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未定  作者: 774
1/1

未定

初投稿です。稚拙な文章ではありますがどこかに気持ちをぶつけたかったので。

孤独に葛藤しているのは僕自身かもしれません。

桜舞う春。心地よい風が吹き抜ける。地上5階のベランダで、洗濯物を干す僕の1メートル先には死が広がる。



3月、人生で初めての一人暮らしに胸を高鳴らせる。購入して間もない真新しい家具に囲まれて、僕は自由を手に入れた。

大学まで歩いて10分程の距離にあるこのマンションがとても気に入っている。見た目こそ決して新しくはないものの、スーパーやコンビニ、本屋など適度な距離にある。地上5階のベランダからは見下ろす河川敷には桜がきれいに咲いている。

そして、引越して初日に気が付いた、おそらくこの部屋だけの特権。寝転がって天井見上げるとそこには星空が広がった。もちろん10階建てのこのマンションの天井に窓があるわけではない。前の住人が作ったのだろうか。光を吸収して発光するプラスチックのシールでできたお手製のプラネタリウムだ。

新生活を始める僕には、こんな些細なことで幸せを感じることができた。


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