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24話

 登校すると、エヴァンジェリン様の馬車とかちあった。二台の馬車が同時に車寄せに停められないので、どちらかが譲らなければならない。筆頭公爵マーリン公爵家の馬車と序列四位のノーザンフィールド公爵家の馬車、常識的に考えれば譲るのは家格の低いノーザンフィールド公爵家の馬車だ。けれどその馬車に乗っているのは他国とはいえ王女。中の人の身分としては明らかにこちらの方が高い。それを考えれば譲るのは向こうのほう。けれど王女である私はマーリン公爵家より家格の低い家に降嫁することが決まっているけど、エヴァンジェリン様は誰とも婚約していない。とりあえず、筆頭公爵令嬢のまま。なら、譲るべきは?

 いつまで経っても動かない。ベテランの御者でも判断がつかないのかも。このままでは埒があかない。早く教室に行きたいのに。玄関は目の前、学校の騎士も登校時間は門の外でも警備してるし、学校の敷地内で安全だし、いいよね。ここで降りちゃえ!自分で扉を開けて降りる。もちろん御者には一声かけたわよ。「ここで降りる」って。勝手に降りるんだから当たり前でしょ。

「ありがとう。帰りもよろしくね。」

降りた後、もう一度御者に声をかけて教室に行った。

 席について荷物の整理をしているとソフィア様が教室に入ってきた。

「殿下、おはようございます。

見てましたわ。あんなところで馬車を降りられるなんてビックリしましたわ。」

「いつまで経っても動かないし、時間の無駄かなって。私は大丈夫でも、後から使う人は遅刻しちゃうかもしれないし。もう、玄関は目の前。あの時間、学校の騎士も門の外の警備にあたってますし、校内ですもの。危険なことはありませんわ。」

 エルメニアの王都は比較的治安が良いとは言っても、貴族や裕福な家の子女を狙った誘拐などがないわけではない。聖白百合学園は貴族子女が通うので、そういう輩の標的になりやすい。門の前は渋滞が発生しやすく、止まっている馬車はよい標的だ。学園側もそれを承知しており、それなりの警備体制をしいている。だから、校内はもっと安全。

「そうですわね。校内ですものね。寮に入っている方はみんな歩いて登校しているし。混んでいる時は私もそうしよっと。」

ソフィア様はさも良いことを思いついたように言った。

 うーん、ソフィア様、それはちょっと、、、本来、貴族子女が歩いて移動するなど褒められた行為じゃないから。それに寮は敷地内に建っているし、渡り廊下で繋がってもいるもの。まったく状況がちがうから。私は帰ったらハンナにたっぷりと説教をされるに違いない。ソフィア様もご両親にお説教されても良いのならどうぞ。

 エヴァンジェリン様が取り巻きに囲まれて教室に入ってきた。私とあまり変わらない時間に校舎に入ったはずなのに、なんでこんなに遅いの?何かあったのかしら。

 エヴァンジェリン様は私の前に来た。泣きたいのを我慢しているような顔だけと、私に何の用かしら?先日、展覧会の見学のグループ分けをしたけど、違うグループだったし、おしゃべりのグループも違うし、私のことを嫌っているみたいでお互い不快な思いをしないように接触を避けているし、貴女だって憎々しげに私を見てるじゃない。ホント、何の用?

「申し訳ございません。王女である殿下に馬車から降りて歩かせるようなことをさせてしまって。」

そう言って、感情が抑えきれないみたいで泣き出した。取り巻きが慰めている。

 はあ?意味わかんない。車寄せのところに止まったままで、埒があかないから馬車を降りて歩いただけじゃない。たしかに貴族子女というか、王女には相応しくない行動だったけど、誰に強制されたわけでもなく、私が勝手にしたの。私がしたいからしたの。貴女にどうこう言われる筋合いはない!それに泣くくらいなら、あの時、譲りなさいよ。ホント、意味わかんない。以前、ナタリー様が「何考えているかわからない」って言ってたけど、本当にその通りだわ。

 とにかく、私は気にしていないということを伝えた方がいいわね。

「ほんの少し馬車からおりるのが早まっただけで、私はなんとも思ってませんから。」

言い方、間違った?更に激しく泣いている。なんで、そこまで泣くの?

 取り巻きが睨んでいる。

「王女という立場を利用してエヴァンジェリン様の評判が悪くなるようなことをなさるなんて!」

えー、この人、何言ってるの?

「エヴァンジェリン様の馬車が譲る前に馬車からおりて歩かれるなんて。」

「そうですわ。馬車の方向転換には時間がかかるというのに、まるで当てつけのように、少しの間も待たずに馬車を出られるなんて。」

口々に私の非を言い立てる。

「皆様、おやめになって。我が家の方が悪いんですもの。」

そう言ってさらに泣き出した。うわー、面倒くさ。

 これ、今朝の出来事を知らない人が見たら、私がエヴァンジェリン様をいじめて泣かせたみたいじゃないの。感じ悪い。

 エヴァンジェリン様は先生が教室に入ってもずっと泣き続けていた。感情のコントロールができないみたい。貴族令嬢として、それってどうなの?先生に泣いている理由を聞かれても首を横に振るだけ。取り巻きは私を睨んでくるし。王女に睨むってどうなの?まあ、私は問題を起こしたくないから知らんぷりするけど。だって、人脈を作りたいから編入した訳だから、揉め事なんてまっぴら。

 結局、エヴァンジェリン様は授業が始まっても泣き続け、途中で早退した。もう、訳がわかんない。「王女である私に馬車から降りて歩かせるようなことをさせてしまった」と後悔するなら最初から車寄せは譲ればいいと思うし、やっちゃったあとなら「申し訳ありません」と謝ればいいじゃないの。こっちも筆頭公爵のマーリン公爵家より家格の劣るノーザンフィールド公爵家の馬車で登校してるから、「王女が乗っているのがわからなかった」って言い訳しても通用する。そんな訳ないでしょ、と思うけど、両家とも揉め事を起こしたくないからその言い訳でおさめるに決まってる。そんなこともわかんないの?

 納得がいかないというか、腹が立ったままというか、下校までそんな面白くない気持ちのまま過ごした。

「殿下、今朝の車寄せのこと、気になさらない方が良いですよ。今迄自分が一番だったから、殿下が優先というのが我慢できなかったんだと思います。でも、結局自分が優先で使えたのになんで泣くんでしょう?」

「それは、玄関は目の前だったにしても、殿下に本来おりるべき場所でないところでおりて歩かせたからでしょ。泣き続けて早退までするのはちょっとひどいと思うけれど。それだけ心を痛めたということではないかしら。」

ソフィア様の疑問にデイジー様が答える。

「いくら心を痛めたといっても、それで早退なんて。そんなことされた殿下の方が心の負担になりそうだけど。」

ソフィア様がボソッと呟いた。

 お屋敷に帰るとケプラー子爵が来ていた。マーリン公爵とその子息も。今朝のことで家長であるマーリン公爵とエヴァンジェリン様の父親である公爵の子息が謝罪に来たらしい。

「いえ、私の方こそ。私の常識外れの行動にさぞ驚かれたことと思います。お気になさらぬようお伝えください。」

公爵とその子息は私が謝罪を受け入れたことに感謝の意を示して帰って行った。自分の孫、娘と同じ歳の小娘に謝罪し、それが受け入れられたことに感謝をするなんて、嫌なことに違いない。私が結婚しさえすれば、自分達の方が上なのに。

 玄関まで見送ったケプラー子爵が部屋に帰ってきた。

「殿下、いくらなんでも勝手に馬車からおりるのはおやめください。私達は殿下が合理的な判断をされる性格なことを知っていますからそのようなことをなさってもそこまで驚きませんが、他の人は殿下の性格など知らないので大変驚くでしょうし、ヴェストニア王家が殿下に淑女としての教育をしていなかったのか、殿下は理解できないのかと疑われてしまいます。

辺境伯もノーザンフィールド公爵も殿下の性格をご存知ですから今回のことも理解はされるでしょうが、望まれるかは別です。

それに、公爵のご息女であるマーリン公爵令嬢が王女である殿下に道を譲るのが本来ですが、殿下は馬車からおりて玄関まで歩かれた。傍目には『馬車からおりて歩かせてまで公爵令嬢が王女に道を譲らせた』とうつるわけです。公爵令嬢にとっては大変不名誉なことです。王太子殿下、将来のエルメニア国王陛下のお母上のご実家で筆頭公爵マーリン家と揉め事を起こすことは得策だとお思いですか?幸い公爵も子爵も笑ってすませてくださいましたが。」

ケプラー子爵の言うことはもっともで、反論のしようがない。

「反省してます。」

それ以外、言いようがない。

「なら、今後、このようなことはなさらないようにお願いします。」

そこまで厳しい顔で言って、ケプラー子爵は笑った。

「ヘルマン夫人、私がここまで言いましたから、お説教は無しにお願いしますよ。」

ハンナが苦笑しながら「かしこまりました」と返事をした。

 自室でお茶を飲む。何しろ帰宅したら謝罪のために公爵親子がお屋敷に来ており、お茶を飲む暇もなく、そちらに対応せざるを得なかったのだ。

「は〜、疲れちゃった。自分がしでかしたこととはいえ、こんなに大事になるとは思ってなかったわ。」

「殿下が町娘なら、あの対応で良かったのでしょうけど。

ケプラー子爵とお約束しましたからあまりうるさくは申しませんが、お元気で行動力がありすぎるのが殿下の長所であり、欠点です。辺境伯に降嫁なされば王族というしがらみからは解放されますが、今度は辺境伯夫人、公爵嫡男夫人という縛りがあります。また、元王族という縛りも。」

「ハンナの言う通りね。学校内の他の建物への移動は歩いているからって、私が考え無しだったわ。歩くという行為自体は一緒でも、別物なのね。

自分は悪くないのに評判を落とされるような真似をされれば、エヴァンジェリン様が泣いても仕方がないのかも。」

私はそう言って、お茶のおかわりを頼んだ。

 ロッテが二杯目を注いでくれる。

「殿下、災難でしたね。

たしかに泣くのは理解できないわけではないですけれど、ノーザンフィールド公爵家の馬車とはいえ、お乗りになっているのは殿下だとわかっているはずですよ。どうして譲らないのでしょう。御者は各家の紋章を知っているはずですし、毎日のことですからその馬車には誰が乗っているのかも知っているはずです。昨日今日から登校し始めた訳ではないのですから。ですから、あの時間、あの、学校内でノーザンフィールド公爵家の紋章のついた馬車に乗っているのは誰かわかっていたはずです。なのにどうして譲らなかったのでしょうか?普通なら譲ると思うんです。

それを譲らずに泣くだけでなく、泣き止まずに早退までするなんて、やりすぎですよ。」

そうだよね。結婚すれば格下になるとはいえ、今は未だ王女だもんね。「普通でない理由があったんでしょう。何かはわかんないけど。

それより、私の軽はずみな行動のせいで、エヴァンジェリン様の評判が落ちちゃったかもしれないし、御者はクビにされるかもしれないし。公爵親子は私みたいな小娘に頭を下げなきゃならないし。

本当にとんでもないことにしちゃったわ。」

反省しきり。

 私に譲らなかった「普通ではない理由」は私が嫌いだから、とか?でも、泣きすぎて早退はやりすぎだよね。

 夕食はギルベルト様だけでなく、グロリア様も一緒だった。

「貴族子女が通う聖白百合学園らしい出来事ですね。」

「門の外ならともかく、そんな状況になったら、私も馬車をおりて歩いて玄関まで行きますわ。その方が早いですもの。

いっそ、馬車通学禁止にすればいいのに。そうすれば、門の前の渋滞も車寄せにどちらが先かなんて問題も起こりませんもの。」

名案のように言うグロリア様。日常は違うことも多々あるでしょうけれど、貴族子女が通う聖白百合学園では「貴族子女は馬車で移動する」ということを守らないのはダメじゃないかしら?

 ギルベルト様と二人の夕食もいいけれど、他の人がいるのも二人の家にお客様をお迎えしたようで楽しかった。


 昨日、注文していた万年筆が届いた。ギルベルト様がお屋敷まで届けてくれた。

「こちらが殿下の万年筆です。」

灯台が描かれた少し太めの万年筆。細い方がオシャレだけど、少し太めの方が持ちやすく書きやすい。長時間使っていても疲れない。

 私としては学校に持っていって前のように壊れたらいけないと思ったのだけれど、ギルベルト様は学校でも使って欲しいみたい。

「学校に持って行くのは細い方がオシャレで女性には好まれるのでしょうが、学校にいる時も殿下と一緒にいたいです。」

そう、言われた。学校に持って行くしかない。

 二限目は先生がお休みで自習。監督の先生もいないので、割合無法地帯。おしゃべりしたり、勝手に席移動したり。さすがに教室からはでないけど、窓のところに椅子を持っていって外を見ている人もいる。課題提出があるので、真面目にやった方がいいですよ?私が出された課題を自分の席でやっていると、ソフィア様がやってきた。

「殿下、ここの問題ですけど。教え、、、

あ、その万年筆、新顔ですわね。」

目ざとくあの万年筆を見つけた。

 じっと万年筆を見ている。

「灯台、ですか?」

不思議そうに聞いてくる。灯台って、あまり女性向きのデザインではないよね。

「ええ、灯台です。」

そう答えるとギルベルト様の「いつも一緒にいる気がする」が脳内で再生される。その後、見送りの玄関で「寝る時、枕元に置いてもらえれば、一緒に寝ていることになりますね」と言われた!涼しい顔をして、あんなことを言うなんて!

 私だって、一緒に買った万年筆を使うことで一緒にいる気がするなら、枕元に置いたら一緒に寝ていることになっちゃうんじゃないかしら?とはチラッと思ったわよ。でも、本当に少し、チラッとよ。それを「殿下、ちょっと」と、内緒話があるように近づいて耳元で!

 私が真っ赤になったら、楽しそうに笑って、帰って行った。絶対、私の反応を見て楽しんでる!

 今、顔が真っ赤になってる。耳までなってるはず。

「殿下、どうなさったんです、ご気分でも?顔が真っ赤ですよ。大丈夫ですか?」

やっぱり赤くなってた。

 「殿下、やはり体調が?」と、ワラワラと人が集まってきた。なんで集まってくるの?課題をしなさいよ、課題を。これ、放課後に提出よ?私はほとんど済んでるからいいけど、貴女たち、ずっとおしゃべりしてたじゃないの。絶対、何もやってないでしょ。

 私の机の周りにくれば当然万年筆が目に入るわけで、、、「灯台?」と疑問を口にしている。

「分かりましたわ!」

その中の一人が声を出す。

「先日、殿下の万年筆が壊れたでしょ。だから婚約者の辺境伯がご自分のものを贈られたのですわ。」

集まった人はその意見に納得したようだった。

「ご自分の持っている物を贈られるなんて、仲がよろしいのね。」

「本当ですわ。今すぐ必要なのに、商会に注文していれば時間がかかりますもの。」

みんな好きなこと言ってる。それも嬉しそうに。自分がもらったわけでもないのに、何がそんなに嬉しそうなの?

 昼休憩、いつもは庭でおしゃべりをするんだけれど、課題が少し残っていたので教室で続きをしていたら、何故かおしゃべりグループ囲まれてた。

「殿下、その万年筆、辺境伯の物なのでしょう?万年筆は他の柄もあったでしょうに、どうして『灯台』を選ばれたの?」

ソフィア様に聞かれる。

「それは、その、ギルベルト様が、、、」

「殿下がその絵柄希望されたわけではないのですね。」

 私はソフィア様の巧みな尋問により、ギルベルト様がお揃いの万年筆を注文すると言ったのに、最終的には違う柄になったことを白状させられた。あのギルベルト様の描いたよくわからないデザイン画やいつも一緒にいる気がする、の発言は話さなかった。

 みんな首を捻っている。お揃いのはずが何故、船と灯台?海のデザインなら魚とか貝殻とか。

「あ!」

デイジー様が小さな声をあげて顔を赤くした。

「どうしたの、デイジー。なんで貴女まで顔が赤いの。」

「う、うん。なんでもない。」

デイジー様はそう言って、恥ずかしそうに下を向いた。

 ソフィア様がデイジー様に険しい顔を向ける。

「デイジー、もしかして、謎が解けたのね。早く言いなさいよ。みんな知りたいんだから。殿下だって、知りたいですよね。」

デイジー様は「あの、間違っていたらとても恥ずかしいんですけど」と言って万年筆の絵柄の解釈をしてくれた。

 その解釈は私にとって、とても嬉しものだった。

「絵柄は人物を表しているの。船は辺境伯、灯台は殿下。

船は大海原に乗り出すけど、必ず港に帰ってくる。港には夜や霧でも迷わないように灯台があるでしょ。

だから、辺境伯にとって殿下は闇の中の道標で必ず帰ってくる場所ってことじゃないかと。」

そう言って、下を向いた。赤くなっている。

 うん、そんな解説をするのは恥ずかしいわね。でも、そんな解説をされた私も恥ずかしいわ。それもみんなの前で。みんなの前になったのは、「私が意味がわかったのなら早く知りたい」と言ったからなんだけど。デイジー様は放課後にでもと気を遣ってくれたのに。

 マクミラン商会の息子の「そうきましたか」は意味が判っていたからなのね。あの奇妙なデザイン、あれも今デイジー様が解説してくれたような意味だったのかしら?

 周りの令嬢はキャーキャー言ってる。

「まあ、殿下、辺境伯に愛されてますわね。」

「恋愛小説みたいにロマンティックですわ。羨ましい。」

みんな、言いたい放題。

 うう、恥ずかしくていたたまれない。そんな時、強い視線を感じた。そちらの方を見ると、エヴァンジェリン様。すごい、殺されそうな視線。一瞬だけど目が合っちゃった。うるさかったよね。

「あの、私達のおしゃべりが課題をしている方の邪魔になっているのでは?」

「あ、私も課題が残ってたわ。」

ソフィア様や他の令嬢も慌てて自分の席に戻っていった。

 デイジー様が「エヴァンジェリン様に睨まれちゃいましたね」と言って、肩をすくめた。えー、アレを「睨む」で済ますの?私には視線で殺されそうに思ったけど。まあ、主観の相違ということで。

 放課後、エヴァンジェリン様とすれ違う時に「随分とギルベルト様に気を使わせているのですね」と言われた。私が苦手に思っているように、向こうは私が嫌いなんだろうな。筆頭公爵家の令嬢だから、せめて嫌われるのは避けたかったな。

エヴァンジェリンは正確にはマーリン公爵の孫娘。子爵令嬢とする方が良いのか公爵令嬢でよいのかわからなかったので、公爵令嬢としました。

いい加減で申し訳ありません。

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