表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ストロングなアイツ!

北風とストロングゼロ

作者: Kei.ThaWest

 北風とストロングゼロはいつも喧嘩ばかりしていました。その日もどちらがより強いか口論になり、


「それじゃあ、あの通行人の男性の着物を脱がせることが出来た方が勝ちということにしようじゃないか」


 ストロングゼロが提案しました。


「よし、わかった」


 北風が初めに、男性に向かいびゅーっと強く風を吹きました。


「うぅ~寒い!」


 男性は震え上がって着物をしっかり押さえ付けてしまいます。


「ダメかぁ」


 北風はガッカリしました。


「次は僕の番だ」


 ストロングゼロは男性にストロングゼロ500ml缶を渡しました。


「ごくごく、ごっくん!」


 男性は一息でストロングゼロを飲み干すと、


「あぁ~、酔いが回って暑いなぁ」


 と言って服を脱ぎ始めます。


「あぁ~、暑い、暑い!」


 とうとう男性は全裸になってしまいました。そして、公然わいせつ罪で警察署まで連行されてしまったのでした。


(人生)おしまい。

教訓:人に頼みごとをする時には無理強いしてはいけません。ストロングゼロを渡しましょう。相手の気持ちに立って考えることがとても大切ですね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  北風とストロングゼロはいつも喧嘩ばかりしていました。←ブフォ
[一言] この男性は暑いから脱いだのではなく、酔っぱらったから脱いだのでしょう。つまり、これが太陽に置き換われば全裸になることはなかったハズなので、こんなことにはならなかった!
[良い点] 純粋に面白い(笑) [一言] こんばんは。 ふとんねこさんの活動報告であった『レビュー』から辿って来ました。 純文学は少々苦手としてますので自分には敷居の高い作品だと感じましたが、こっちは…
2020/02/01 00:07 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ