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第11話 さよならさよならバイバイ

*この話には

グロ描写があります

もし気持ち悪くなったり

体になんらかの異常が出た場合は

すぐにこの小説を閉じ

1時間の休憩を取ってください

「アメリアさん、1週間ほど遠出をしてきます」

「どうされたのですの?大人の姿になって珍しいじゃない」


変身魔法で大人になった

コユキはキャリーバックを持ち

帽子を被り

出かける準備をしていた


「チキュウです、どうやら私達の計画を知ろうとしている人たちがいるので」

「あー。。。昨日真実の水晶をまじまじとみてましたわね」


アメリアは水晶を覗き込んだ

そこに写ってるのは悪魔を扱ってるページを見ていた春香だった

そして画面に映っていたのは。。。マザーだった

春香はマザーの弱点のページを見て

メモしていた


「。。。。。なるほどそれで、殺すのですか?」

「あたりまえじゃないですか、あの人達も子供達が行方不明になっておどおどびくびくしてたらいいものを。。。。少し行動力を抑えないと」


ガチャ

バタン


学園長室を出たコユキは地下へ行き

地下にある鏡に触れた


「。。。。。。大人しくしていてくださいね、リュウさん?」

「。。。。。お前の計画はいずれ詰む、お前とマザーはもう終わりや」


地下に鎖で繋がれている

リュウと言われた男はそう言うとコユキを睨んだ

コユキはニヤリと笑い鏡の中へと入っていった


-----------------------

---------現在


「あの。。。なにをしていらっしゃるのですか?」

「え?」


春香は目の前の身なりがきちんとした女性に目を向けた

コユキは春香の不安そうな顔を読み取った

「私はメンタルケアをしています冬上雪歩ふゆじょうゆきほといいます」

「メンタル。。。ケア?」


雪歩は名刺を渡した

そこには株式会社 ヘルツミュート

と言う会社名と雪歩の本名と顔写真があった


「どうやら貴方はストレスが溜まっていて疲れている様です、その悩みを打ち明けてください」

コユキはニヤリと微笑み怪しい香水を見えないところでふりかけ

春香の悩みを聞いた

春香は自然と口が動いたことに驚きつつ

自分の今までの出来事と心境を話した


「なるほど。。。。それは不運なことに見舞われましたね」


コユキはもう少し情報を得るかと考え

さらに口を開かせた


「。。。。あの、信じてもらえないかもしれませんが、私魔王と契約を交わしたことがあります」


春香は自然とコユキに自身のことを話した 

・マザーと契約を交わしたこと

・契約を交わしたことで母親の命を奪ってしまったこと

・今回の神隠しの引き金は私かも

コユキは微笑みながら春香の話を聞いていた

その微笑みはマザーと契約を交わした者なら

殺しても大丈夫という安心感からくる微笑みだった


「それでは、もっと詳しい話を聞くために少し部屋にお邪魔してよろしいでしょうか?」

「大丈夫ですよ、こちらです」


春香はメンタルケアの人なら大丈夫

だろうと部屋に招き入れることにし

公園のペンチから

足を下ろして

家に迎え入れた

-------------------

----------


「うまかった!!!!」


「それはよかったです、また肉が出される日は出かけるようにしましょう」


愛美は献立表を見ながら

飛鳥達と学園に帰っていった

---------------------------------

----------


部屋に戻ると渚はベットにダイブしてすぐ寝た

飛鳥も寝ようとしたが

出かける前と枕の位置が変わってることを不審に思った


「。。。。。。。ねぇ、渚ちゃ」


飛鳥は不穏な空気を感じ渚を起こそうとしたが

渚はすでに眠っていた

翌日

渚の声で起こされた飛鳥は目を擦りながら

渚を見た


「じゃーん!!」

「なにそれ


渚はポケットから鍵を取り出した

飛鳥はどうせおもちゃかなんかだろうと思い

呆れた顔で聞いた


「え?地下の鍵」

「ははぁ〜ん?地下ねぇ。。。。地下の鍵!?」


飛鳥は驚いた

地下といえば囚われていると聞いたことが

あるからだ


「。。。。。。いやいやいや!いつのタイミングで!?」

「昨日お前がコユキに報告する時にコユキが凄く慌てたのは覚えてるか?その時にチャンスだと思ってコユキのベルトから鍵を盗ったんだよ」


渚はドヤ顔をし

鍵を振り回した

飛鳥はバレてないか心配になったが

コユキが昨日の時点で私達に聞いてないなら大丈夫

だろうと思う反面

もしかして昨日枕の位置が変わってたのは

探してた?と不安と焦りが出てきた


「。。。。それで、いつ決行するの?」

「昨日から1週間コユキが遠くへ泊まりに行くらしいんだ、そのタイミングで俺が行く」


渚の自分が行くという発言に

明日から強く反発した


「そんなのダメだよ危ないよ!渚ちゃんは大人しく待っていて」

「あ?やだよ、なんで俺だけどこかの国の姫様みたいに守られて何もせずにじっと待っていなきゃいけないんだよ!」

「だからぁ!」


飛鳥と渚が言い合いの喧嘩をしてると

ドアが勢いよく開き

マサトが睨んでいた


「お前ら飯の時間」


マサトの冷静な言葉に飛鳥

と渚はそそくさと食事室へと向かった


「。。。。。ん?鍵?」

マサトは地下室の鍵をポケットに入れたが

しばらく考え何事もなかったかのようにその場に置いた

---------------------------

-----------------

--------


「ぎぃ。。。。ぁぁぁぁぁ!」


「チッうるさいですね、少し静かにしてもらっても宜しくて?」


雪歩は血まみれのブルーシートの上で拘束された春香の四肢を切っていた


「地球人って単純ですね、あんな少量の睡眠薬ですぐお眠りタイムに入ってしまうなんて。。。。。戦場だったらやられてしまいますわよ?」


雪歩はフフッと上品に笑ったが

その声は春香に届かなかった


「あらぁ、四肢を全部取ったらだるまになりましたねぇ。。。。。そーいえば大昔地球では見せ物小屋という娯楽施設がありその中にだるま女っていうのがいたらしいですよ?今の時代そういうのがあれば貴方を使って儲けられたのに非常に残念です」


コユキは四肢を無くし虚な目になってる春香に香水をかけた


「あーあ、こうなることが分かっていたらもっと切れ味のいい凶器を持ってくれば良かったですね」


コユキはゴリゴリと音を立てながら

頭を切り落としていた

まだ息があるのかピクピクしていた


「いやぁ。。。まさか貴方がマザー様と契約を交わした地球人とは、マザー様から聞かされましたが都市伝説かとお思いましたぁ」


コユキは力を入れると首だけがゴロンと

転がりコユキの足元へ止まった


「マザー様はとても芸術性があるお方です、だから私も見習わなければなりません」


コユキは頭に穴を開けようとしたが

脳を取り出したほうがいいと思い

おでこから包丁を入れ脳を傷つけないように

おでこからしたを切り落とし

脳を取り出した


「地球人の脳は高級品ですからね、どこかで地球人を家畜のように育ててる施設があったと聞いてます」


コユキは脳を取り出すと

おでこからしたを何事もなかったかのように魔法で繋げた


「さてと。。。。地球人で一番美味しいところは女性は胸で男性は陰部なんですが、この人胸があまりないですね」


コユキは残念そうに胸の部位をパックに入れ

胸肉と書いた


「さて。。。。この人あまり食べてなさそうですね肉もそんなに少ないしまぁ見た感じ不健康そうだったので、社畜って不健康な人多いですね」


コユキはピーラーで手足の皮を剥ぎ

パックに詰めて肉と書いた


「心臓と肝臓と腸。。。はマザー様へのお土産でいいですね」


コユキはパックを冷凍バックに入れ

自分の返り血や血溜まりを魔法で掃除した


「。。。。さてと」


コユキがドアを開けると

目の前に海武がいた


「。。。。。。は?」

---------

------

「さてと、授業も終わりという事で地下に行くぞ!」

「本当に行くの?」


飛鳥は不安そうな表情の顔を浮かべた

しかし渚はそんな飛鳥を若干鬱陶しそうに感じ

飛鳥を無理やり連れて部屋から出たが

アメリアが丁度キーリの部屋から大きなゴミ袋と共に出てきたところだった


「っ!?」

「あ、飛鳥さんおはよう御座います」

「あ。。。。おはよ、こんにちは」


飛鳥はアメリアが現れた事に驚いたがすぐに返事を交わした

しかしアメリアの目は渚へと移っていた

そのことを察知した飛鳥は渚を引き連れてその場から去った


「。。。。。。。。ふぅん」

---------------------------------

----------

「おい、まてや」


飛鳥と渚が声のした方を振り返るとマサトが棒立ちで立っていた


「こんな時間に寮部屋をでてなにぶらぶらしとんねん」

「るっせ、お前には関係ねえだろ!」


喧嘩腰の渚を飛鳥は必死に止めていた

マサトは日本の指を渚の眼球直近へと

出した


「っ!?」


「近づいてもええけど、明日から君の見る世界は暗黒や。。。。。。わいは質問しているそれに答えろ」

「。。。。。地下に行きます」


マサトの近くから渚を離し後ろに追いやった

飛鳥が口を開いた


「おま。。。。ばっか!」

「なぜ、地下に行く?あそこにはコユキやアメリアしか行けへんはずや。。。。もしかして今日見た鍵が地下に行く鍵か?」

「。。。。そうです、私達は地下に囚われているという魔王子を解放しに地下に行こうとしてます!アメリアはどうかわかりませんが、コユキは今いません!動くのは今しかないと思い!」

「飛鳥やめろ!これであいつがコユキ側の人間だったらどうすんだよ!?俺らの計画全部水の泡だ!」


渚は頭を抱え発狂した

しかし飛鳥はマサトがコユキ側ではないと知っていた

それは1週間見てずっとコユキに会ったマサトは怒りを抑えている顔をしていたからだった


「。。。。。地下に行くには君らで足りるんか?そこのピンクは妖精を呼び覚まさせたとコユキから聞いているが黒澤凪乃はまだ精霊を持ってないはずや」

「凪乃?」

「いや、すまんそこのオレンジは、現状精霊を持ってないのなら足手まといになるだけや」


マサトの言葉に渚は苛立ちタックルしようとした

しかしそんな渚にマサトは一言呟いた


「お前はアメリアを見張れ、もしアメリアが地下に来ることがあったら全力で止めろ」

「渚ちゃんが!?だめです!貴方も知ってるでしょ?渚ちゃんは今殺害対象に入っていて一人になればきっとアメリアに殺され」

「お前が足手まといのゴミ野郎じゃないことを精霊の力を持ってなくてもそうできるんならの話や」


飛鳥は必死に渚を止めたが

渚はそんな飛鳥を手で払い除け

マサトに対して親指を突き立てた

が、その直後に親指を下にした


「おめーに言われなくてもやりますっての!」


「じゃあ、地下に行く鍵を底のピンクに渡せわいとそこのピンクで地下にいるリュ。。。。魔王子を救出する」


マサトは口頭で命令をした

マサトと飛鳥は地下に

渚はその近くでアメリアを見張るという立ち位置で

計画は始まった

----------------------

----------

ゴゥン

ゴゥン


「あ。。。あの、私の推測間違ってませんよね?貴方はコユキの仲間ではない」


「君の推測は当たりや、もし違ってたらエレベーターを乗った瞬時にアメリアに連絡して黒澤凪乃を殺害し君を巧妙な方法で眠らせマザーに器として差し出すやろうな」


「あの。。。随分計画が本格的というか短時間でそんなポンポン思い浮かぶなんて」


「まぁな、今のはわいがコユキの仲間だった場合のルートを考えてみただけや」


マサトは淡々といろんなルートの立ち回りを話したが

飛鳥はそんなマサトに若干不信感を覚え

エレベーターは地下へと到着した


「この奥あたりにいるはずや。。。。。リュウ!!」


「。。。。。おっとぉ。。?」


鎖に繋がれた男の子がこちらを見ていた

飛鳥はその男の子をまじまじと見ていた

魔王子にしては悪魔的な風貌に見えない

いたって普通の男の子にしか見えなかった


「よかった。。。。。とりあえず無事やな、帰って精密検査をして体の無事を調べるぞ」


マサトは鎖を外しリュウと呼ばれた男の子を抱いて飛鳥と一緒にエレベーターに乗った

地上でエレベーターが止まってマサト達はおり

そばにいた渚に声をかけた


「おぅ、もう帰ってきたのか。。。。アメリアは来なかったんだけどよ生徒達が飯はまだか?って」

「あいつら。。。。。弁当置いてあるから食べろって言ったやん、ほんまコユキが居ないとポンコツへと成り下がるんやもんなあいつら」


マサトはため息をつくと飛鳥と渚とリュウを連れて寮部屋へと戻った

-------------------------------------------------------その夜

リュウはマサトがくれた緊急栄養ゼリーを飲みながら

飛鳥をまじまじと見た

「。。。。。君が地球人?」

リュウは目をキラキラさせて

飛鳥に質問をした

飛鳥は動揺しながらも声を出さずに首を縦に振った

「なぁなぁ、おっとぉ地球人ってワイらとあまり変わらへんなぁ?」

「リュウ、喋るのはいいが声のボリューム下げろお前は声がでかい」

マサトは周りを警戒しながら

リュウの口を塞いだ

「あ。。。あのぉ。。」

「アメリアに見つかる前にリュウを部屋に隠したい護衛をしてくれるか?後ろについてるだけでいい」

マサトは飛鳥を後ろへいけと

指で指示をした


「今日はついてますねぇ❤︎だってこーんなに」

.

.

.

.

.

.

.

.

.


「生肉が2人前ぐらいとれたんですもん❤︎」


チャキ

ポタ

ポタ

ポタ

今回の話

グロ描写が多くなってます


今回の話

グロ描写が非常に多くなっております!


今回の話はグロ描写満載です!!!!(3回目)


ちなみにこのグロ描写は今後ともあると思いますが

気持ち悪くなった場合は

速やかに小説を閉じて

1時間2時間の休暇を取ってください

お願いします



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