表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

 開いている窓から気持ちのいい春の風が吹き込んでくる。

 あまりの気持ちよさに花はちょっとだけ(授業中居眠りをしたのに)眠気を感じた。

「高野さん。話があるんだけど、少しだけ時間ある?」

 放課後の時間。文くんが花の席の隣までやってきてそう言った。

(やってきた文くんを見てきたきたと花は思った)

「うん。いいよ」と花は言った。

 文くんは開いている窓のところまで移動をすると花を見て「あの紙ヒコーキのことなんだけどさ」と言った。

「うん」と花は言う。

「あれはなに?」と文くんは言う。

「紙ヒコーキ」

 花はすぐにそう言った。

「それはもちろんわかるんだけど、どうして紙ヒコーキを僕のところに投げてるの?」

「上手に折れてるでしょ? だんだん上手くなったんだよ。紙ヒコーキ折るの」

 と嬉しそうな顔をして花は言う。

 確かに花の紙ヒコーキはとても上手だった。最初にもらった? 紙ヒコーキに比べると最近の紙ヒコーキはとても上手に折れている。(今、文は花の紙ヒコーキを全部で十個持っていた)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ