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ウイジン

転生して約1か月が経った。

今ハルトは村の親切な人の家に住み込みで働いていた。


転生した際に見た劉備、関羽、張飛と思われる人物にはあれ以降会っていない。


そしてこの1カ月で分かったことがある、

・やはりここは中国の三国時代であること

・今黄巾の乱真っ最中で、この村もいつ襲われるかわからない危ない状況ということ

・転生前と比べてハルトの力が上がっているということ


そして・・・

元の世界への戻り方が分からないということ。


急に連れてこられたんだから

戻り方が分からないのは当然である。


普通なら必死に戻り方を調べたりするが、

楽観的な性格であることと、三国志が好きなハルトは

戻れるときには戻れるだろうと今の生活を楽しんでいた。



楽しみの1つとしてこの村には剣術道場がある。

村の男、約50人が通っている。

ハルトは働きながらこの道場に通っていた。


ハルトの成長は素晴らしく

道場で一番、二番を争うほどになっていた。


ハルトと1番争いをしている人物の名は「糜芳(びほう)」。


毎日2人はトップ争いをしていた。



そんなある日・・・


「黄巾がきたぞー!」

という村人の叫び声が聞こえた。


「とうとうこの村にもやってきたか・・・」

「ここで名乗りをあげてやる」


ハルトは村で一番を争う実力になっていたため、相当な自身をつけていた。


「我が名は韓忠!金目のものと食料を渡せ!歯向かうものは全員斬る!」


「あれが黄巾の連中か。いかにも悪者のセリフだな。好き放題やりやがって・・・」




あらかじめ黄巾が来たときのために、少数ながら軍を編成していた。

この日のために訓練もしてきた。


「よし全員そろったな。出陣だー!」



ハルトの初めての戦いの始まりである。




■戦況


◇自軍

第一軍:【将】陽乙(武:40) 【兵数】25

第二軍:【将】糜芳(武:38) 【兵数】25


◆敵軍

【将】韓忠(武:43) 【兵数】50

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