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損失から利益を上げる

陰陽表裏一体。


これを法則として応用していくと。


様々な場合に戦略として適用される。


例えば、義務と権利は、一組の陰陽表裏一体であると、認識して、これを応用してみれば。


権利が欲しい場合は、まず義務を前倒しして実行することが、戦略だと気づく。


戦略とは、戦いを略す、ことで、戦わずして勝つことです。


つまり、何かの権利を行使したい場合には、


先に義務をたっぷりと果たしておけば、


自然的に権利は手に入ったも同然となるでしょう、


権利を得るために戦うことはありません。


たぶん法律上も、原理的にそのような仕組みになっているはずです。


これは「陰陽道」として「陰陽師」のやる秘術でもあります、


着目点は、誰もが、権利を求めており、義務とのバランスを忘れているので、権利を行使する、ここにフォーカスするので、戦わざる得なくなります、


しかしながら、権利と義務は「陰陽表裏一体」であることを知れば、


義務を果たす分には、誰も文句をつけませんから、先に先に、義務を果たし前倒ししておくのです。


すると、その対極である、権利は水面下で、幅を広げます、そしていざ、権利を行使する場合に、それがクルリと反転します、


例えばその時に、人はこういうでしょう「この人は、充分すぎるほどに、義務を果たしている!権利を行使するのは当然だ!」


そして戦わざるして、すんなりと権利を手にするのです。


これが「陰陽表裏一体」陰陽師のマスターのやり方です。


これこそが「戦略」戦いを略すこと。


誰でも、義務は果たしたくないが、権利は手に入れたいと思うのが浮世の習い。


これは、損失最小に、利益は最大にという。


損得勘定から派生する、エゴイスチックな思いだ。


だから、その逆を突くのです、しかしながら「逆もまた真なり」


これは陰陽表裏一体の真髄でもあります。


しかしながら、人間は、この宇宙で、自然と否応なしにバランスを取らさせる。


バランスが崩れると、その反動が必ず来る。


それは、病気だったり、アクシデントだったりトラブルだったり、

しかしながら、その原因は、自分自身であることに気づけば。


人間は、更に大きな進化を遂げます。


早い話、それを逆手に取るのが、マスターのやり方です。


自分自身に原因があるとという考え方を、ポジティブに受け取ることが出来たら、


それは「逆もまた真なり」という考え方を実戦に活用することが出来ます。


今の社会システムは「生命保険」というものが売れることからして、


まず、リスク有りきの、不安要素や恐れを基本に構築されているので。


人間の本来的に持っている、スピリチュアルなパワーが低下しているのです。


実は、利益と損失も陰陽表裏一体です。


だから損失を恐れたら、利益も大して上がらない。


この場合は、損失から利益を上げることが、戦略です。


というのも、失敗と成功も表裏一体だからです。


一見「失敗」に見えても、それは実は「成功」だったりします。


そう!「視点が認識を創る」です。


日本人には最悪の戦争に一見思えますが。


敗戦国になったお蔭様で、受けた恩恵は計り知れないのです。


あれから衰退してしまったアメリカ合衆国の大々的な援助もあり。

日本はもう二度と立ち上がれないと世界中が思っていたのに。


たった二十年あまりで世界第二の経済大国に上り。


奇跡の復活を成し遂げたんです。


こうして大局的に観察していくと全く「人間万事塞翁が馬」であることが歴史によっても証明されます。


損失の中に利益あり、自分が損ばかりしていると考えている方?


実は、そうした「視点が認識を創る」なのです。



例えば、私は、全くこの上ないような幸せな日々を過ごしておりますが。


視点を変えれば、熊本震災の避難民で大分のみなさんが、


とても親切にしてくれるし、熊本震災で一旦はすべてを失い大分市に避難してきたからでもあるのです。


本当に、ありがたいことです、すべてに感謝せざる得ないのです。


「損失から利益を得る」


企業などの身近な例ではこんな感じでしょうか?


ある商品の取引先から、苦情が来たが。


対応にミスをして、取引先の上司を怒らせてしまい、


取引がボツになり、損失が出てしまった。


しかし、こちらの上司が担当者に対して。


「ピンチはチャンス到来だよ!」


と励まし、対応した担当者を連れて、取引先へ謝罪に一緒に行ってくれたところが。


こちらの誠実な処置に対してむしろ恐縮され。


お互い気持ちが「これを機に深い絆を結べれば」


ということになり、他の取引先よりも親しくなって、


取引高もトップになった。


これが、損失から利益を上げる。


ピンチはチャンスの発想法です。


一見ネガティブな出来事がポジティブに反転する


という事例ですね。こうした事例はよくあることです。




一度もケンカしたことのない相手より、


一度ケンカしたけれど、それを機にむしろ前より仲良くなる。


これは私が。中学生の時に、よく体験したことなんです、


中学生の時に、ケンカばかり、市内のあちこちの中学校へ殴り込みにいき。


むしろ、ケンカする前よりずっと仲良しになっていることに気づきました。


ピンチはチャンス、


損失から利益を。


の原理は同じです。


ネガティブはポジティブに反転する。


「陰陽表裏一体」の真髄でもあります。

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