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桜舞う図書館 エレウシスオンライン番外編 (短編:無銘の物語)

 桜舞う季節、再びこの図書館を訪れた。 

 中に足を踏み入れる。 内装に変化ないが、玉耀の姿は見えない。 その代わりに見慣れない人物が木造の机に突っ伏していた。



「おっそぉーい。」



 その女性は酒気を帯びていて、なんとも近寄り難い。 彼女を避けるようにして、今回読む本の散策に入る事にした。



「ちょっとそこのアンタ、アンタよ!」



 やはり無駄だったようだ。 仕方ないので、返事をして振り返る。



「アンタ誰よ? 人間が何しにきたわけ?」



 自分はここの常連だと言うと、たいそう驚いた表情を見せた。 そして数秒も立たないうちに机を叩きながら大爆笑し始めた。



「アハハッ! 嘘でしょ? ここの常連って今まで誰も客が来ない図書館に――アハハ!」



 酔っ払い女は涙を流しながら笑い続けていた。

 相手の求めるべき解答は済ませたので、散策活動へと戻る。



「はぁ、なんなら私がお話してあげましょうか? 私と 保名(やすな)様の馴れ初めの話を――」



 丁重にお断りする。 そんな惚気話は求めていない。



「生意気な人間ね! ならその手前の本にでもすれば?」



 手前……?

 やけに薄い本を手に取る、比較的最近の物なのか表紙が綺麗だ。



「その本は死者の強い念を感じるわ。 楽しいお話が読めるかもね。」



 別な意味で不安になった。 とりあえずはこのタイトルの無い本を開く。



―――


――




「さあ、行きましょう加奈子」


「ゆりねぇ……?」


 先程までダメージにより動けなかったvアルマ姫vが、光に包まれて空へと昇っていく。

 しかし、一人だけ塔に残っている雪がいた。雪はその場から動かず佇んでいる。

 雪は私達が光となったの方角を見上げると、笑顔で手を振る。

 しかし、その笑顔でも瞳から流れる涙は隠せなかった。


 ―――私も片手では加奈子の手を握りながら、もう片方の手で笑顔で雪ちゃんに手を振り替えした。

 そう、彼女と、雪ちゃんと同様に涙を流しながら……



――西暦2677年07月10日――



 次々と圧縮空気が抜けるかのような機械の動作音が幾重にも鳴り響く。

 人々は新世界――いや、元の世界と言った方が正しいのだろうか。 ついに悲願であった現実への帰還の刻を遂げていく。

 選定の塔でのエレウシスの儀式が成功し、仮想現実世界での選定の塔に居た人々の霊基(たましい)(電子化された魂の意)と、霊基崩壊していた人々の霊基が復元され、元々魂から霊基への変換に使われたカプセルの中へと還元される。

 そう、現実世界へ還りを遂げたのだ。現実世界の魂の器、肉体へと・・・。

 聞こえてくる機械の動作音がどんどん大きくなってくる。 それは自分の現実世界への帰還の刻が近づいているサインでもある。



「んっ……」



 意識はまだ幾らか朦朧として、半分夢の中、半分現実世界に居るような、そんな状態。 まだとても眠いので、音が聞こえてくるけどこうして目を閉じている。

 現実世界へ戻れる事になった経緯は、あらかた加奈子から聞いている。 素直に現実世界へと加奈子と共に還れたことは喜ぶべきなのだろうけど、私には一つだけ、とても大きな心残りがある。

 

 ――そう、雪のことだ。


 仮想現実世界での私は、何度も霊基崩壊を起こした。 プロジェクト箱舟からの解放による影響なのか、仮想現実世界で自分に起きたこと総てがはっきりと記憶として思い出せる。 幾らか私以外の視点での記憶も混じっているようだけど。

 霊基崩壊の度に雪、マザー01による霊基初期化が行われ再生を繰り返した。記憶も消えているはずなのに運命的と言って良いほど彼女と再開し、普段通りの日常生活を営む日々。 そして最後は霊基崩壊を迎える。

 その繰り返しを経て、最終的には雪にも為す術なく霊基崩壊したままになったのだ。 加奈子と、そして雪を残して……

 霊基状態とはいえ霊基崩壊――即ち魂が消滅してしまえば、その後は真っ暗で何も見えず、何も聞こえてこないはず。 意識、いや存在すらないはずなのではないのだろうかという疑問もあるが、実際あの仮想現実空間に於いてはそうではなかった。

 様々な解釈はあるが、教義として一般的には死者の御霊は黄泉比良坂よもつひらさかを下り、根之堅洲國ねのかたすくに、即ち黄泉國よみのくにへと向かうことになる。

 極一部の例外として高天原たかまがはらへ昇る者、その地に留まり続ける者、怪異の類になる者などが居ることも理解しているし、その実例も私は識っている。

 別の解釈では、死者の霊魂は大きな霊魂の塊の一部となり、輪廻転生の刻を待つというものもある。 私の識る限りでは黄泉國へ向かうというより、こちらの方が正しいような気もするけれど。

 

 それはさておき、事実として仮想現実空間で霊基崩壊を起こした私は、後者の霊魂の塊のような、大きな光の球の一部となって"ある刻"が来るまで目覚めないような状態で眠っていた。 その時は、普段と同じように寝ているような感覚さえしていた。

 霊基初期化が行われる度に私はその光の球の中から取り出され、そしてまた崩壊後は光の球の一部に戻ることを繰り返した。

 最終的には霊基崩壊したままの状態になり、しばらくその中に居たようなのだけれど。

 そしてその"ある刻"、エレウシスの儀式が遂げられた時に、大きな光の球から多くの人々の魂が別れ出して、私も私として浮き上がり、加奈子と手を取り合いながら空へと――そう、現実世界への帰途についたのだった。



『雪ちゃん――貴女はあの世界に残ってしまった。 お互い笑顔で手を振りながら別れたとは言え、貴女の流していた涙は、私にもちゃんと見えていたよ……』



 ――七々(ななせ) 結梨子(ゆりこ)――

 そう、それが私の名前。 この現実世界でも、仮想現実世界でも変わらない、私の名前。

 私はプロジェクト箱舟アークの初期実験段階で霊基化された一人。

 当時の私は病弱で、あとどれくらい命のともしびが点っているのか、最早秒読み段階と言ってもよかった。 それ故に優先的にプロジェクト箱舟の被験者として選ばれ、実験初期段階で霊基化された。

 そして仮想現実世界と、エレウシス・オンラインでの日々を過ごした。

 

 楽しい日々。

 雪ちゃんとの日々。

 加奈子との日々。

 皆や青空教室での日々……


 幾度にも亘る死と再生、その繰り返し。 雪ちゃんが何度も何度も助けてくれたけど、結局私は保たず最終的に死んでしまった。

 でも、私は今こうしてここに居る。


 加奈子はどうしているのだろう?

 雪ちゃんは結局どうなってしまたのだろう?

 雪ちゃんともう一度、叶うことなら貴女とまた何度でも巡り逢う運命なら私は――


 加奈子はもう私より先に目覚めたのか? それとも私より後なのか? おやしろは、家は大丈夫なのか?

 ―――そう色々と考えているうちに、機械の動作音がより自分の近くで鳴り響くようになってくる。 音がどんどんと近づき、いよいよ私のカプセルの扉が開いた―――

 

 ひやりと伝わってくる空気が肌に触れ、まだもう少し目を閉じていたかったが、少々寒いので起きないと体調を崩しかねない。



 『起き上がろう……』



 ゆっくりと目を開き、両腕を顔の上に掲げ、両手を握ったり開いたり、足を軽くぱたぱたと動かしたりしてみる。



 『目に見える両手、手足の感覚、動き、冷たい空気の感覚――本当に戻って来た?』



 幾らかぎこちない気もするが、間違いなく自分の身体だ。 全裸だけど私の身体だ・・・。

 


『すっぽんぽんだから流石に何か着ないとね。 他の人に見られたら恥ずかしいし――でも、衣類はどこにあるんだろう?』



 少々空気が新品の冷蔵庫の中のような臭いがするが、我慢して何度か深呼吸をする。 そうすると突然カプセル内のスピーカから、電子合成音声でアナウンスが流れた。

 


「オハヨウ――ザザッ――マス。 ナナ――リコさん。 ライフステータス総て正常。本日は西暦ニセ――ザザッ――ピャクナナジュウナ――七月十日(2X77/07/10)、火曜日。現在時刻は24時制で09:38でス。お召し物ナドは横の保管ボックスにありマす」



 突然のアナウンスに少々驚いた私は、丁寧にお礼を言ってしまった。

 


「こ、これはご丁寧にありがとうございます。」


「イえいエ、どうイタシましテ」


『音声応答機能が付いてる? 加奈子のことを聞けば状況が判るかもしれない』


「そういえば加奈子は――妹の七々瀬 加奈子はもう起きているのですか?」


「お待ちくだサい――全カプセル照合……確認。 加奈子さんも、モウ間もなクお目覚めの予定でス。 番号ハ『るの11番』でス」


「ご親切に、ありがとうございます」


「イえいエ、どうイタシましテ。オ風邪をひかレる前にお召シ物ヲどうぞ」


「は、はい……」



 そう言われてゆっくりと上半身だけ起き上がり、腰の横にある保管ボックスを開いて中身を確認する―――

 中から出てきたのは、霊基化時に着ていた病院着ではなく、社紋入り風呂式に包まれた肌襦袢、裾除け、長襦袢、白衣びゃくえ、行燈緋袴、千早、掛襟、腰帯、白足袋に草履の巫女装束一式、私の眼鏡。 それと少々大きめのリュックサック、キャップ形の顎帯付き帽子(戦闘帽形の略帽)、靴下と半長靴、つり下げベルト付きの短剣、折り畳み伸縮スコップ、そして睡蓮の葉に書かれた手紙と、封筒に入った手紙が一つづつ。



「えぇー! ここに戻って来て早速出てきたのが巫女装束ですかっ!? というか私が入棟する時に着ていた服は一体どこへ!?」



 出てきたものが想定外過ぎて思わず声を大にしてそう言ってしまった。

 とりあえず眼鏡を掛け、他にも出てきたものをよくよく見てみると、短剣は曾祖父がかつて佩用していたもので、見覚えがある。 半長靴と短剣が出てきたのは、まあ道中気を付けなさいってことなんだろうと解釈する。 恐らくこれらは、霊基化せずに神社に残った家族が後になって入れたものなのだろう。



 「それにしても、まさか復帰初っぱなからこの服とは。 まあ普段着といえば普段着ではあるんだけど、これからの行く先で大丈夫なのかしら?

 実用性云々はさておき、残った家族皆からの思い遣りなのかもね…… ここで正絹製の一式が入ってなかったのは救いといえば救いだけれど」



 残った家族に思いを馳せ少々涙ぐみながら、とりあえずカプセルから降りていそいそと肌襦袢と裾除け、長襦袢を着、巫女装束を身に纏い、千早にも袖を通す。

 懐かしい感触だ。半長靴を履くことになるだろうから、足袋ではなく靴下を履いた。

 そして残った二通の手紙に目をやり、まず封筒の封を切ると家族からの手紙だった。 内容は私が霊基化されてから人類滅亡直前までのこと、復活後は加奈子と共にお社のことはいいから生きることを頑張るようにとのこと、短剣は曾お爺さまからのお守りだということ等々だった。 それと、残った家族全員一人一人から私宛の一言。

 肝心の何故巫女装束が入っているのかについては一言も触れられていなかったが、数多の思い遣りが籠もっていることは確実に伝わってきた。 ラミネート処理された家族全員での記念写真も入っている。



 「みんな・・・ありがとう・・・」



 次に睡蓮の葉の手紙に目をやる。



『無事のお還り、鎮守の杜のあの場所にてお待ち申し上げてをります。 結梨子殿 瑠璃香』



 と書かれ、長い金色の毛が巻かれた状態で小さい切り込みに挟まれていた。

 『瑠璃香』、その名前には覚えがある。 私の古い、最も信頼できる親友だ。

 


「瑠璃香ちゃんもわざわざお手紙入れてくれたのね。 それもうちの家族にばれないようにこっそりと(苦笑)」



 二通の手紙を読み、皆からの思い遣りに更に涙の量が増してくる。 でもここで泣くわけにはいかない。 絶対に帰らなければいけないと決めたから―――


 最後に、リュックサックの中身を検める。

 中に綺麗に納められていたのは、ハンカチ、タオル数枚、ポケットティッシュとナプキン数個づつ、ヘアピンセット、鉛筆とB6サイズのメモ帳、コンパス、折り畳み地図、近所にあったスーパーのビニール袋が折畳まれて数枚、ゼンマイ式懐中時計、虫眼鏡、小型裁縫セット、カップ付き水筒、ビニルシート、携帯用小型折り畳み椅子、そして私が何度も何度も読み返していた小説が一冊。 栞にはお婆さまの趣味だった押し花の栞が、染井吉野と八重桜の二つ挟まれている。



 「これ荷造りしてくれたのは、絶対にお婆さまとお母さまね。ありがとう。」



 一通り荷物の確認を終えた私は、リュックサックに手紙と写真、ビニール袋に足袋と草履を入れて、しまいこむ。

 折り畳みスコップはリュックの横に吊り下げ縛り付けた。 短剣も周りの人々を脅かしてもいけないとは思ったが、これから先外に出て何が出るか判らないので、外に出たらすぐに取り出せるような位置にしまいこんだ。

 そして半長靴に足を入れ、きっちりと紐を縛る。 足裏の感覚と爪先を動かした感覚から、鋼板ソールと先芯があることが判る。

 略帽も被ってみて顎帯がきちんと締められることを確認し、また庇の上に顎帯を戻す。

 


「あ、この半長靴は安全靴仕様なのね。 短剣、顎帯付きの帽子に安全靴、折り畳みスコップ、リュックが濡れても大丈夫なように防水布製といい、こっちを準備したのはお爺さまとお父さまね。 ありがとう……」



 千早を纏った巫女が略帽を被り、半長靴を履いて少々大きめのリュックを背負う。 そんなちょっと不思議な装いにはなったけれど、これでとりあえず私がここから出る準備は完了した。 あとは加奈子を探さなければいけない。



 「帽子がせめてカンカン帽とかだったらもう少し可愛かったんだけど、これもきっと意味あってのことよね。 さて、加奈子を探さなくっちゃ」



 そうやって私が準備している間にも続々とカプセルからの音が鳴り響き、帰還を遂げた人々が出てきて出立の準備をしていた。

 周囲は女性ばかりで、男性の姿は見えない。 一応男女別の配慮と言うことなのだろう。

 私が準備を終えてカプセルさんにありがとうございましたと一礼すると、『どウぞ、この先モお気を付ケて。男性ハ別の部屋だかラ安心シテね』と返ってきた。

 このカプセルさんは人の心を読めるのか!?と一瞬驚き、ハイテクノロジーの塊であることを実感したが、何故か思わずおかしくてくすっと笑ってしまった。



――西暦2680年09月23日――



 あの日と同じ圧縮空気が抜けるかのような機械の動作音。 ――遅れて来た帰還者。 私は”彼女”を迎えるためにこの場所に来た。



「んっ……」



 カプセルが開かれ、そこには女性が横たわっていた。 その姿は私の知る姿とは少し違うのだけれど、直観で彼女だと分かる。 それほど私達の絆は深く結ばれているのだから。



 彼女はゆっくりと体を起こす。 身体の節々が痛むのか、その表情が少し歪む。

 次に彼女は辺りを不思議そうに見回し始めた。 まるで、初めて目を開けた赤子のように――

 既にこの施設の電力はほぼ死んでいるため、明かりは天井の割れ目から差し込む太陽の光だけだ。 その光がまるで彼女の誕生を祝福するかのように照らしていた。



「ぁ……」



 彼女が産声を上げた。

 あまりにも可愛いのでしばらく様子を見ていようかとも考えた。 そんな意地悪もいいけど、どうやら私の方が我慢できそうにない。

 私は読んでいた本を置いて、彼女の元へとゆっくり歩み寄る。 そして微笑みながら口を開く。



「おはよう、雪ちゃん。」


「ぅ……?」



 どうして? という驚きの表情。 私が彼女の名前を読んだからだろう。 逆にそれは、彼女に”記憶”が残っている証拠でもある。

 それと同時に、涙が彼女の頬を伝う。 

 


「ずっと眠ってたのだから、無理せずにね?」



 そう言って涙を指で掬い取る。 彼女は出せない声の代わりに、首を縦に振って答えた。



「ゆり――こ。」



 ――あぁ、やっと! 

 私は強く彼女を抱きしめた。



 世界は確かに過酷かもしれない。 でも、私達は生きている。 この体が動く限り、生きる希望を失わない限り。

 きっとこれからも辛い事が続くのだろうけど、それ以上の幸せもある。 生きている限り、歩んでいけるのだ。

 それは奇跡みたいな事なのかもしれないけれど――でも、それは運命のようで必然なのかもしれない。

 実際今ここでも、それは起きたのだから。


だって――


私の、私達の願いは――果たされたのだから。



―――


――




「アンタ、泣いてるわけ? 死者の感情に引っ張られ過ぎ!」



 自分が泣いている事に気づかなかった。 涙を拭い本を棚へと戻す。

 どうやらこの本は、中身の大部分が抜けてしまっているらしい。



「それは作者が書き終える前に亡くなったからよ。 だから強い思いが残ってるわけ。」



 それを読み取るこの女性は、実は只者ではないのかもしれない。 ただの酔っ払いとみくびりすぎていたかもしれない。



「玉耀は色々な”物語”をコレクションしてるからね。 ”こういう”本も混ざってるから気を付けなさい常連さん。」



 彼女の忠告を素直に受け入れる。

 そうだ、彼女の名前をまだ聞いていなかった。



「私の名前? アンタ歴史の勉強くらいしなさいよ、メジャーな私を知らないなんて非常識よ!」



 怒られてしまった。 歴史の勉強とはどういう事なのだろうか?

 彼女は妖艶に微笑むと、その本性を現した。


 ――銀の尾と耳、それは人間にあるはずのないもの。



「私の名前は”葛の葉”、よーく覚えておきなさい!」



 町外れにある不思議な図書館。 此度の開館もここまで。

 次の開館は、小さな管理人のみぞ知る。

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