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メダリオン

作者: ユリイ・カノン
掲載日:2026/05/04

僕は、美しい物を手に入れると人に自慢するくせがある。 



 それが、僕の悪癖だ。



 ある時、僕は、お父さんのスピーチの大会のメダルを、たまたまトイレで見かけた。



 最初は汚れたメダルだと思った。ところが磨いてみると、それはとても美しいメダルだった。



 僕はこのお父さんのメダルが欲しくなった。どうせお父さんはこのメダルをトイレに置き去りにするくらいだし、惜しくはないのだろうと思っていた。




そうしてある日のこと。



「お父さん、このお刺身美味しいね。」

「ああ。」

「ところで、酔った?」

「少しね」

「もっと、飲みなよ」 

「うん」

「僕ねこのメタル欲しいんだ」

「ああいいよ」




そうしてメダリオンは僕のものになった。




ところがある日のこと、僕が部屋を探すとメダリオンは居なくなっていた。




どうもお父さんが取って売ってしまったらしい。



僕は悲しくなり、鏡を覗いた。目の中に、きれいな光が少し見える。



メダリオン君は何処にいるのだろう····


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