~01~
不定期更新作品です。なんとなくグダグダな海外篇にしてみました。
ガウンセン公国は海外の何処かのイメージで書いてますが、適当です!!。
【エルダーテイル・カードクロニクル】はEx08でも遊んでます。
海外に渡った三人は、一番近い別大陸のプレイヤータウン、ガウンセン公国へとやって来ていた。ゲームだった頃の翻訳機能があるおかげで言葉や文字に困ることが無いおかげで、三人は無事に宿に泊まる事ができていた。
「手札の【《西風の剣聖》ソウジロウ(UF)】を神殿に送りペルソナブラスト!!
戦場にいる西風の団員全てを再度行動可能に!!、さらに
リミットブレイク、自軍の西風の団員全ての攻撃力を+7000!!」
「なんの!!、【守護戦士の冒険者(UC)】で完全ガード!!」
「なんです?、そのカードゲーム?」
レオンはアナスタシアにルールブックを渡し、カードを見せる。
「【エルダーテイル・カードクロニクル】第1弾《キャメロットの騎士達》だ」
「ブースター1パック金貨2枚、スターターボックスは金貨5枚なの」
「いつこんなのができたんです?」
「天秤祭の時に発売開始したらしい、幸隆達が余ったカードをギルドの共有倉庫に入れておいてくれたから、俺らも遊べる」
「あの人達はほんと·····。アセリアに色々頼んでおいて正解でした」
アナスタシアは溜め息を付き、蒸し籠の中から肉まんを取り出して頬張る。出来立てを買ってきたので温かくて美味しい。この大陸でも、新しい調理方法は編み出されていたようだ。とりあえず当面の食事の心配が無くなったのは良いことである。
「今の時期は《献帝》の《天地破統の儀式》の為に、この辺りの燐国からも冒険者や大地人が大勢来ているらしいな」
「ええ、暫くはこの街に滞在するわけですし、宿が1部屋とはいえ、とれたのは助かりましたね」
宿は1部屋しか取れなかった上にベッドは2つしかないため、布で部屋を区切り、レオン、アナスタシアと伊織で使い分けている、え?それはおかしいって?、伊織がいいっていってるんだし気にしないでいいと思います。
「どうする?、探索にでる?」
「そうですね」
「まあ、戦闘でもして貯金してくるか」
旅の資金集めに街の外へ出た三人はロンバルディアに乗り、近くの遺跡探索を行うことにした。空を飛び、近場の遺跡《八竜の祠》と呼ばれるダンジョンへとやって来た三人は、ロンバルディアを降り、ダンジョンへ入ろうとしたのだが。
『まつのだ』
「どうしました?、ロンバルディア」
『我も共にゆくぞ』
「へ?、いや···入れんだろう」
ロンバルディアの全長は30メートルちょい、ダンジョンの入り口は2.5メートルしかないので、入るなど無理だとレオンがいうと、ロンバルディアは造作も無いことだと言い、魔法の光にその身を包む。次の瞬間、大きな光にを放ち、現れたのは小さな少女だった。
「我は《古代皇帝龍》であるぞ、この程度、造作もないわ♪」
先程の大きな姿はどこへやら、今は全長155cm位の背丈しかない、流石に幻想級の龍である。変身くらいはお手のものだようだ。
「流石は《古代種》だな、人になるくらいは出来て当たり前なんだな」
「うむ♪、さあもっと誉めるがよい」
「お~、さすが」
人に化けたロンバルディアに拍手を送るえレオン、その二人のやり取りはアナスタシアのゲンコツによって粉砕された。
「いきなり人になってどうしたんですか?」
「なにやら、嗅ぎなれない竜の臭いがするのじゃ、気をつけよ」
ロンバルディアの忠告を受けた三人は、渋い表情になる、まさか海外にまで、新しい魔物が追加されているとは思ってなかったのだ。
「いや、新モンスターなんて生易しいものではない、禍々しい臭いがしておる」
「先ずはダンジョからゆっくり調査していく、それでいいか?」
「そうですね、安全策で行きましょう」
アナスタシアがどう探索に入るか、考えををこらしていると。空から女性が落ちてきたのだった。レオンは女性を何とか受け止めると。
「まさか、天空の城ラ○ュ○の伝説の始まりか!!」
「そんな訳ないでしょ、上から降ってきただけです」
ダンジョンへ入る前に空から少女が降ってきた、彼等の旅はやはりうまくいかないらしい、さてさてこれからどうなることやら。
なんかログ・ホライズンと関係無くなっている気がしないでもありませんが気にしない!!。




