第十三話 僕は新人を鍛えたい
予約投稿すると結構楽ですね。だって投稿した日バレないし、時間までに出せれば例え一日書かなくても間に合うもんね!
と言いたかった私ですが、19:00を過ぎたため、火曜日投稿できませんでした(´・ω・`)
僕のうっかりミスにより、ピアナラが勝利してしまい、フルファンテに入ることとなった。
このことについて言及しようとみんなが迫ってしまったがどうしてだろう、突然みんな何も言わなくなった。どうしてだろうなぁ〜父と母がにっこりしただけなのに〜
とりあえずピアナラが勝負に勝ったことにより、フルファンテに入ることとなったのだが、彼女は飽き足らず、フェルメッツァやネピアとも戦った。彼女はどっちの勝負にも負けてたけど。それでも彼女は自分の得意を押し付けるように上手く戦っていた。
「さて本題に入るが...」
イモさんがその言葉を発し、会議が始まった。
途中寝てしまい会話は聞きそびれたが、まとまったのはオリジンの言っていた「ラフィアン」の位置の特定、可能な限りのメンバーの特定、そして、メンバー同士の連携だ。
メンバー同士の連携は、仕事がない日に合流して合同で訓練を行ったり、仕事での連携を行うことでやるとのことだ。
ラフィアンについては場所、人数すら分からないので今急いで調べることじゃない。
とりあえず話がまとまった。これで終わりなんだけど......なんか忘れてる気がする。
そう思った時、
「ちょっと待ったー!!」
というガイアの声が聞こえた。そしてその時、僕は思い出した。
ガイアの言っていた北部での会議開催についてを!
そうして北部での話へと変わったが、みんな「そんなこと知るか」という理由で反対し、15対1で北部での会議開催は反対された。
そうして全員解散となったのだが、時間がまだ昼ということと、仕事が1つもないということで、連携してそこら辺の魔物を狩るついでの連携の強化をすることとなった。
全員で行動すればここにいる強めの魔物でもそこら辺の弱い魔物と同等になってしまうため、4つにグループ分けした。
Aグループはフェルメッツァ、ネビア、ソリチューナ、リセルカ
Bグループはクレミシ、サキット、アルコ、ケイン
Cグループはガイア、コレンテ、マナテ、イモさん
Dグループはピアナラ、僕、父、母
という分け方になった。くじ引きで決めたんだけど、父と母が僕のグループにいることに違和感しか感じないが、そんなことを言ったら、間違いなくボッコボコにされるのでやめておこう。
夕方にここへ戻り解散ということになり、もしものためにリセルカが作った救難信号を出す魔道具を一人ずつ持つこととなった。
準備が整ったので、それぞれの方向へ向かい、魔物を狩ることとなった。
しばらく歩くと、
「あ!これ薬草だ!」
とピアナラが草むらの方へ向かった。僕には全部同じ草に見えないんですが。
彼女にそこら辺の草との違いを聞くと、
「ほら見て。葉の形が違うでしょ。」
と言われたけど、手のひらに乗っけられて比較してやっとわかるほど遠くからは緑しか見えない。彼女はホーグル家以上に目がいいのか……!?
結構時間が経ったのだが、普通にフルファンテの支部が見える。全然移動してない。原因はそう、彼女だ!
「あのー……今回の目的って魔物を狩ることによる連携強化が目的では……?」
「そうだっけ?」
僕は薬草に夢中になりしゃがんでいる彼女に目的の再確認を行ったが、彼女は僕から目をそらすどころか全身を別の方向へそらし、「そんなこと知りませんよ」と言わんばかりに薬草を見ている。……らしい。
「ねぇ、その草ってさっき僕に薬草と普通の草の違いを見せた時の草じゃない?」
流石に何度も見ているから分かる。僕は彼女に問いかけたが、彼女は焦り、しゃがみながら少しずつ遠くへ離れていった。勿論、僕もしゃがんで追いかける。
「どうして魔物討伐しないの?」
「だって……!」
「だって?」
「だってアタシ、お外出たの初めてだもん……!」
「え」
「い、いや今までお外出たことないというより、家の敷地から出たことないんだ!それでお外の知識が分からないから、家にあった本から様々な知識を得て見ていたんだ……!さっきの喋り方も、どう話せばいいか分からなくって家にあった物語の主人公の口調を真似ただけなんだ……」
「え」
「え、いやだから」
「え」
僕は驚いた。いやかなり驚いた。口調も荒くってオリジンを倒す気満々だった彼女が今や「薬草」といってそこら辺の草を鑑賞して、話し方も分からなくって物語から話し方を引用したり……なんか逆にすごいな……。
「オリジン倒す気持ちだけは本当?」
「うん。そうだよ」
オリジン倒す気持ちも、少しだけホンワカしたものになってしまった。
「とりあえず……魔物倒しに行こう?」
「嫌!」
「行こう?」
「いーや!!」
「行こうって」
「イーヤーだぁ!!!」
ピアナラは駄々をこねた。僕がこの状況を戻すのは無理そうなので、父と母に頼もうとしたが、2人とも何故かニコニコしてこちらを見ている。ちょっと怖いので無理やりにでも連れてかないと。
「はーい。行きますよー。」
「嫌ああぁぁ!!!」
彼女は半泣きした。ただ持ち上げただけなのに。仮にも僕より年上でしょ?多分、姉と同じくらいの年だよね?
ここで立ち止まっているのもあれなので、気を取り直して彼女を強制的に運び、魔物を探し始める。
さっきよりもスムーズに移動でき、魔物もすぐに見つかった。その魔物は丸っぽい形をした毛玉のような魔物で、名前は分からないが、とにかく可愛い。
可愛いにしろ、可愛くないにしろ、魔物を狩るのには変わりないので、戦闘態勢に入ろうと、彼女を降ろすと
「嫌ああぁぁ!!!魔物怖いいぃぃ!!!」
とギャン泣きした。仮にもオリジンを倒すんでしょ?しかもあの魔物可愛い方でしょ?
そんな感じの言葉で彼女に詰め寄ったら、納得したのか、泣き止み、戦闘態勢に入ったのだが……
「よし、やるぞ。」
何で?
僕には分からない。この感情の変化がフルファンテに入った影響なのか、彼女が怖さを和らげるためなのか。
そう思考を巡らせていると、気づいたら毛玉のようなモンスターはピアナラの魔法によって串刺しになっていた。
「ッシャアァァ!!」
さっき悲鳴を上げていたとは思えないくらい変わっている。声も。話し方も。もう彼女がコレンテやイモさん以上に感情の変化が激しいことに気付いてしまった。父も母もこの変わり具合を見てなのか、少しガッカリしている。
とは言っても魔物を倒しきると、さっきみたいに怖がり始めるので、移動するときも僕が持ち上げて運ばなければならない。
しばらく魔物を倒し続け連携もうまくとれるようになり、ピアナラも魔物に対する恐怖心が少し和らいだ。1つ気になることと言えば、彼女が僕を利用していること。
彼女は魔物に少し慣れたので、普通に歩ける……はずなのだが突然泣き出し、僕が運ばないといけない状況を作る。そして僕が運び始めた時に少しの笑みを浮かべながら泣き止み僕に運ばれる。かと言って僕が彼女を降ろすとまた泣き出す。その繰り返しだ。
そんな感じで更に魔物を狩り続け夕方になりフルファンテ支部に戻ろうとしたとき、赤色の光、つまりAグループからの救難信号が見えた。
僕たちは急いで光った方向へ走るのだが、僕の足が速いということもあり、僕だけグループから抜けて先に向かうことになった。
そしてそこに着くとそこには1匹の巨大な黒に身を包まれたドラゴンとリセルカ以外の3人が戦っている。リセルカは戦うのに向いていないため、物陰に隠れている。そこに僕が入り込みどういう状況かを聞いた。するとリセルカは、
「あのドラゴン、『ラフィアン』を名乗っていた。しかもカダベレスカルの時みたいに超過種を複数持っている。だから救難信号を飛ばしてみんな呼んだ。」
ドラゴンは本に知能がかなり高い魔物と記されていた。カダベレスカルの知能が高いとしてもそれをはるかに凌駕するような知能と力を持っている。それに加えて今回は本に書いていた普通のドラゴンの大きさは10~20メートルなのに対してこのドラゴンは40、いやもっとあるかもしれない。それくらい大きい。マナテのテイムしていた紅蓮龍のボルちゃんでも30メートル程だったはず。つまり七龍と同等またはそれ以上の力を持っているかもしれないドラゴンが目の前にいるということだ。そして、ここから逃げても対処するのは最終的にフルファンテへと来るはずなので今ここで戦わないといけない。
最初ピアナラを強気な人にしようと思ったんですが物語を進めるときに、ホンワカした印象を付ける文が入ったので。変えました。あと前言っていたドラゴンを入れるというシーンをここに移せて、少しほっとしました。
これからも、どんどん書いていけるかは分かりませんがどんどん書いていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。




