいた

--------------

-----------


「路地裏。。。。でもあそこ薄暗いですよ、あんなところに

行くぐらいなら他の可能性を試しましょうよ」

「じゃあ、他の可能性ってなんだよ?」

「。。。。。3メートルを2秒で走れる人が拐ったとか。。?」


向日葵は優里の威圧的な態度に段々と自信

と声がちいさくなっていった

春香と海武は路地裏の情報を探ろうと

検索に検索を重ねていた


「はぁぁ〜つかれたぁ、お前もう帰れ」

「なんでよ!?」


向日葵は自分が戦力にならないと言われたと思い大声を上げた


「カフェの中では黙ってろ、もう外も暗いんだあのチビたちがお腹を空かせてる頃だろ。。。まぁおやつは上の年齢のやつが出してると思うけどさ」


向日葵が窓を見ると

星が煌びやかに光っていた


「。。。もうこんな時間なの!?」 


向日葵は急いで施設へと戻ろうとした

優里から鍵を預かり急ぎ足でその場を去った


「私らも帰りますか?残りは明日ということで」


優里の言葉に全員頷いて

それぞれ自宅へと戻った 

-------------------------------------

-----------------


「だだいまぁ」


春香は呟いたが

家の中はシーンとしていた

春香はソファに寝転び

携帯を開いたが

飛鳥からの返信はなかったが

会社からの電話やメールがたくさん来ていた


「あー。。。。鬱」 


春香はそれを見ないフリをし眠った

翌日仕事には有給を使い

子供達探索へ向かおうとした

-----------------

-------------翌朝

「君クビ」

「へ?」


社長から言われた一言は春香の思考を停止させた


「だめだよぉ?僕の電話を無視するなんて。。。。。。」

「あの。。。ちょ。。。」


社長はそれだけいうと後は威圧的な態度で帰れと言った

春香は渋々帰り

ベンチで項垂れていた 


「どうしよう。。。もともと給料低かったから辞めてよかったけど、飛鳥のごは」


そう言いかけて春香は空を見上げた


「そうだ、いないんだった飛鳥は」

挿絵(By みてみん)

皆様お元気でしょうか

飛成は精神的にダメっす(´・ω・`)

あの。。。。人が欲しい

彼氏が欲しい

1人で晩御飯食べるのは辛いっす

誰がカムバーーーク!!!!



ということで

物語の進展が進みそうです

基本的にiPhoneのメモ帳に物語を書くのですが

その前に頭で物語をうまくまとめたりする癖がありまして

(頭で考えて描くときに「やっぱこの展開は嫌だな」ってなるので意味は全くないのですが)

そうなると人より糖分を多く取ってしまうんですよね

そして、それが自身の体重につながったりするのです(´・ω・`)

ちゅらぁい

でも、美味しいものは美味しいですよね?

糖分足りなかったらめちゃくちゃな展開や物語しか書けないですよ

皆様糖分は大事ですよ!

それでは、飛成の後書きコーナー(雑談コーナーともいう)でした!!!

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