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真夜中の図書館 (短編:time piece)

「おや、こんな夜更けにどうしたんだい?」



扉を開けて迎えたのは少年、いや少女だろうか。



「ふむ、道に迷ってしまったと。 なら今晩はここで一夜を過ごすといい。」



そう言って彼女は家の中へと招きいれた。



家、というよりはあちらこちらに本棚が陳列していて、まるで図書館のような風景であった。



「実は日中は図書館としてここを解放していてね、まぁ趣味みたいなものさ。」



そう彼女は笑って言った。


椅子に腰掛けると、さっきまで読んでいたであろう書物を読み始める。



「眠れないなら君も何か読んでみるといい。 ここにはあらゆる物語が貯蔵されている。 きっと君も気に入るさ。」



そう言って書物に目を戻した。



「それと、あまり煩くするとここの主が起こるから気をつけた方がいい。 彼女は怖いからな。」



思い出したように彼女はそう呟いた。


とりあえず身近に置いてあったtime pieceというタイトルの書物に手を伸ばしてみた。






止まった時計の針を見る

あの時から動かなくなったまま

静かに役目を終えている



もう一度動かすために

止まった時計の螺子を巻いた

もう止まらぬように……



絶望の歯車が回りだし

破滅の鐘が鳴り響いた

そして……今、


運命の針が「時」を刻みだした







俺の名前は隼人、どこにでもいるごく普通の高校生だ。

父親が警察官だという影響なのかどうかは知らないが推理小説が好きで小さい頃からよく読んでいた。

そのせいか友達からはホームズなんて呼ばれている。


まぁそう呼ばれるのはやぶさかではないが。


しかし、現実は小説なんかと比べて明らかに平和で普通の日常だ。

面白い事件なんてほとんどない。

平和なことは良いことではあるが、心の中で大きな事件を求めているのも確かだ。






ブー!ブー!


けたましいバイブ音が耳に入る。

――ワトソンからだ。

ワトソンといえばホームズの助手のことを指すが、彼は正に俺の助手なのだ。

名は一樹、俺のクラスメイトだ。

彼とは幼馴染みで小さいころはよく探偵ごっこ等して遊んだものだ。

こうして今でも何か面白い事件があると連絡をくれる。 正にワトソンなわけだ。

 


『TVのニュースを見てみろ』


 

メール内容はそれだけだった。とりあえずテレビをつけてチャンネルを回してみる。

――面白いことにほとんどのチャンネルでは同じニュースが流れていた。

左上には7時半を示すデジタル時計。

 


『路地裏にて撲殺体発見』



へぇ、この時代にそんな原始的な殺し方するやつもいるんだなぁ。

凶器は……そうだなぁ、振り回しやすくて隠蔽しやすいもの。

大体バットとかゴルフクラブあたりじゃないかな。

確かに面白い話ではあるけども……



ブー!ブー!

 

再びバイブ音、今度は電話だ。 ちなみに俺は着信音とかは面倒なのでバイブにしている。

 


「見たよ、ワトソン。」

 

「どうだいホームズ、なかなか面白いだろ?」

 

「まぁ話題性としては高得点だな。」


「あぁ~、もしかしてちゃんと見てない?もう一度よく見てみればいいよ。」


「何言って……さっきの言葉は撤回だ。こいつは面白そうだ。」


「事件の現場がこの町なんて……滅多にないでしょ?」


「あぁ、これは久々の大事件だな。」



本当に久しぶりの事件だ。面白くなってきそうだ。






やってしまった……

そう、気づいた時には俺は監督を殺していた。

右手に握られているのは変形した血まみれの真っ赫なバット。



「あいつが、あいつが悪いんだ……」


 

俺をレギュラーから落したあいつが悪いんだ、だから死んでもしょうがない。しょうがないんだ!



ドン!ドン!



部屋の壁をバットで殴り回る。もう壁は原型をとどめていない。しかし、親は止めにはこない。



――もう死んでいるんだから。


 

「はぁ…はぁ…落ち着け俺……この状況で生き残る方法を考えるんだ。他に邪魔なやつは誰だ?」


 

警察? 確かにあいつらに捕まるのが一番危険だ。

しかし全滅させるなんて高校生の俺には絶対に無理だ。

警察はとりあえず無視の方向でいこう。まずこの町から出ないとな。



一通り必要なものを揃えて家の玄関に立つ。もちろん予備に持っていた新品のバットもだ。

時計を見ると10時を過ぎている。


次の電車の時間は確か10時半だったな。

徒歩なら20分でいける距離だ、問題ないだろ。

今は一刻も早くここを離れた方がいいだろう。


荷物が重いせいか、いつもより歩く速度が遅くなっている。このままでは5分しか猶予がなくなる。



「お前、阿笠か?」



不意に俺の苗字を呼ぶ奴がいた。コイツは誰だったかな……

確かクラスにこんな感じの奴がいた気がするが、まぁどうでもいい。



「何か用か?」

 

「いや、特に用ってわけじゃないんだが、たまたま妙に荷物を持ったお前を見つけて声を掛けただけだ。」



コイツ、何か探ってるのか? そうだ思い出した! 

コイツは確かクラスで『ホームズ』とか呼ばれてる奴じゃなかったか?


 

「俺急いでるだが、よけてくれないか……?」


「まぁ慌てるなよ……ふふっ。」



コイツ何か知ってるのか? 俺はバッグの中にある得物を確認する。

最悪の場合は……



「お前、試合には出ないのか?」


「レギュラー入れなかったからな。」



奴はしばらく考え込んでいる様子だったが納得したように頷いた。



「いや、時間をとらせたな。じゃあ俺はこれで……」



そう言って歩いていった。 奴が危険なのは明白だが、まずは電車に乗り込まなくては……



急げ……急げ……夢中で走った。

奴のせいで時間をかなり費やしてしまった。

しかし電車は目の前……


勝った! そう思った……



――ドン!



誰かにぶつかった。

ぶつかった相手が俺の上に乗っているため動けない。

そのうえ、重い荷物のせいでうまく起き上がれない。


あぁ、ドアが…… 無常にも俺の目の前で発進する電車。


終わった……

俺は一番確実な時間の電車を乗り損ねたのだ。

死体の発見時間から考えるに、これ以降は駅に警察の手が伸びるだろう。



「いたた……済みません。」


「どうすんだよ! 乗り損ねちまっただろ!」



腹が立つ。 人がいなければこんなやつすぐにでも殴り殺してやりたい


――しかしここで問題を起こすのはまずいな。



「いや、言い過ぎた。」


「良かったらお昼でも奢りますよ。」


「せっかくだが遠慮する。」


「まぁそう言わずに……」






その場の流れで、近くにある赤い外装のレストランへと連れて行かれた。

俺としては不本意だったが腹ごしらえも必要なのは確かだ。


なんだかんだでもう12時を過ぎていた。


とりあえずお互い黙々と食事をしていた。

その静寂を崩したのはコイツだった。


「そういえば、もしかして阿笠先輩ですよね?

最初勘違いだと思ってましたけどそのバッグの中に入ってるバットで分かりました。」


「で、どうかしたか……?」



やはりバッドは入れてくるべきではなかったか。

ある程度名前が知られている分厄介だ。


……ん、待てよ?



「ちょっと聞きたいんだがいいか?」



誰かに返信しているのか携帯をいじっていた。



「なんですか?」



彼は携帯をしまって俺の方へ向き直った。



「ホームズって知ってるか?」



意外な質問だったのか、彼の顔から驚きの色がうかがえる。



「ホームズって、シャーロック・ホームズ?」



眼の動きや口ぶりから、虚偽の発言ではなさそうだ。



「違う違う、うちの学校のホームズだ。」



新しいヒントを付け加え、質問を再び投げかけた。



「あぁ、彼ね。」



彼の口から確定に満ちた言葉が発せられた。

よくもまあ先輩を彼などと呼べるものだ。



「知っているならソイツの住所教えてくれないか?」


「いいですよ。」



そう言ってポケットからメモ帳を取り出しサラサラと住所を書いていく。

メモ帳を持ち運ぶなど準備のいいやつだ。



「どうぞ。」



無垢な目と無邪気な笑顔で、書いたメモを渡してきた。



「悪いな。」



俺がドス黒い闇に支配されているのも知らずに……



住所を確認した所、大分遠いようだ。

しかし奴を潰しておかないと後々危険なことになるような気がする。

ここで消しておかなければ。



「それじゃあ僕はお先に失礼しますね、ごゆっくりどうぞ……」



そう言って、天使のような笑顔を俺に見せた。



――この時のコイツの笑顔はさっきまでの中で一番気持ち悪いと思った。






奴の家付近についたのは丁度4時頃だったもう少し日が暮れるのを待つため近くの本屋で1時間ほど暇を潰してから向かった。

 

驚いたことに玄関前には警察がいやがった。 数は一人、拳銃はしまったまま。

チャンスは今しかないと思った。



――話を聞かれる前に



ゴツン!


後頭部を思いっきりバッドで殴ってやった。後で家の中で徹底的に殴っておく必要があるだろう。

とりあえず中に入り、警官を中に放り込む。奴の母親らしき女性が物音に気づいて玄関にやってきやがった。

死体を見ると腰が抜けたのかそのまま座り込んでしまった。生きていられると困るので殴り殺しておいた。

新品だったバッドがまた真っ赫になり変形した。

でもこのバッドの方が俺には似合っているとも思った。

2階も全て調べたが奴はいなかった。

どうやら俺のことを調べているみたいだった。

机には俺に関する資料と今日の朝報道されたあの事件についての走り書きがあった。

やはり奴はあそこで足止めするつもりだったのだ。



「そうだ、面白いことを思いついた。」



俺は机に置いてあるメモの裏にこう書いてやった。



『中都鉄橋の下で待つ。復讐したいならこい』



何とも面白い趣向じゃないか!


奴は来る……絶対に。



「さぁ、プレイボールだ。」



俺は確信して中都鉄橋へと向かった。






あれから30分かけて必要な情報は大体揃えた。

犯人の目星もついた。 俺達の間ではこの犯人のことを『アーサー』と呼ぶことにする。



「で、アーサーは次にどんな行動に移ると思う。」


「俺がアーサーなら……まずはここから離れるな、殺人現場に近ければ近いほど危険なのは確かだからな。」


「確かにね、だとすれば電車の時刻表と見比べても……この針前駅に向かうはずだと思うよ。」


「それが妥当だな。よしとりあえず奴の足を止めるか。

それから少しずつ追い込むんだ。 俺は先にに行ってるから後で合流してくれ。」


「わかったよ。」



ブツッ……


俺は携帯の通話を終了させポケットに携帯をしまう。

机の上に散乱している資料も片づけた。



「この時間ならギリギリだな……急ぐか。」



俺が針前駅に到着したのは11時22分頃だった。

駅から出るいかにも怪しげな量の荷物を持った青年が見えた。

間違いない、アーサーだ。 俺は怪しまれないように話しかけた。



「お前、阿笠か?」


「何か用か?」

 


意外に普通の返答が返ってきた。

俺の予想では錯乱状態に入っている可能性も想定していたがまだ平常なようだ。

まぁ、じゃなきゃこの駅に来るわけがないんだが。



「いや、特に用ってわけじゃないんだが、たまたま妙に荷物を持ったお前を見つけて声を掛けただけだ。」

 

「俺急いでるだが、よけてくれないか……?」



やはり急いでいるか……



「まぁ慌てるなよ……ふふっ。」



こっそりと時計で時間を確認する……11時27分。 勝ったな。



「お前、試合には出ないのか?」


「レギュラー入れなかったからな。」



やはりそうか……これで動機も完璧。

チェックメイトだな。 少しあっけなかったが……



「いや、時間とらせたな。じゃあ俺はこれで……」



あとは凶器であるバッドを見つければ完璧だな。

それにはアーサーの家行く必要がある。



俺は近くのネットカフェへと足を踏み入れた。

席につきPCに普段から持ち歩いているUSBメモリを接続する。

偽装ファイルを解除して中のアーサーに関するデータを開く。



「住所はここと……」



紙に住所を書き写す。 他にも必要なデータをメモしてネットカフェを後にした。



昼も近いので腹ごしらえのためにアルファベット1文字を掲げた店でハンバーガーを購入した。


とりあえずハンバーガーを食べながらアーサーの自宅に向かう。

玄関を開けるときつい臭いが鼻につく。



「ハンバーガーなんて食べなきゃよかったな……」



そこにはアーサーが殺したであろう両親と兄弟の死体が山積みになっていた。

昼食を戻しそうになるが押さえる。 凶器のバッドも発見できた。


ワトソンに凶器回収のメールを送り、ここを後にした。


とりあえず家に帰るとしよう。

そう考え自宅へと向かった。



家に入って、俺はすぐ足から力が抜けた。



――家で待っていたのはアーサーの家と同じ状況だった。



「親父……母さん……」

 


いつもの聞き慣れた声はもう聞こえない。

あったのは撲殺された父と母の死体。

 


「そうか……そうきたか。」



俺を先に消しにきたってわけだな……

ご丁寧に何処で待っているかというメモまで残している。



「ふふっ……俺に挑戦というわけか。」



俺は親父の拳銃をホルスターごと奪い取り自分に身につける。



「いいだろう、その勝負受けて立ってやろう。」






月明かりに映し出された原型をとどめていない、真っ赫な金属バット。



「遅かったじゃないか。」



アーサー……いや、殺人鬼はそこにいた。



「お前が遅いから犠牲者が増えちまったぜ?」



殺人鬼の後ろには原型をとどめていない肉塊が山積みになっていた。



「全員お前が殺したのか。」


「当たり前だ。 姿を見られたからには殺しておかないとなぁ?」



精神状態もだいぶ悪いようだな。



「お前が悪いんだぜぇ? 早く来ればこんなに死ななくてもよかったのによぉ?」



だいぶ狂ってやがるな……



「さすが殺人鬼だな。 躊躇がない。」


「そういうわけでよぉ……死んでもらうぜ!」



ゴツン!



バッドが地面にあたり、鈍い音をたてる



「オイオイどうした? 武器も持たずにきたのかよ?」


「ふっ……」


「――すかしてんじゃねぇよ!」



ブン!ブン!



がむしゃらにバッドを振り続ける殺人鬼。



「はぁ……はぁ……」


「どうした? もう終わりか?」


「このぉ!」



バッドを掲げ猛突進してくる。



「チェックメイトだ。」



パーン!



「ぐぁっ!」


確実に殺人鬼の足を貫く。

しかしリコイルというものは予想以上にすごいものだな。

しかし、こんなことで引き金を引く指を止めるわけにはいかない。


俺は殺人鬼の頭に拳銃をつきつける。



「や、やめてくれ!殺さないでくれ!」


「お前がやってきたことだろ? 今更……何言ってるんだ!」



俺はそのまま引き金に力を……



――ゴトン!



拳銃は音を立てて地面に落ちた。



「どういうつもりだ、ワトソン!?」


そう、急に現れたワトソンは俺の拳銃を叩き落としたのだ。


「君が手を汚す必要はないよ。 これは僕の仕事だよ。」



「く、来るな!」



「殺人鬼は……僕だけでいいんだ。」



そう言って、天使のような笑顔を俺見せた。


ザクッ!



殺人鬼の胸にナイフが突き刺された。

あり得ないことにその一撃で殺人鬼は絶命したようだ。



「お前はいったい……」



「僕は殺人鬼だよホームズ。」



殺人鬼……ワトソンは自分のことをそう言った。



「これがその証拠……」



ワトソンはメガネをはずし投げ去った。

その瞳は血のように赫い瞳……


親父に聞いたことがある。

未だに逃走中の連続殺人犯がいると。

分かっているのは赫い瞳をしているということだけ。




「今回の事件の黒幕はお前だったのか。」


「違うね、僕はアーサーを処理したかっただけ、だから君に動いてもらったんだよ。」


「アーサーの行動全ては計算通りということか。」


「色々細工させてもらったからね。 でもまさか君がアーサーを殺そうとするのは計算外だったよ。」



俺は拳銃を拾いワトソンへと銃口を向ける。

――思考は停止しても体は正直だ。



「言いたいのはそれだけか殺人鬼。」


「僕を撃つの? 今回の事件の首謀者は死んだ。事件はもう終わったんだよ?」


「……」


「どうするホームズ?」



赫眼の悪魔は天使のように微笑んだ。


俺は……


俺はゆっくりと引き金に力をいれる。


そして……



――パーン!






バラバラになったパズルのピースを

一つ一つ元に戻していく



"しかしそれは戻らない"



荒廃した世界の中で

もう一度再生させていく



"それはありえない事象"



破壊~再生~転換

世界は舞曲のように繰り返す



"ならばこの手で引き金を引こう"



時は戻る事を知らず

ただ流れていく



"自らの時を戻すために"



戻らない時のカケラを握りしめ

ピースを一つ一つ戻していく



――パーン!



「さあ、終わらない円舞曲を再び。」






「ほら、起きないか。」



彼女にゆすり起こされ重い頭を持ち上げる。



「もう日の出の時間だぞ。」



外の見ると太陽がだいぶ顔を出していた。

どうやら眠ってしまっていたらしい。



「近くにあるバス停まで案内しよう、そろそろ始発が来る頃だ。」



そう言って彼女は上に一枚羽織り、外に出る準備をした。




バス停自体はそう遠くない場所にあった。

暗がりで見難いだけで国道からもそんなに離れた場所ではなかったようだ。



「君がよければまた来るといい。」


それも悪くはないと思った。



町外れにある不思議な図書館。



「私の名前か? あぁ、そういえば言ってなかったな。」



名を訪ねられ、思い出したように彼女は答えた。



「私は、玉耀(ぎょくよう)。 小さな図書館の管理人さ。」

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