転生
これからよろしくお願いします(__)。
ピーンポーンパーンポーン ピンポンパンポーン
「いらっしゃいませー」
俺の名は吾妻界外、あずま かいとと読む。
25歳そして独身だ。少し前までは会社に勤めていたが、社内の人間関係の悪化で仕事を辞めることにした。
現在は無職、人呼んでニートというやつだ。今は少ない貯金で何とか生きている。そして今日もファ〇マにもやしを買いに来たところだ。
「はい、では合計120円となります」
おっと俺がこう長々と話している間に会計が済んでしまった。
まあいい。そして俺にも夢がある、それは異世界に転生してまた1から人生をやり直すことだ。そしてもう一つは金持ちになり可愛い娘と結婚することだ。まあ2つとも俺にはかなわない夢だけどな。
「キャー」
「ん、なんか向こうが騒がしいな」
俺が振り向こうとした瞬間、背中のほうが熱い感覚がした
ん?なぜだろう視界が反対になった。
「救急車と警察を呼べ!」
「大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
本当に何が起こっているんだ? あぁ分かった俺は刺されたのか。通り魔によって。
だんだん意識が遠のいていく。
あぁなんて理不尽なんだこの世は。俺を散々痛めつけた後に容赦なく殺すなんて。
そして俺は現代日本から姿を消した。
~~~吾妻 界外 死去 25歳 2020年6月16日~~~