第1話 石波颯の現実
初投稿だ――――‼
ファイアー‼‼‼
陰キャであたおかで非モテの非リアでクリぼっちで童貞で彼女いない歴=年齢で変人なニートで引きこもりが、俺は嫌いだ。そんな俺に、八割雲があるかないかというギリギリ晴れという中途半端みたいな天気の時にクラスメイツのやつが話しかけてきた。
八割くらい雲に覆われてるくせに、天気予報的には晴れらしい。八割は雲なのに、残り二割のせいで晴れ扱いになるのかよ。どういう基準だよ。
「お前変人だよな」
え⁉おっかしいなぁ。俺は、真っ白で純粋無害な優しい人なのになぁ。
「どこが?」
「え…?全部?」
さすがに嘘だろ⁉
「御冗談がお得意なようで」
「あ、ほんとだから。ところどころお前きもいときあるからな。」
前言撤回。陰キャであたおかで非モテの非リアでクリぼっちで童貞で彼女いない歴=年齢で変人なニートで引きこもりは、俺の大好きな人たちだ。
──てか、俺って、時々きもくなるのか…
マジかい。マジなのかよ……(げんなり)
ショック過ぎて2回繰り返してしまった。
「お前ら、考えてきたかー」
うるせーな。あ、マイティーチャー──俺の先生──だったわ。
実は、今日は委員会を決める日だったりする。
俺は生徒会どころか委員会や部活もやりたくない。何故かって?面倒だからなんてありふれた理由じゃない。ただ、青春っぽいからだ!面倒くさいというのもあるかもしれないが、青春っぽいていうのがなんかやだ。(´・д・`)
俺が、陰キャであたおかで非モテの非リアでクリぼっちで童貞で彼女いない歴=年齢で変人なニートで引きこもりだから、青春っぽいのは嫌。まあ、俺が勝手に青春っぽいって思っているだけなんだけどな。
うん?てか待てよ…?いま、俺のクラスメイツは、俺のことをきもいって言っていたが、ほんとにそうなのだろうか。素直に受け取りすぎなんじゃないか、俺。
「なあ、俺ってそんなにきしょい?」
「いや、きしょいというよりかは、きもいって感じだな」
「何が違うねん」
「きしょいっていうのは、気色悪いっていうのを略してて、キモいっていうのは、気持ち悪いっていうのを略してるから、そこが違うんじゃない?」
「そんな真面目に答えてほしくなかったわ」
おいおい俺のクラスメイツまじか。ノリっていうのが分からないのか…?いや待てよ。あえて真面目に答えることによって逆に笑いを取ろうとしているのでは?
「ハハハ、お前のギャグは面白いな」
「え…急にどうしたん?引くわー」
この野郎…後で覚えておけよ。今、俺の拳が震えているのに気づいていないのか?
こんなしょうもないことに付き合っている暇はない。俺は、真面目ちゃんだから。生徒会とか絶対は入れないけど。委員会は、生徒会、美化委員会、風紀委員会、図書委員会、保健委員会、放送委員会、等々。学校祭実行委員会なんていう、期間限定の委員会もあるそうだ。委員会に入ると調査書に書かれるから、入っておいたほうがいいもんな。期間限定だしやること少ない一番楽そうな、学校祭実行委員会に入ろう!
「おい七峰、お前は何に入る?」
七峰とは、俺の友達Bだったりする。
「自分は、図書委員になろうかな」
七峰──一人称は自分──の入る図書委員会は人気ランキング第二位ぐらいにいそうな委員会だもんな。人気ランキングは、俺の入りたい順。
「一緒に学年祭実行委員会に入ろうぜ?七峰」
「いや、俺は図書委員会に入る」
こいつ…頑なだな。待てよ、頑なに図書委員会に入ろうとするのは、何か理由あってのこと。まさか!こいつは、俺意外にしゃべれる友達がいなくて、俺にそのことを悟られないようにするために、図書委員会に入りたいのではないか?こいつは、だいたい俺と一緒にいるし、きっとそうに違いない!
「可愛いやつだな」
「自分は男なんだけど…」
「そういう意味の可愛いじゃねえよ」
こいつ、逃げやがったな。俺が天才聡明だから、ばれてしまって恥ずかしいのか。仕方のないやつめ。
おい待て。学校祭実行委員会埋まってるんだが。ふざけんなよ、マジで。わざわざ埋まっているところに行って、じゃんけんか投票か知らんけど、負けて余りものの委員会行きたくねえよ。仕方ない。俺も七峰と一緒の図書委員会にするか。
「みんな、どこに入りたいか書いたね?」
ふう。風紀委員会に誰も入ってなくて草。そして、学校祭実行委員会に人集まりすぎじゃね?昔の渋谷のハロウィンかよ。保健委員会はぴったりで、放送が定員オーバーで、美化が人数足りないのね。図書は…お前ら残念だったなあ!俺は、運の女神に好かれているようだ!図書委員会も定員ぴったりだぜ!
そんなこんなで、委員会が決まった。あの後いろいろあったらしいけど、俺は何も覚えてない。いやだって、すぐに決まったんだもん。そのあとのことなんか興味ないじゃん?だから仕方ないよ。
「これからよろしくな、石波」
そう、俺の苗字は石波なんだ!キランッ( •̀ ω •́ )✧
「これからもよろしくな、七峰」
「結局、お前も自分と一緒にしたのかよ」
「そ、そ、そんなことはあ、ありませんぞ」
「そんなわかりやすい動揺の仕方ある?」
「ど、動揺なんか」
「噛んでるし、口調もおかしくなってるよ」
「くっ、こいつは強い」
「ありがとう、君が哀れに見えてきた」
くそ、俺も逃げなければ。
「分かれ道だ」
「今日は、君とサヨナラみたいだね」
「じゃあ、俺はこっちだから」
「じゃあな」
「おう」
家着いた。部屋着いた。ゲームしよかな。
おい、1時間以上たったぞ。誰も俺の部屋来ねえのかよ!って、俺一人っ子だったわ。優しい姉ちゃんとか不器用だけど俺のことを思ってくれてる姉ちゃんとかは、物語の中だけだもんな。そりゃ誰も来ないわな。彼女もいないし…。悲しくなってきた、またゲームでもしようかな。
足音がする。上ってきてるなあ、おい。俺の部屋2階やっと誰かが俺の部屋に来た。もしや神か?
「飯出来たってよ」
俺の姉ちゃんだったわ。完全に忘れてた…。神様が来てくれたらよかったのに…あ、冗談です、嘘です、許して。ごめんなす。
「聞いてる?」
「お、うん」
リビング、それは家族が集まるところ。そして、今は晩飯時。つまるところ、家族全員いるってわけだ。俺意外全員集まってた。両親に姉、なんとびっくり妹も!いや妹もいたのかよ…
「お兄ちゃん、遅い」
「へいへい」
ちなみに、俺の妹は可愛いなんてもんじゃない。だって、俺の一つ下だぜ?これが、もっと小さくて幼かったら、喜びで失禁&失神してたわ。
「今日の晩御飯何?」
「今日は和ね」
「和?わ、わ~」
「「おもんない」」
姉と妹に言われてしまった。しかも、言った瞬間にすぐ、だぜ?警備会社もびっくり!俺の心に来るぜ!
「ひどくない?マイペヤレンツからもなんか言ってやってくださいよ」
「おかしなこと言ってないで、早く食べなさい」
「お父さんもそう思う」
この野郎…!何が『お父さんもそう思う』じゃァ!逃げやがって!たとえ俺の家族が男二の女三で男の立場が弱いとしても、その対応はないだろうがよッ!
なんで男の立場が弱いかの理由を説明しようとすると、お父さんの性格が絡んでくる。ただでさえ、俺の家族は女のほうが人数が多いというのに、父の気弱さと姉と妹の気の強さが相まって男の発言権はないに等しい。マジ、何してくれてんだよ父ちゃん‼
「ごちそうさま」
やっと食い終わったわ。早くこの地獄の空間から抜け出したい。
もう、家族内での女尊男卑とかいう嫌なこと思い出した。ゲームして気ィまぎらわそ。
まだまだいくぜ、これからだーーーーー!!!!!!




