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魔王の兄は転生者  作者: 民折功利
第二章 冒険者のお兄様

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83/307

俺たちの冒険はここからだ!(尚、完結しない模様

会話文の間に行間は作らない事にしました。

今までの方が良い人は言ってください。

検討します。


では、どうぞ。




 

「あぁ〜……他に必要な物はなんじゃ!?」

『いっぱぁ〜い』


 道のど真ん中で悲鳴をあげるニーファ。

 そして抱かれたまま振るえるプニエル。

 しかし、彼女の悲痛な思いもわからんでも無い。

 王都フリードゥンでの生活は多忙なものだった。

 路地裏を歩いたら巨大なG軍と遭遇し、森に行けば狂ったワンワン。大会に出たら有名になっちゃったし、また森に行ったら奴隷巫女拾っちゃうし。

 んで、今日は明日の王都から旅立ちを迎える為の準備。

 商店街を練り歩き必要そうな物は買いまくる。

 魔法鞄があるから大丈夫。許容量は気にするな!


「ウゥ……流石に疲れましたぁ…」


 メリアも五時間以上ただ旅装備を整えるだけは疲れるらしい。

 でも君。女物の服とか買う時に普通に五時間経ってましたけど?そこはどうなん?

 あ、ニーファはお洒落に無頓着だから、ね?


「なんか馬鹿にされた気がする……」

「気の所為、気の所為。まぁ、これで買い物は終わり!宿に戻ろうか」

「やったー!」

『わーい!』

「やっとかぁ……」


 そこまで嫌だったか?

 まぁ、転移魔法で買い出しはいつでもできるんだけど、そこは秘密ですね。


 そして翌日。

 俺達『銀の翼』が次の目的地に旅立つ日。

 その場所は……世界都市ユグドラシル、の学園。

 なんでも父さんが俺の代わりに色々と免除してくれたらしいので、気軽に入学できる。

 あと、何故かニーファも入学することになってた。何故だ?

 メリアは父さんに…というか魔王に顔を合わせていないので、俺の従者として学園に連れて行く。

 貴族が部下を連れて行くのは普通だ。多分。


 そして、今回の同行者。


「では、行きましょう!」


 楽しそうに声を上げる日本人で勇者のマサキ君。


「クレアーー!今行くからな!」


 妻の一人の名を叫ぶ人類最強の鉄剣のリョーマ。


「楽しそうね……」

「拠点に戻るだけなのに」

「にゃあ〜お(うち)〜帰る〜」

「元気だからいいじゃないですか」


 勇者ハーレム勢のクレハとシリシカ、ミュニク、ソフィアの四人組。

 そして、


「俺達の冒険はここからだ!」

「それ、完結フラグとか言っとらんかったか?」

「……?完結って何ですか?」

『出発進行〜』


 いつも通りの俺事アレクとニーファ、メリアとプニエルのパーティー。

 総勢、えっと……1、2、3……


 10人!多いな!?


「みんな、元気でね」

「旅の幸福をお祈りいたします」


 で、見送りはミラノと妻のステラさん。

 彼女とは男子会後にお会いして会話をした。

 こう結構、天然が滲み出て裏表のない人だと思う。ミラノは良く妻に迎えられたと思うよ?

 だって、ほかの上位貴族が狙いそうな娘だもん。

 まぁ、お仲がよろしいようで。

 こんな城壁の門から都外に出てすぐの場所でイチャイチャすんなよ。

 呪うぞ。今なら口からt単位で砂糖を生成するぞ。いいよな?


「んじゃ、行くぞー!」

「「「おー!」」」


 こうして、俺達はそれぞれの思惑で旅立つのだった。


 一人は、

『学園に入学して好き勝手するため』

 一人は、

『奴隷嫁達との生活を楽く送るため』

 一人は、

『家に帰って休暇を求めたいがため』


 尚、上記の三人は元日本人で構成されています。




 まぁ取り敢えずいってみよぉ!!


「俺達の冒険はここからだっ!!!」


 あ、終わらないよ?

 早まんないでね?終わりなんてまだ先だよ!



終わると思ったか!?

残念、終わったのは二章だ!

次の話は二章登場人物紹介を入れます。

その後、世界都市学園編ですね。

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