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~06~

さてさて、このグダグダなお話もどこまで続くのやら···更新です。

 「前振りもなく説明に入りま~す」


*************『緋硝障壁の攻防戦』**************

『黄角法僧の怨霊が大多数の亜人や死霊を引き連れて大陸へ進軍してきた、これを討伐するためにガウンセン、ファウセン、リクセン、の三国より部隊を派遣する。冒険者達よ、これに参加し己の武勇を示すのだ!!』

というストーリーテキストのイベント、ぶっちゃけ赤○(せきピー)の戦いである。

上記3つのタウンで参加可能。

初心者から上級者まで楽しめる、全レベルプレイヤー向け。

6人、12人、24人、96人、どの人間でも参加可能な武功イベント。

参加グループ人数によりイベント内の役割も変わる。

6:少数による、敵の撹乱と陽動。

96:大部隊による、殲滅戦。

24:大部隊の補助、応援。

12:全部隊の補給、治療部隊。

上記の例以外の事も当然可能。


<武功イベントとは?>

モンスターを討伐することによってポイントを獲得していくイベント。

途中、イベントが発生しクリアすればイベントポイントとして武功ポイント加算。

武功ポイントはイベント終了後、クエストカウンターでアイテム、経験値、金貨に交換可能。パワレベ向けイベント。


<特殊報酬>

縛鎖連環を発生させた。(イベント中にバインドを仕様することで発生、1回のみ)

モンスターの船を火で焼いた。(連環発生中に炎魔法で攻撃で発生、1回のみ)

イベント中にモンスター1000体討伐した。

武功ポイント1.000.000ポイント

<称号系サブロール>

【天下無双】


<武功ポイント500.000>

秘宝級の武具1個(複数ある中から任意選択可能)


以下略


と、いうように初心者は経験値や金貨目や武具目当てで参加できるし。上級者はイベント称号である【天下無双】取得のために張り切る人も居るイベントである。


なお、冒険者が参加せずとも三国の英雄達に退治される結果が用意されている。

※この英雄達は13騎士団とは別の存在である。


*************************************


「というイベントよ」


 ミヤがイベントを説明し終えるとジェイドとロンは目を輝かせていた。どうやらイベントというものがとても興味深いようだ。


「しかし、思った以上に人が居るな」

「ええ、それも初心者連ればかり」


 レオンとミヤが辺りの冒険者を見比べて行くと、そこに見知った顔が居るのを見かけた。向こうも気が付いたようで仲間と共に近づいてくる。青年は頭を下げて礼儀正しく挨拶を交わしてくる。レオン達もそれに頭を下げて挨拶を返す。


「久し振りだなロベルト」

「いやいや、久しぶりつっても一年でしょう、タカミヤさんにイオリちゃんもおひさー♪」

「相変わらず軽い人・・・」


 青年の名前はロベルト、現実ではジャーナリストで主にグルメやアミューズメント系を担当していたらしい。ロベルトと世間話をしている等に何処かから声がかかった、しかし辺りを見回して自分達ではないと考えて振り返らずにいると。


「おい!、無視をするな!。そなただ、白髪で白いジャケットを着ている奴」


 様々な冒険者が居るにも関わらず、その場で白髪で白ジャケットという格好をしていたただ一人の該当者であるタカミヤは溜め息交じりに振り返った。

 そこには黒い鎧を着た人物が立っていて、振り返ったタカミヤに近づいてくると、タカミヤを上から下まで値踏みするように眺めると。


「うむ♪、そなたに決めたぞ」

「え、なにを?」


 いきなりだったので何の事か分からなかったが、黒騎士はタカミヤを指さすと。


「さぁ、私をパーティーに入れるがよい♪」

「え?」

「不服か?」

「いえ、そうじゃないけど」

「なら問題なかろう♪」


 レイドに参加するためのメンバーを探していたのは事実であったし、まだパーティーを組んでないソロプレイヤーに声をかけるつもりだったので何の問題もないが、タカミヤが気にしたのは黒騎士のステータスから名前が読み取れない事だった。黒騎士の態度や言動からバグやらなんかでは無さそうであるのだが。名前も分からず正体不明ともなれば不安にもなる、まぁ・・・悪い人ではないだろうが。


「兜で分からないけど、女性よね?」

「?、そうだが····ああ。この鎧では分からないか」

「まあいいけど」

「すまん、兜は取るとしよう」


 黒騎士はそういって(ヘルム)をとると、中からは夜色の長い髪の美少女が現れた。


「おっほー♪、いいねいいね♪、オジサンやる気出てきたよ♪」

「なんだ貴様は、馴れ馴れしいな」

「ロベルトです、お嬢さんのお名前は」

「お前みたいな軽薄な奴に名乗る名などない」


 タカミヤと黒騎士の少女のやり取りを見ていたロベルトがそう言って手をさし出したが、少女に手を弾かれて、すげなくあしらわれてしまう。


「つれないね~…」

「焼かれたいのか貴様・・」

「ちょっと、パーティーで揉めてどうするの」

「こやつが軽薄なのがいけないのだ!」


 少女はロベルトを指指してプンスカしていたが、容姿が容姿なので無駄に可愛いだけだった・・・。一先ずは少女もパーティーに加えたことにより、なんとか最低限の参加人数である6人の頭数を揃えた彼等はイベントにハーフレイド参加する事となったのだった。


※ロンバルディアとジェイドは人型であるが冒険者ではないので参加人数には含まれない。(どっちかというと召喚モンスター扱いや乗り物判定)故に

レオン、タカミヤ、伊織、ナナ、ロベルト、黒騎士の少女の6人となっています。



<サブ職説明>

作中オリジナル<サブ職業>の説明です。

まずは騎士の上位

聖騎士(パラディン)】(この作内ではシグムントがこの職業)

ソードマスター(ソード系の装備補正強化、装備適正ない職業の場合装備可能に)

回復魔法が使用可能(初期的な物のみ)

シールドマスター(シールド系の装備補正強化、装備適正のない職業の場合装備可能に)

シールドスキルの追加(シールドスマイト系、オーラシールド)

※武器攻撃職や魔法攻撃職だと剣と盾と騎士鎧が装備可能になり回復魔法が使用可能に。回復職の場合は装備カテゴリー(剣、盾、騎士鎧)追加のみ


神殿騎士(ディバインナイト)】(この作内では伊織がこの職業)

ソードマスター

攻撃魔法が使用可能(初級魔法、エナジーウェポンは含まない)

回復魔法が使用可能(中級まで)

アタックスキルの追加(エレメントソード、オーラセイバー)


【遊撃手】(この作内ではレオンがこの職業)

支える籠手(ATK&SPDの数%をDEFに加算、スキルLv上昇で%UP)

アタックスキルの追加

(ペネトレイト)


アタックスキル説明

<シールドスマイト>

スキル取得時に[スリープ][フリーズ][パニック]より選択。

盾に秘められた力で攻撃し、相手を状態異常にする。


<オーラシールド>

前方180℃に光の壁を展開し味方を守る(キャッスルオブストーンの劣化範囲拡大版)

効果時間10秒、リキャストタイム20分


<エレメントソード>

発動時に属性を決定し攻撃。武器職ならATK判定、魔法系ならINT判定でダメージを与える。


<ペネトレイト>

攻撃力を下げて防御力無視の攻撃を行う。(特殊防御効果も無視)

初級はATK65%、スキルLvMAXだとATK85%


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