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自分が世界で一番可愛いと思っている公爵令嬢

作者: なかじ絲

頭を空っぽにして御覧ください


 この世で最も美しいものを見るという行為はユリアナにとってはとても簡単なことだ。部屋にある大きなドレッサーを覗けばいい。そこには誰よりも可愛らしい、妖精のような少女が映っている。


「あぁ、私は今日もなんて美しくて可愛くて魅力的なのかしら」


 絹糸よりも滑らかで美しい白金の髪、肌は眩く輝き、大きなサファイアの瞳は見たものを一瞬で虜にする。この世の美と可愛さを詰め合わせて丁寧にシルクのリボンをかけられたような美少女が鏡に向かって微笑んでいる。ユリアナ・ルドウィック公爵令嬢は鏡に映る自分をうっとりしながら眺めていた。


「お嬢様、また鏡をご覧になっているんですか?」


 ユリアナが鏡を見つめていると、メイド服を着た女性が声をかけてきた。彼女はユリアナの侍女だ。切れ長の瞳が凛々しく、長い髪がなければ少年のようにも見える。


「マリー、鏡は何時間見ていても飽きないわ。なぜなら私は今日もすごく可愛いから」

「……左様でございますか」


 マリーと呼ばれた侍女はいつものことと言わんばかりに冷たく相槌を打つ。公爵令嬢兼国宝級の美少女であるユリアナに、これほどぞんざいな対応ができるのはマリーぐらいだろう。それが許されるのは偏にマリーが非常に優秀な侍女であり、歴代の侍女の中でも一番長くユリアナの侍女を勤め上げているからである。


「マリーは私の扱いが少し雑すぎるわ。可愛い私にぴったりの扱いを心がけて頂戴」

「申し訳ございません。照れ隠しでございます」


 マリーの言葉は棒読みだったが、ユリアナは『うふふ、なら仕方ないわね』と笑うだけで咎める様子はない。自分の可愛さにマリーが照れているのなら、それは致し方ないことだと素直に納得したらしい。


(お嬢様は本当に面白い方ですこと)


 ユリアナはマリーが見た令嬢達中で一番可愛らしい外見をしているのにドが付く天然だ。裏表がない単純な性格で、機嫌が悪くても『あぁ、お嬢様でしたか。美の女神かと思いました』とでも言えばすぐに機嫌が直る。マリーにとってはこれ以上ないほど素晴らしい職場と主人だ。是非ともその美貌を有効活用し、権力者のもとに嫁いでもらいたい。その時はマリーも付いていく気満々である。


「お嬢様、本日はお城に登城されるご予定でしたが、ドレスはどうなさいますか?」

「可愛すぎる私に似合うドレスが良いわ」

「……内容がざっくりしていて私ではわかりかねますので、ご自分で決めてくださいませ」

「そうね。私が何でも着こなしてしまうから、マリーは苦労してしまうものね。自分で決めることにするわ」

「全くその通りで言葉もありません」


 マリーの寒々とした対応にもユリアナは『本当に照れ屋さんなんだから』と笑う。マリーはそれに何も言わず微笑んだ。しかし目はちっとも笑っていなかった。


「どれがいいかしら。沢山あるから悩むわね」


 二人は衣裳部屋に移動し、手前のクローゼットでドレスを物色した。このクローゼットには作ったばかりのドレスが並べられている。どのドレスも是非ユリアナに着て欲しいと職人達が懇願して作ってくれた最高級品だ。

 ユリアナはフンフンと口元に指を当ててドレスを眺め、スカイブルーのドレスに目を留める。それに気付いたマリーがすかさずクローゼットからドレスを取り出し、ユリアナにドレスを差し出してみせた。


「素敵なドレスだわ」

「そうですね。お嬢様の瞳に似たお色ですし、お似合いかと思います」

「えぇ。私の美しさを引き立たせるため、総刺繍されたオーダーメイドドレスですもの。私以外にはとても着こなせそうにないわ。いえ! ドレスすら私に着られることを恐れているように感じるの……。自分の美しさに溜息がでそう。なんて罪深い可愛さを持って生まれてきてしまったのかしら……」

「……。そういえば、本日のお茶会はギルバート殿下もいらっしゃるのでしょうか?」

「ッ、そ、そうね……いらっしゃるみたい……」

「それは楽しみでございますね」


 うっとり自画自賛していたユリアナは『ギルバート殿下』という言葉にヒュっと息を呑む。ユリアナの自己陶酔が早々に終わり、マリーは満足そうに微笑んでいた。対するユリアナはというと、白い眉間に皺を寄せ、険しい顔つきをしている。力が籠もりすぎた拳は震えていた。


「マリー……今度のお茶会こそ私が勝ってみせるわ……力を貸して頂戴ね!」

「王城のお茶会は勝ち負けがあるのですか?」

「私にはあるの! 12カ国語も話せる私が挨拶もままならないなんて……! 許されることではないわ!」


 数ヶ月前、王妃主催のお茶会にユリアナを含むやんごとなき家柄の少女達が招待された。お茶会には王太子である第一王子のギルバートも来ることになっていたので、実質はお茶会という名のお見合いパーティーだ。


 ユリアナはその日、憂いていた。どう考えても自分は世界で一番可愛い。すぐに王子に見初められてしまうと。


「私はあの日、間違いなく誰よりも可愛かった」

「……お嬢様、その回想は長くなりますか?」

「みんなが私を見つめていたのをよく覚えているわ」

「……」


 同席した少女達はユリアナを見て悔しい顔をしたり、負けたと落胆したり、あまりの可愛さに何度も瞬きしながらユリアナを見つめていた。その対応はユリアナの想像の範囲内であった。慣れっこである。可愛いすぎる令嬢の宿命だ。

 そんな彼女達に、ユリアナは花も恥らい俯き、月の女神が思わず隠れてしまいそうな笑みを向けて挨拶をした。あの瞬間まで、お茶会はユリアナの独壇場と言っても良かった。


 しかし王子がやって来た途端、ユリアナの舞台はガラガラと崩れ去ったのである。


『ギル、やっときたのね』

『すいません。クラウスに言われるまで忘れておりました』

『仕方のない子ね。きちんと可愛らしいご令嬢達に挨拶をして頂戴』

『……。ギルバート・アルスターだ。よろしく頼む』


 王子は殆ど無表情のまま令嬢達に挨拶をした。

 その姿に、声に、ユリアナ達はその場に立ち上がったまま硬直した。


 王子は国で一番、いや世界中でもこれほど美しい人間はいないだろうというほど美しかったのだ。


 美の女神が授けたような黄金の艶やかな巻き毛、瞳はこの世のものとは思えない大粒のアメジストが煌き、すっと伸びた鼻筋、薄く大きな唇が黄金比で並べられている。

 ユリアナはギルバートを見た瞬間、天使と見紛った。こんな美しい人がこの世にいるわけがない。自分よりも美しい人間がいるなんて信じられなかった。


『も、もうだめ……』

『はぅ! 天使様!』

『はなぢがでそう……』

『悔い無しッ……』


 ギルバートと目が合った瞬間、バタバタと倒れていく令嬢達。ユリアナは震える足で何とか踏みとどまったものの、完全にギルバートの美しさに飲まれていた。


『……君は?』


 ギルバートがユリアナを見た瞬間、ユリアナは一層足が震えた。崩れ落ちそうになる体を心の中で叱咤し、この世で最も美しい者の一人である自負と意地でその場に立ち続ける。


『る、どうぃっく家のそくじょ、ユリアナでございまふ……』

『……そうか』


 噛みながらも必死に言葉を紡ぎ、恭しく礼をする。

 ギルバートから目を逸らしてなるものか。そう思っていたのに、ユリアナは礼をするために頭を下げたことでほっと胸をなで下ろし、愕然とした。ギルバートを視界に入れないことで、安心する自分に気付いたのだ。それは世界で一番自分が可愛いと思っていたユリアナの完全敗北を意味した。


「今度こそ華麗なご挨拶を披露し、私の可愛らしさの前に膝をつかせてみせましてよ!」


 お茶会は倒れた令嬢達の介抱のため即座に解散され、ユリアナはそれ以来王子に会っていない。お茶会への招待は何度かあったが、病気療養という嘘をついて断っていた。美しさを極めるまで、王子に会うことはできない。今度こそ負けるわけにはいかなかった。なぜならユリアナは自分が世界で一番可愛いと自負しているからである。


「長かった。あのお茶会の日から、私は美を追求するあてもない旅人になった。苦しかったわ。ねぇ、マリー」

「左様ですね。お嬢様を見ていて、私は何度も『ここまでする必要性はあるのだろうか?』と疑問に思いました」


 辛い探求と実践の日々を乗り越え、ユリアナは自ら納得がいく美を手に入れた。白磁のような肌はさらに磨き上げられ、唇はつやつやと朝露を濡れたさくらんぼのようだ。最新型のコルセットを見につけた身体は人魚のような括れが生まれている。妖精を通りこして女神だと自画自賛した。


「この日のために、栄養学や医学を調べて美容に良いものだけを食べ続けたのよ。必要があれば地方に赴いて不味い花まで食べたわ。歴史に名高い絶世の美女を参考に歴史や当時の生活も調べて、その美容法を実践しつくし、女性美を追求したコルセットまで開発したんだから……!」

「お譲様は本当、お勉強 は できるんですよね。お嬢様考案のコルセットはよく売れているようですし、商才もおありなのでしょう」

「いやだわマリー。才色兼備が私のためにある言葉だなんて。言いすぎよ?」

「一言も言っておりませんね」


 ユリアナは優秀だ。どうしても王子より美しくなりたいと、美容法を血眼で調べ、町医者や専門家になれるくらいの知識を得てしまった。

 そしてユリアナは常々『美しい者は心も美しいのよ』とその知識を論文や商品として惜しげもなく世に流し、貴族に限らず庶民からも支持を得始めていた。そんな彼女を取り込もうとする医者や学者、果ては商人達が何通も手紙を寄越している。しかしユリアナはそのラブレター(?)を『やっぱり可愛いって罪ね』と通常運転でスルーしていた。


「お譲様はご自分の興味のあることしか勉強されないのが難点でございますね」

「美以外は殆ど無駄だもの。逆に美に関することなら無駄になる知識は一つとしてないわ」

「……お嬢様は世界の言語の殆を理解できるそうですが、語学は美に関係あるので?」

「あら。だって言葉を知らないと、私が世界で一番可愛くて素晴らしくて美しいって言葉を聞き逃してしまうでしょう? 私の可愛らしさを詩にしてくださる方もいらっしゃるでしょうし、微妙なニュアンスの取りこぼしをしてしまったら申し訳ないわ」

「……左様でございますね」


 マリーはアイスブルーの瞳を濁らせながら頷く。

 そして『勉強 は できるんですけどね……』と二度目の言葉を口にした。




***




 一方、王城の一室では忙しなく動き回る一人分の人影があった。


「あと何刻だ?」

「あと3刻ほどですかね。殿下、何回聞いても時計の針の速度は変わりませんよ」


 白いフロックコートを着こなした至高の芸術品のような青年は胸を押さえて窓の外を見つめていた。ほんのりと頬を染め、熱の篭った瞳は城門をじっと見つめ続けている。彼が待っているのは茶会の賓客であるルドウィック家の馬車だ。


「気持ちがはやるんだ。わかるだろう?」

「わからなくもないですけど、落ち着いてください」

「クラウス……そうしたいが無理だ……」


 クラウスと呼ばれた男はギルバートと年近い青年で、見たものをほっとさせるような優しい顔立ちをしている。彼はギルバートの従者であり、仕事では補佐官を務めていた。ギルバートの乳母兄弟であり、幼馴染、この城で王、王妃以外にギルバートを直視できる唯一の人間であった。


「知っているかクラウス」

「多分興味がないから大丈夫です」

「そうか。遠慮しないで聞いてくれ」

「……」


 クラウスの言葉はギルバートに届かない。この青年は初めて訪れた熱に浮かされている。誰しもそんな時期は訪れるものだが、既に成人を迎えた彼に遅く訪れたこの熱は彼の優秀な脳みそをおかしくするまでに至っていた。


「ユリアナはあんなに可愛いのに、12ヶ国語も喋れる才女らしい」

「そうですか。それはすごい。……という受け答えを私は100回ほどしている気がしますね」

「しかも歴史や医学にまで精通していて、貴族だけではなく、庶民にも支持されているらしい。彼女こそ王太子妃に相応しいと思わないか?」

「そうですね~~その通りですね~~」


 いつもは無表情なギルバートが天使と形容される美しい容姿をキラキラと輝かせ、いかにユリアナが王太子妃に相応しいかをクラウスに語りかける。数ヶ月前、お茶会で出会ってからギルバートはすっかりユリアナに惚れ込んでしまっていた。


「彼女だけだ。初対面で私を見ても失神せず、目を見て挨拶をしてくれたのは……」


 胸に手を乗せ、ギルバートは見たものを虜にする双眸を伏せた。たった一瞬の思い出がギルバートの中で延々と再生され続けている。

 失神せずに目を見て挨拶してくれた。普通の人間ならハードルが低すぎる話だが、ギルバートにとってそれは奇跡に近いものだ。幼い頃から侍女達はギルバートの美しさに失神を繰り返し、まともに目が合う女性は王妃である母親だけだった。

 

「ずっと体調不良でお茶会への参加を断られていたが、良くなったようで安心した」

「そうですね~~」

「今日こそ、婚約者になってくれと直接言ってみせる……あぁでも私は女性を前にすると言葉が出なくなってしまうからな……いつも以上に朴念仁に見えてしまわないだろうか……」

「殿下の場合は目につくところが多すぎて朴念仁どころじゃないから大丈夫だと思いますよ」


 ギルバートは緊張しているのか通常の3倍くらい饒舌で、忙しなく部屋中をうろうろしては窓に張り付いている。クラウスはとある筋からユリアナの体調不良の真実を知っているのでなんともいえない表情を浮かべていた。


「でも、そんな簡単に未来の王妃を決めて良いものなんですか? 陛下達のご意見も聞かないと……」

「彼女以外考えられない。彼女は私の希望なのだ。私は老いて美貌が失われるまで、独り身、最悪クラウスを伴侶にしなければいけないのではないかというくらいに追い詰められていたのだ……」

「なるほど!! きっとこれは運命です!! 誰が何と言おうと私は応援します!! お幸せに!!」

「あぁ、クラウス! 親友ならそう言ってくれると信じていたぞ!」


 何人の人生巻き込んでくれてるんだ!?

 クラウスは必死にギルバートを応援する姿勢を見せる。こうなったら何が何でもユリアナにはギルバートと結婚してもらわなくては……!

 そうでないと愛しいクール美人の恋人と結婚できなくなってしまうどころか、ギルバートのパートナーにされてしまう! ただでさえ異性同性関係なく嫉妬されているのに! これ以上の苦労などしてたまるものか! 絶対に嫌だ!!


「彼女とならお互いを想いあう良い夫婦になれるだろう。生まれてくる子供はユリアナ似のほどほどに可愛い子に違いない」

「ほどほどって……彼女も相当美少女なんですけどね……」

「そうなのか。ではユリアナと私の子供は老若男女関係なく失神前提の可愛さになるかもしれないな。姫なら嫁には出さないことにしよう」

「姫は嫁に出して国交の要にするものでしょうに……」

「駄目だ。可愛すぎて隣国が潰れてしまっては困る。傾国の悪女と呼ばれたら可哀想だ」


 クラウスはギルバートが本気で悩んでいる様子に呆れて何も言えなかった。

 本来のギルバートは美しいだけではなく、優秀な頭脳を持っている。しかしユリアナと出会ってからは見てのとおり、ただのポンコツだ。せめてもの救いは仕事だけはきっちりこなしてくれることだろう。王太子の公務は少なくない。


(まぁ、お似合いだし良いか……)


 ユリアナの侍女として仕えている恋人、マリーの手紙でユリアナがどんな少女かをクラウスは知っている。その内容を要約すると『勉強はできるがアホ。ド天然ナルシストだが外見はすこぶる良い』という身も蓋もないものだった。どうしたものかと悩んだが、今のギルバートなら似たり寄ったりだ。お似合いである。


 とにかく国には世継ぎが必要だし、ギルバートが結婚したいと望むならそれで良いのだろう。自分やマリーが巻き込まれなければ万々歳だ。


「私達が結婚したら、クラウスの結婚式の世話もしてやるから楽しみにしていてくれ」

「いや、私は金さえ頂ければ結構です」

「そうだ。クラウスに息子が生まれたら、婿にもらうのはどうだ?」

「いえ、本当に金だけ頂ければ結構です」

「ふふ、クラウスはいつも遠慮をするからな。しかし私にはわかっているから安心してくれ」

「……」


 花も女神も恥らうどころか蒸発しそうな笑みを浮かべるギルバートに、クラウスは背筋を震わせる。


(殿下も天然なんだよな……)


 ギルバートは言葉通りに受け取ってくれないことがままある。これはまわりの人間がギルバートの美貌を前に自我を失い、肯定しかできなくなるせいだろう。おかげでギルバートは反抗や拒絶を上手く認知できない。現在のクラウスの遠まわしな拒絶も本気で遠慮だと思われている。ちなみに絶対に断ると直接言っても『照れ隠しが下手だな』と笑われるので無意味だ。


「私はこんなに未来が楽しみだったことはない。あぁ、クラウス……世界はこんなにも美しいものなのか……」

「それは素晴らしいことで……」


 早く子供が見たいとうきうきするギルバートに、クラウスは死んだ魚のように濁った目で相槌を打つ。


 自分に息子ができたら、息子はユリアナ、ギルバートに加えてその娘の面倒をみなければいけなくなるのか。絶対に苦労するに違いない。

 生まれてくるなら娘であれ。クラウスはギルバートに見えぬよう、両手を重ねて神に祈った。






ユリアナは王子に呼び出されるたび『なるほど、顔面偏差値勝負というわけね……』と勘違いしたままあれよあれよという間に婚約者にされ結婚(裏で動くマリーとクラウス)


クラウスは生まれてきた子供が娘でほっとしたものの、ギルバートとユリアナの間には両親の良いとこどりがここに極まれりなハイブリッド王子が生まれ、そんな王子に娘が目をつけられてしまい、クラウスの胃は死ぬ。


閲覧ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] >クラウスの胃は死ぬ。 胃きろ そなた(らの婿)は美しい
[良い点] クラウス奴は犠牲になったのだ。 ナルシストどもの犠牲にな。 [気になる点] クラウスさんの胃に穴が空く続編はよ。 [一言] 面白かったです。
[良い点] 王子もユリアナもおバカすぎてかわいくて笑えました。 >「彼女とならお互いを想いあう良い夫婦になれるだろう。生まれてくる子供はユリアナ似のほどほどに可愛い子に違いない」 このセリフをユリアナ…
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