表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

ラブレター

王道ラブコメです!楽しんでもらえたらいいなぁ~♪

  朝、学校に来て下駄箱を開けると俺の上履きの上に水色のドット柄の可愛らしーい、便箋が置いてあった。


 マッハで抜き取りポケットに入れる。

 なんだろ?足が臭いとかの苦情か!?こんな可愛い便箋に書かれてたら泣くぞ?

 さすがにそんなわけはないか……

 ラブレター!??俺に!?

 いつもどーりにソワソワしないよーに自分の教室に行き、荷物をおろし……さてトイレの個室に……


「あっ、光輝君おはよーっ!」

「うぃーす」


 俺の席の両隣からによる、朝のご挨拶でダッシュできなかった。


「おぅ、おはよーさん」

 この二人は中学から一緒で、クラスで一番話す奴だ。右隣が、西宮皐月にしみやさつき。下ろすと腰まである黒髪を今日はポニーテールにしている。ボンッ!キュッ!ボンッ!でモテ女!以上!

 左隣は後藤圭一郎ごとうけいいちろう。赤みがかかった髪のこわもてイケメン。二人とも結構告白されてるモテ男女なのだが、この二人が付き合うことはないらしい。以前その事を聞いたら回りの温度が二度はさがった記憶がある。


「ちょっとお花摘みにいってくるわ」


「なにその言い方ーw」



 さて、無事トイレの個室に到着!まずは宛名をみる。


【1年C組 佐々木 光輝ささきこうき様へ】


 うむ、俺の名前だ。特に光が輝いてもいないのに名前だけがやたらと輝く俺の名だ。


 それが…どえらい達筆でかかれている。

 てっきり可愛らしい丸文字かと思ったけど、違かった。これはまぁ、いいだろう。丸文字ってなんか読みにくいもんね?[の]の丸文字なんか、ただのうずまきにしか見えないんじゃね?って思う。ソースは姉。

 さぁ、問題は相手だ。今は5月の半ばである程度顔と名前が一致してきた。名前さえ見れば一年なら多分わかるはずっ!と裏面をみると……何も書かれていなかった。

 なるほど…

 送り主は中の手紙に書くタイプか…

 ならば中を見てやろう!っと、静かーにやぶかないよーに、開けていく。これでもし可愛らしい子のとかだったら後々宝物になりそうだし。


 ピリ…ピリ…ピリピリ…パリッ


 開いたぁ!

 手紙を出す。中も同じく水色の用紙だった。


【好きです。もしよろしければお付き合いを考えて頂きたいとおもいます。良かったら放課後屋上に向かう階段の踊り場に来てください。】


 ふむ、ちょっと硬い感じはするけど文章は完全にラブレターだな。けど差出人の名前がない。

 うん、これはあれだな。昔やられたイタズラだな。


 ソッコーで破いて捨てた。


 ###放課後###


 ……………………

 ……………………

 ……………………

 キーンコーンカーンコーン♪


【最終下校時刻になりました。校舎にのこっている生徒はすみやかに下校しましょう】



 えっ?………なんでこないのよっ!?

面白い!続きが気になる!って方はブクマ、ポイント評価お願いします(^-^)/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ