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秋の空

女の名前はみかと言う。

27才でスタイルは悪くない。顔は悪い方では無いがとびきりの美人と言う程でもなく黒髪のストレートで背中の中頃まで伸びていてどことなく常磐貴子に似ていた。

店では人気もありそこで井上とも知り合った。

井上を会社に送った日夕方から京子と買い物の約束をしていたので朝一番に確認の意味も込めてメールをした。

まだ、薬の余韻が残っている。寝れる訳も無くテレビをつけまた掃除を始めた。

しかし、途中で少し寝た方がいいかもしれないと思い掃除を止めた。

少し汗ばんできたのでお風呂の準備をして京子からの返事がきていないかメールを確認した。

京子からはメールは来ていなかったが井上からメールが来ていた。珍しく絵文字が多用されていたので少し笑った。

ミカも絵文字を使ってハートマークを入れ返信した。お風呂に入りすこし落ち着いた。

お風呂から上がり少し片付けて寝ようかとパジャマを着て横になった。

1時間もしただろうか寝れずにテーブルの方に目をやると周りには井上と使ったアルミ箔やストローが綺麗に並べておかれていた。

全部使い切ってしまったのか、少し気になった。

使い切ってしまったのだろうと分かってはいたのだが気にすると更に寝れそうも無かった。

薬が効いている時などは特に気になった事が頭から離れなくなる。

ストローを取り見ると内側には気化してストローを通過する際の薬物が粉になって沢山付着していた。

それを耳かきを使い削りだしてアルミ箔の上にまた貯めだした。

それを昨日と同じ要領であぶりまた、吸い出した。

ストローは2人分どちらも同じ様に粉を耳かきで集めると意外な量になった。

更にパケの中にごく少量ではあるがくっついている物も耳かきで集めた。

薬が効いている時は兎に角細かい事に気がつく。

女はそうやってしばらく一人で薬を楽しんでいた。


携帯が光った。先ほどだしたメールが返って来たのに気がついた。

京子は彼氏と何やらもめ事があり昨夜喧嘩をしているのでもしかしたら行けないと言う内容を返して来ていた。

内容だけ読むと返信せずにまたあぶり出した。それからまたしばらくすると今度は浮気相手の男から電話がかかって来た。

女は深呼吸をして電話に出た。

「もしもし?おはよう。はやいね。」

「おはよう、起きてた?」

オトコは相変わらずテンションが高い

「うん、どうしたの?珍しいね。」

オトコは何かを飲んで話した。

「いや、今日さそっちの方にいくからその後店まで送ろうか?」

「何時頃来るの?」女はストローをまだくわえたままである。

「多分ね....12時には終わると思う。店までは少し早いかな?」

京子も予定が分からない雰囲気だしミカはまだ、薬の効き目が続いているのでオトコと会いたかった。

「いや、それでもいいよ。電話くれたらすぐ出れる様にしておくね。」

「本当?んじゃその後ご飯でも食べる?」

それは勘弁して欲しいと思い「いや、ちょっと最近食べ過ぎてるからいいや。」

と断った。その後2〜3分話をした後電話を切った。

すぐに京子に買い物は止めておこうとメールを出した。

すると京子は自分の喧嘩のせいだと思い謝りのメールを返して来た。

ミカはまた、一人でダラダラと薬を吸い出した。


どれくらい経っただろうか喉が乾いている事にすら気がついていなかった。

飲み物を取りに冷蔵庫へ行ってその場で水を飲んだ。

すると携帯にメールが来たので見るとオトコが用事が済んだのでどこへ行けばいいのかと聞いて来ていた。

オトコは家の近所までは知っているが家の場所は知らなかった。

ミカは浮気相手は所詮その程度だと考えたのか正確な場所は教えておらずいつも近所で降ろしてもらっていた。

すぐに返信して急いでテーブルの上の物を片付け準備を始めた。


約束の場所は歩いて5分程度のコンビニだ。そとは秋晴れで眩しかった。

既にオトコは着いていた。オトコの車もセルシオで田口と同じ型の物だ。

車に乗り込むとオトコが機嫌良さそうに声をかけて来た。

この男はいつもこんな風だ。

そしておざなりの会話をして車を出した。

「ね、ミカちゃん一回ね家に戻っていい?」と言って後ろを指差した。

少し大きな段ボールが2つ載っていた。

「人の預かりもんでさ〜精密機器が入ってるから車に乗せておきたくないんだよね。」

「へぇー別にいいよ。」

このオトコは家に連れて返ると必ずと言っていい程ミカの体で遊びたがるのを分かって返事をした。


オトコは家に着くと段ボールを抱えてリビングの隅に置いた。

ミカも上着をリビングのハンガーに架けるとソファーに座った。

「あぁ〜重かったなぁ。軽い運動だよあれじゃ。」とオトコが言うのでミカは冷蔵庫からウーロン茶を出してオトコに渡して横に座った。

するとオトコは一気に飲み干しミカの横顔を見つめていた。

ミカは気付いていたがあえてそちらを見なかった。

肩に手を回して来た。左手を型に右手をミカの黒いスカートの中に入れて足と足の間を中指でゆっくり触りだした。

とても肌触りがいい。ミカはオトコに耳をゆっくり舐められて目をつぶった。

そのままオトコはキスをして舌を入れて来たのでミカも舌を絡ませた。

ミカはさっきお風呂に入ったばかりで肌もスベスベでシャンプーの匂いが残っている。

オトコはその匂いがまた、たまらなかった。右手を今度はそのまま黒いセータの中に下から入れて胸をもみながらセータを上げた。

赤いブラが見えそれをずらして舐めだした.....

ソファーの上に体をゆっくりと倒されオトコはミカの足を広げスカートの中に顔を入れた。

薬のせいでミカは既にかなり感じており下着の上からでもすぐ分かるくらいに濡れていた。


しばらくオトコがミカの体を舐め回しながら裸にされて行きミカはオトコの前で自分だけ全裸にされた。

オトコはミカの前に立ちミカに自分のズボンとトランクスを降ろさせるとミカの頭に手を回し自分のあそこへ持って行った。

ミカも答える様に先を下で軽く舐めると口に含んでゆっくり頭を動かしだした。元来、ミカはエッチが好きな方でくわえるのも好きだった。

井上も体の相性がいいと言っていた様にミカは上手だった。


オトコはくわえさせたままソファーに座りミカもくわえたまま、あわせる様に腰を落とした。

オトコはミカの胸を上からもみながらミカの腕を引っ張った。

すると、ミカはオトコと向かい合う様にオトコの上に座り自分から入れ腰をゆっくり振り出した。

オトコはミカの揺れる胸と感じている顔を見ている。ミカもオトコがいやらしい顔で見ているのを感じていた。

「ほら、もう少し激しく腰ふってごらん。」オトコはミカの口に指を入れながら言った。

ミカは言われた通りにした。

周りにシャンプーの匂いをまき散らす様に黒い髪を揺らしながら声をあげていた.....


井上はその頃トラックの中で時間を忘れ一人で自慰をしていた。

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