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第九話 僕は喧嘩を見たくない

 3連休頑張って書くと言いましたが、何でなんでしょうか。休日に限って予定が多いのは。空き時間に書いているには書いているんですが、間隔が開いてしまうと、書く気になりにくかったり、話しの展開を忘れたりしてしまうんですよね。頑張って今日と明日、それぞれ1話は必ず出していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 オリジンのことについて3日後、とある場所で会議を行うと聞いたので、その場所についてを父に聞いた。父は地図を出し、モナーキア王国より南側にある国との間の平原地帯に指をさした。

「会議する場所はプラート平原の中央に位置するフルファンテの支部だ。ここならどこの国よりも遠くて、誰でも行けるんだ。」

 ということでここにいる全員でフルファンテの支部へ行くのだが、距離的に全員で行くには1日ほどかかるという。まぁ、北側で主に活動している人はもっとかかるんだけど。


 2日経った早朝の頃。僕たちはそれぞれの武器と食料を持って出発した。支部へ向かう道中に1つだけ仕事の依頼があったので、それをこなすついでに向かう。そのため少し急ぎ目に移動している。

 昼頃には仕事の依頼があった場所に来たのだが、そこには大量の魔物の死骸と氷があった。そう、仕事の内容はモンスター討伐だ。しかもただの魔物ではなく、ゴールドランクでかつ4人以上で討伐可能な魔物、アスタトウルフだ。この魔物は全身が白く、20匹以上を基本的な群れとしているが、今回はかなり多く、その上群れのボスの特徴である首元の灰色の毛が付いている個体が何匹もいる。つまり1つの群れをさらに束ね大きな群れを作るボスがいたということ。そのため、プラチナムランクに一度依頼として出したが、人数不足のため、フルファンテに仕事として回ってきたというわけだ。

 しかし、仕事としてくるのは本部だけじゃない。支部にだって来る。つまり他のメンバーがこなしたということ。その証拠に氷が残っている。

「来たかの。ガイア。」

 イモさんはそうメンバーの名を口にした。

「ああ、来たよ。…そうだイモさん。1つ言いたいことがある。」

「何じゃ?」

「………遠い。」

「え?もっかい言ってくれんか?」

「なんで遠いんだよ!!毎回毎回!!ずっと南側でやるから、行き来に毎回毎回3日もかかるんだ!!偶には北側でもやってくれ!!」

 ガイアは怒った。会議の場所が遠いことに。………まあ、言ってることは分からなくもない。会議が来るたび、計6日間をたった一回の会議に費やしてるもんね。

「わ…分かった。そのことも含めて話しておくとするからな。」

「絶対にな。」

 ガイアは睨んだ。きっとこのようなことを何度も口に出しているのかもしれない。でもイモさんが毎回忘れてしまう。だから念には念をという形で睨んだのだろう。


「ん?見慣れない顔がいるな。おいお前、なんて名前だ?」

 そう言って僕を指さした。そして僕が自己紹介を始めようとした途端

「ガイア君、この子はヴェントだ。私の可愛い息子さ。くれぐれも変な態度をとらないように。」

 父は僕が話すことを遮って僕の代わりに自己紹介をした。だが、父とガイアは知り合いなのか、父が話すと、ガイアは突然気を付けをし、早口になり

「ガイア・トリテイトでッス!!フルファンテ北部の支部で活動していまッス!!氷魔法使いでッス!!ネビアのクソのせいで支部に移されました!!」

「一言多いぞ。」

 ガイアの自己紹介にツッコみを入れるネビア。きっと仲がいいのだろう。知らんけど。

 気を取り直して支部へと向かう。……のだが、後ろでバチバチと言ってもおかしくないくらいに父とネビアとガイアが睨みあっている。今のところ静かだが、父化ネビアに何かを言われたのかは分からないがガイアが声をあげて

「だからお前らはあんな鬼に抵抗できないんだ!!」

 と言いながら母に向けて指をさす。

「僕ならあんな鬼に抵抗くらいできるさ!」

 そう言い放った時、ガイアが指さす方向には木しかなかった。つまり、母が移動したということ。

 それに気付いた父とネビアはガイアから離れる。

「ハッ!やっぱりお前らは腰抜けだな!!」

「「ガイア、お前と仲が悪いが今回だけ助言してやる。今すぐ土下座しろ。」」

ガイアの言葉に2人は助言を投げるがそんな言葉を信じるはずもなく、ガイアは調子に乗っていた。すると上空から大きな大きな太陽のような火球が出現した。その下には勿論、母がいる。

「ガイア、さよなら。」

 母はそう言い、火球を青色へと変えた。青へと変わった時、いつもののことだと無視していた団員が光が青になったことに気付いた途端、全員、何か強い魔物と戦うときかのように血眼になり、サキットやコレンテが全員を運び遠ざけ、フェルメッツァは土を固め壁を作り、クレミシも炎で壁を作った。


「フン!この程度の炎なんて、僕の氷で───え……」

 そう自慢げに語り氷を作り挑んだがそもそも炎が強すぎて氷が溶けてしまった。これを見ていた2人もやれやれと首を横に振り、みんながいるところへと逃げた。僕も逃げよっと。


 その後大規模な爆発が起こったがよく見ていないので分からない。ただ1つ言えることは、イモさんが高度な蘇生魔法でガイアを骨から戻してあげたくらいだ。怖ッ。

 ちなみにこのことを起こした本人は何事もなかったかのようにニコニコしている。……と言っても指摘したらさっきのガイアになるはずとみんなは考えているため、誰も口に出すことができない。きっと僕が言っても「イモさんが蘇生するから」と容赦なしに撃ってくるだろう。


 ガイアは蘇生された後、ずっと「さっきのは夢なんだ...」って小声でずっと言っている。

 しばらくして母が気づくと、「現実ということを教えてあげてもいいですよ?」と言いながら手に青い火を出している。ガイアを見るために母は後ろを見ていたため、表情が分からなかったが、母の顔を見たガイアは顔を真っ青にし、気を失った。

「はぁ...気絶しちゃった。誰か運んでくれるー?」

 と言いながら母はガイアをツンツンしている。

 ───と言っても誰も挙手しなかったためジャンケンで決めたのだが、負けたのは僕になったためガイアを運ぶことになった。

 僕は走って剣で斬る(叩く)為に足と腕を鍛えているがどうやら重いものを持つことにあまり慣れてないらしく、ガイアを運ぶのがおぶって運ぶとかではなく、引きずって運ぶことになってしまった。

 今度から重いものを持つことも頑張らなきゃな。



 しばらく歩いて行ったのだが、支部に着くことはなくそのまま夕方を迎えてしまった。その為近くにあった倒木の近くで野営することになった。

野営の準備……といってもそこら辺の木を集めて焚火を作るのではなく、リセルカが予め持ってきていた手作りの魔具があり、その魔具は魔力を少し注ぐだけで長時間火を出せるという優れものだ。これなら暖もとれるし、明かりもあるし、何より、火が消えてしまう心配が焚火よりも圧倒的に少ないうえ、手のひらサイズということもあり、かなり楽だ。

 これに似た魔具は色々売っているのを見たことがあるが、そのどれもが大きかったり、必要魔力が多かったり、火も安定しにくいものが多いのだ。それを考えると、リセルカの魔具を作る技術は相当なものだと言えるだろう。


 食事も終えたので、見張りを決め、寝る準備へと入る。見張りはネビア→サキット→父の順だ。どうしてこうなったのかというと、気づかれない間に近づかれていていざ攻撃するとき、味方を巻き込まないようにするためである。僕はそこまで疲れているわけじゃないけど、森に囲まれることによる木々の匂いや風の音、火の暖かさによって結構すぐに寝付いてしまった。


 眠りについてからしばらく経ち、意識が戻ると、何やら周りが騒がしい。目を擦りながら目覚めると、周りは夜だ。この時間帯の見張りであるサキットはとある方向に目線を向けていた。僕もそちらに目を向けると、そこは、月の方向だった。だが月明りの中にローブをまとった人型の何かがいたのだった。

 今回の話で、野営のことを少し書いたじゃないですか。そこで、木々の匂いとかなんたらいろいろ書いたんですが、キャンプ行きたーい!!ってなりましたね。

 と言ってもテントの組み立てはできないのですが。

 話を書いていると、今みたいに実際にやってみたいと感じるようになりましたが、たまにはそういう体験をしてみるのもいいかもしれませんね~。 出来るかは分かりませんが。

 これからも、話を書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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