第八章 登場人物紹介
かなりのネタバレがあります。
八章を読んでないお方はご注意ください。
○アレク=ルノワール
何処にでもいるあたおか極悪神化魔族の男の子。
八章ではひたすら暗躍した。人目を避けて悪いこともいっぱいした。女装も幼児化も変装もした。
厄介事を抱え込む妹が増えた。
異名:大天敵。銀色の死神。
転生特典:言霊魔法
…魔法を創造し、干渉する魔法。
「第二の人生がフリーダムすぎてヤバい」
○ニーファ/ニールファリス
五神獣の中で最も強い神竜。
アレクの妻で、千年以上の生と比較してかなり濃厚な生活をしている。最近のストレス発散方法は焼鳥(味はお好み)を笑顔で殴ってサンドバッグにすること。
異名:神竜。銀竜姫。
「アレクの隣で寝ると頭がポケーっとなるのじゃ」
○メリア=ナイツミディン
アレクの従者にして専属奴隷巫女メイド。
戦う時はだいたい忠誠心が高い相手と戦うことになることが多い成長期のうさぎ戦士。
主の異空間に住む人が増えたので、やるべき家事がそれなりに増えた。多忙。でも働くの楽しい。
異名:桃色の起爆剤。
「働くの辛いです」
○ユメ/ユーメリア=ルノワール
あたおか系魔族であるアレクの妹で魔王。
魔王に就任したのはいいものの、戦力的な意味で神々との戦いの最前線に立つ女傑である。
最近、兄の下着等の接触を確認され、無味無臭と答えた結果、訝しまれたとかなんとか。
異名:黒薔薇の魔王姫。
「お兄様と国を天秤にかけたらどうなると思います?」
○プニエル
可愛いリトルエンジェルの元スライム。
純粋無垢で天真爛漫な幼女で、最近新しく引き算を覚えたが全てが0になるらしい。
異名:幼天使。
「うーんと、えっと、あ!わかた!ぜろー!」
○ウェパル
スライム三姉妹の長女。
最も知能が高いスライムでメリアと共にメイドのお仕事をしている。
「メイド喫茶?……これがお勉強になるのですか?」
○デミエル
スライム三姉妹の次女。
小悪魔幼女でプニエルに似た女の子。意外と怖がりで寂しがり屋でかまってちゃん。
「えへへ。デミねー、イタズラするのすきー!!」
○エノムル
スライム三姉妹の三女。
ニーファのお気に入りの移動式ベッドと化しているが本人はそれなりに楽しい様子。
「〜〜〜♪(らららコッペパン♪)」
○タマノ
時空神タマモミヅキの娘。
お稲荷さんに誘われてやってきた幼女でみんなに内緒で空間魔法で距離を操り遊んでいる。
「お稲荷、おいし……むしゃむしゃ………おかわり」
○カグヤ
破壊と再生を司る神鳥にしてアレクのペット。
普段は封印されて小鳥の姿だが、アレクの許可さえあれば人型を取れる。飼い主からのお使いをこなした褒美で、人と鳥の姿のオンオフを許可された。
異名:神鳥。焔院凰。
「……最近は退屈しないわね」
○シルヴァトス=ルノワール
先代魔王にして主人公らの父親。
現在、妻との旅行計画を立てて実行段階まで移ったが、世界情勢的に無理だと判断して嘆いた。
「四堕神さっさと滅ぼせ我が息子よ」
○エリザベート=ルノワール
先代魔王の王妃で主人公らの母親。
可愛い見た目の子を着せ替え人形にするやべー王妃で同性愛を極めた、皆に優しき妻。
「あら〜、いい服はっけーん♡」
○ジークフリード=ルノワール
先々代魔王で祖父。
迷宮隠居生活を終えて、最近は魔都エーテルハイトにて若輩者の鍛錬をしてるらしい。
「小さくなった孫、もう一回見たいのぉ……」
○ルミニス=ルノワール
先々代魔王の王妃で祖母。
もう既に魔都の荒くれ者達を拳で黙らせて、更にユメにそれを追撃させて支配させたとか何とか。
「迷宮の自然の中もいいんだけどねぇ……」
○ムジカ
魔王城の宮廷メイド長。
実は先代の時代から魔王に仕えているベテラン中のベテランである精霊メイド。
「かしこまりました」
○アンデュラー=アームストロング
現役四天王で総料理長。
相も変わらず凄腕の武力と調理力と大声でキッチンやら山やらを跋扈している。
異名:《力》。
「我が料理は世界一ィィィ!!!」
○マサキ/天堂正樹
聖剣を作り操る勇者。
受け継いだ形状剣アインシュッドを使いこなし、前の持ち主よりも威力が高くなっている。
意図せず形成されていたハーレムに嫉妬という亀裂が入ったとか入ってないとか修復したとか。
異名:聖剣の勇者。
転生特典:聖剣練成し
…無から聖なる武具を作り出す勇者スキル。
「勇者よりも目立ってる……あれ、僕って脇役?」
○ソフィア=アークシア
太陽教の聖女。
世界屈指の回復魔法の持ち主。……最近、勇者を取り巻く女性事情に敏感になっている。
異名:聖女。
「マサキ様に近付く前に、私と面接しませんか?」
○クレハ=ウィエル=バンフォーレ
没落貴族の令嬢。
血統により受け継がれてきた紅の魔法を使う勇者パーティの金銭源その一。没落してても金はある。
異名:赤の令嬢。
「復興の前にうちの聖女を何とかしなきゃね……」
○ミュニク
勇者パーティのちびっ子。
短剣や呪符をふるって敵と相対する凄腕のアサシンとなった。ソフィアがたまに怖い。
異名:猫手の閃光。
「ミュニクも引き算できるですよ!ほんとなのです!」
○シリシカ
精霊魔法の使い手。
勇者パーティの常識人枠で精霊の力の恩恵を授かっているエルフ。仲間の一人を止めるのに苦労中。
異名:先見の精霊士。
「アレク?あぁ……あまり関わりたくはないわ」
○クロエラ
銀嶺を一人で作った魔工学者。
回収した銀嶺に乗って機甲神と戦い、無事敗北したがめげずに機体の修理と改造に励む。
異名:孤高の魔工学師。
「みんなボクが狂ってるって言うけど、大概だよね?」
○マール
学園の古代魔術研究会の会長でクロエラの助手。
銀嶺に乗ってクロエラの補助をしてる通り、彼に出会ってからストッパーとなった被害者。
異名:氷心の魔女。
「…一番おかしいのはアレクとクロエラの二人」
○ミカエラ=リル=ヘイドゥン
四天王でありユメの補佐官。
この作品の中で常識人枠として優秀な成績を収めている作者公認?の清楚。たまに燃える。
異名:《炎》。紅焔の魔女。
「爆裂魔女の詠唱早見表?……なんです?これ」
○ヒルデガルド=ネザゲルート
ユメの補佐官で運搬役。
ファンユニオンを結成した影の巧妙者であり、ユメを過激な妹にした一端の持ち主。
「王子が尊いのでファングッズ増やします」
○ミラノ=ヘルアーク
ヘルアーク王国のイケメン第一王子。
身も心もイケメンで清涼剤だが劇薬のアレクを友人に持つ。太陽神の力を神剣で引き出せる。
異名:聖王子。
「太陽って、使いようによっては凶器だよね」
○フェメロナ=ライオンハート
脳筋だらけ(偏見)の獣王国から来た王女。
最近は拳でも脚でも倒せない相手がいると学習したようで、純粋な力技以外も覚え始めた。
異名:獣姫。
「拳で語る!それがライオンハート流だ!!」
○ステラ=リーン=エディス
ミラノの妻。おっぱいが本体レベル。学生。
○フリエラ=グリモワール
学園長の孫。委員長。学生。
○ティターニア
エルフ族長の娘。腐属性。学生。
○フィリップ=アステノイド
ソフィアの義兄。鏡面神の加護持ち。学生。
○リダ=フロイル
特別生クラスの担任。自由人。糸目。
○ジェイド=グリモワール
フリエラの祖父。学園長。超高齢魔術師。
○ハイリンヒ=ヘルアーク
ミラノの父で現ヘルアーク王。
老いた身であるが歴戦の戦士を思わせる覇気は未だ健在。自分の異名が獣王と被って少し苦手。
異名:獅子王。
○レオナード=ライオンハート
フェメロナの父でグランヒッツの獣王。
息子娘達との触れ合いは最低限。強い子に育てる為にという極端な理由らしい。でも本心は……
異名:獣王。蛮王(自称)。
○アルデンテ=ルノワール
シルヴァトスの弟でアレクの叔父。
世界同盟の魔族代表で数秘術を極めた理系の若々しいおじさん。書類に埋もれるのは日常茶飯事。
○エウク=レイデス
世界同盟の最高評議会長を務める老人。
世界の行く末を長く見ており、人間でありながら普通の平均寿命を遥かに凌ぐ歳を生きる。
勿論、魔法などではなく、素の体力で。
異名:世界同盟最高評議会長。
○星宮蓮夜
冒険者である異世界転生者。
軍オタで銃火器以外にも戦略兵器なども召喚できる異世界の軍事均衡を破壊する男。
異名:魔弾の射手。
転生特典:魔銃戦線
…銃の概念があるもの、付属してるものを召喚できる。
「戦艦は男のロマン。召喚できっかなぁ……」
○舞並茜
蓮夜とコンビを組む転生者。
彼との関係性は転生後から組織壊滅まで未だ変わらず発展も変化も微々たるものらしい。
異名:戦乙女。
転生特典:匣庭
…異世界で戦っていた天使の力を展開する。
「れ、蓮夜と付き合う?…そ、それは……ね?」
○高橋冬馬
獣王国の外務大臣である転生者。
アレクにケモナーだと見破られたり、頭がやられて無茶ぶりさせたりと混乱中。過労死まったなし。
異名:政帝。
転生特典:黒文字の囁き
…不思議な黒い液で生物の思考回路などを読む。
「猫耳が一つ、犬耳が一つ、兎耳が一つ……」
○長谷川夏鈴
シーレーナ王国の水守でギャル。
凄く硬い釣竿をブンブン振り回して戦うが、水守として海に関する魔法も使える悪ノリ娘。
異名:水守。
転生特典:戯れの打神鞭
…振るえば釣れる、穿てば貫く釣竿の所有権。
「あげぽよ〜は琉球語なんだよ?知らなかった?」
○リョーマ/菅原竜馬
世界に三人しかいないSランクの物理担当。
鉄剣と皮鎧のみで世界最強に成り上がった社畜の転生者。ハーレム形成者で酒好きのおっさん。
異名:鉄剣。
転生特典:最強
…あらゆる力の頂点に立つ存在。
「君も魂の状態で、千年近く神に挑戦しないか?」
○ラトゥール=ラブラプス
世界に三人しかいないSランクの魔法担当。
ビストニア大陸にある塔で孤児たちと暮らす最強のオカマで、魔法を使いながら肉弾戦を繰り広げる。
異名:塔の魔術師。
「うちの塔、身寄りのない子を守る施設なのよぉ〜!」
○ヴィズリム=アタルマテォク
世界に三人しかいないSランクの精神担当。
異端のエルフその2(その1はグロリアス)で狂気的な絵を描き具現化させるSAN値を狂わす変態。
異名:夢幻創師。
「 究 極 ☆ 芸 術 」
○アンテラ
世界を統べる月の最高神。
アレクに面白半分で人生ゲームを渡したり、貰った神器で幼児化させてしまったお転婆女神。
異名:夜天神。
「もういっかい幼児化いっとく?」
○ラース
天界の地下にある《廃棄孔》を探索する神。
異名:天雷神。
○ハワード
ユメの守護神である混沌。
真の魔王の影に存在する彼だが、依代と言えるユメの頭が異常に不思議な為戸惑っている。
異名:混沌の従神。
「臣は混沌、真なる者を見極める神──」
○エインシア
元魔統神の神徒にして今は剣に宿る魂。
正樹に渡った形状剣アインシュッドに宿っていて、戦闘時には目を覚まし凄く煩いらしい。
異名:柔剛の神徒。
【剣の振りが甘い!もっと腰を落とせ!あほ!】
○ビャクゴウ
五神獣の一体にして闘争と自由を司る神虎。
人型は口の悪い小柄な少年で、事ある毎に殺害宣言に近い暴言を吐く。天父神側に属する。
異名:神虎。覇豪獣。
「ぶっころぉぉぉおおおす!!」
○コクヨウ/グラン・タラスクス
五神獣の一体にして知恵と豊穣を司る神亀。
アレクが最初に出会った神獣で、平和を好み今回の戦争に難色を示す。今度アレクに会いに来る。
異名:神亀。仙老亀。
「手土産は何がいいかのぉ……」
○ミズガドル
五神獣の一体にして転変と循環を司る神蛇。
人型は蛇の下半身を持つ悲しそうな女。昔、恋心を抱いていたのだが寿命によって叶わず。天父神側。
異名:神蛇。世界蛇。
「海の底はひとりを感じられて最高よ?」
○ナチュレ
とある陣営に属してるらしい植物っ子。
アレクが好きだから取り入った。自然を害する奴は嫌いだが壊したぶん元に戻すアレクは許す。
ついに面倒くさがったアレクから仲間入りを許可された。ついにレギュラーメンバー入りか?
「ボクはー、ボクだよー?」
○ルーシィ=ノーレッジ
アレクが拾った吸血鬼の可愛い女の子!
突如現れたプリティヴァンパイア!赤と青のオッドアイ!脱ぎやすい貫頭衣!不本意な嘘!血を操ったらさぁ大変!私これからどうなっちゃうの!?
そんな彼女の正体は───!!
「そんなもったいぶる?!もうバレてんのに!?」
○ユステル
忠誠心の塊である騎士っぽい吸血鬼神徒。
ルーシィを遠目から観察し、いざという時は盾となって守るつもりである忠臣。
異名:犠牲の神徒。
「全てはお嬢様の願いのために」
○ヌイ
ルーシィに友達感覚で話しかける吸血鬼神徒。
一応部下だが、友人として接してた時間の方が長いらしい。全裸に緋色の粘液といつやべーやつ。
異名:緋液の神徒。
「忠誠心よりも心配が勝るわよ」
○ソルト
サイボーグな身体の一般女性神徒。
身内から塩姉だの煩い岩塩だの言われる姉御で、慕われてはいるが扱いが扱いでイライラしている。
異名:兵装の神徒。
製造番号:0001
「こいつらロボのくせに感情豊かね……」
○ゲルヴェーア
半身が巨大な銃となっている寡黙な神徒。
遠距離狙撃が本領で、Sランクと殴り合いするのは想定外だった。機銃の名は二代目として襲名。
異名:機銃の神徒。
製造番号:0016
「S級、危険度測定不能。遭遇時→即撤退。推奨」
○ツァラート
おしゃべりで隔絶の悪い不定形の神徒。
全身が歯車で出来ている存在で、一度受けた攻撃は無効化する学習する機械。爆発が怖くなった。
異名:歯車の神徒。
製造番号:0105
「オマエ モ ヒキニク 二 シテヤロウ カ?」
○マナ・ジスタ
人類掃討を掲げる機械兵団のトップ。
四堕神の一柱である《機甲神》。
今は亡き創造主が最後に遺した命令を胸に、ただ一心に異世界の生物までも破滅させようと動く。
《鋭機兵団》とは彼と三神徒、そして六機の機械兵で構成された精鋭部隊である。
異名:機甲神。
製造番号:0072
「project起動、人類掃討ヲ開始スル───…!」
○教授
遥か昔の別世界で機械兵団を造った偉人。
死の間際に機甲神の身体に最後の命令を打ったが、その途中で事切れてしまった。
異名:最狂の魔工学師。
○バルレル=ハンバレッド
イビラディル大陸一の大商会の会頭。
とても沢山の罪を背負っていたが、とある銀髪魔族に死んでからも利用されて昇天した。
主な罪状は人身売買、薬物取引、賄賂etc…
彼の弟子で超潔白な青年がおり、アレクの手筈で彼はハンバレッド商会の会頭となり、白い商会へと生まれ変わらせたとか何とか。
「俺がバルレルだ!……に、偽物じゃないよー?」
○蟷螂怪人マディモール
禁帝神の配下が作った怪人の一体。
蓮夜と茜の連携を前に頑張ったが、最後は文明の利器によって敗北した。手榴弾に敗北した。
○鳳蝶怪人ベティフライ
禁帝神の配下が作った女怪人。
冬馬と相対したが、異常な毒耐性のせいで盤面を崩され、会えなく敗北。ユステルに抹殺された。
○飛蝗怪人ソートレス
禁帝神の配下が作った脚力が凄い怪人。
夏鈴と戦い、打神鞭の貫通を何度も耐えたが、自然の力には抗えきれなかった。
○蜘蛛怪人アラーネア
以下同文。【這い寄る闇】の創設者である怪人。
ルーシィの自己保身計画によって死んだが、三千年もの間、密かに生きていた上に皆を引っ張っていた為、怪人の中でも力はあった。相手が悪かった。
全てが姫の為にと言うが、吸血鬼も禁帝神もそんなこと望んでないし興味すら湧いてなかった。
他の怪人よりも頑張った。でも報われなかった。
「私の、何が……」
○宮藤青久
組織に所属していた幹部で財宝収集者。
天父神に召喚された転生者の一人で、盗むのに便利な能力を得ていた。
実は、二つ転生特典を持っているらしい。
異名:???
転生特典:盗神の招き手
…手を伸ばせば狙った物が手に入る。
:???
「むー!むー!(こっから出せー!出せよー!!)」
○ゼシア
知的好奇心を溢れさせる邪悪な幼き神。
四堕神の一柱である《禁帝神》。
ただ己が見たい世界を創る為だけに禁術を造り、誰かの物語の結末を見たいが為に悪さをする。
そこに、悪意は存在しない。
異名:禁帝神。
【───ワタシが楽しければそれで良し】
○広瀬弥勒
かつて存在していた男の夢に現れた友人。
二次元キャラとの謎の盟約(罰ゲーム)でお金があるのにパピコを盗むという頭のおかしい変態。
女に貢ぐ。関係持つなら美人がいいけど言い寄られたら仕方ないなぁとやる。いつか刺されそう。
「あいっかわらず、しけた顔してんなぁ!」
○ショコラたん
弥勒がお熱な国民的アニメキャラ。
ミルクチョコのような色の髪、ホワイトチョコのような白い肌、ビターチョコの色の瞳を持つ。
天然でちょっとおバカさん。心優しい女の子で、社会のゴミにも明るく手を差し伸べるよ(公式より抜粋)。
○景山凜音
もはや影も形も無い過去の少女。
成績下位で戦争ゲー中毒で自殺志望だが、学校に普通に通ってたし友達もかなり居たようだ。
ガラスケースに大切な思い出などをしまう。
最期は兄の目の前でトラックに轢かれ、血飛沫だけを残して、存在ごと目の前から消えていった。
────それから幾星霜、少女は絶望の縁に立たされて。
希望の花を掴み取った。
○(真)『ルーシィ=ノーレッジ』=『景山凜音』
同一人物であり真祖に転生した絶望の子。
アレクの前世、景山慎司の実妹。
異世界転生したら吸血鬼で、奴隷に堕ちて、殺して奪って逃げ出して、ついに神の人形になっちゃった可哀想な経歴の持ち主。
封印解放時は真紅の軍服で戦争万歳を言ってたが、それは演技で自分よりも強い三柱の神をその場で敵に回さない様に口を開いていただけである。
ルーシィは戦争ゲームが好きなだけ。ゼシアは戦争でも何でも良いから混沌としたいのが見たいだけ。そして、ルーシィは世界に絶望していた。
三千年前はそれが綺麗に噛み合わさり、実現した事によって四堕神の一柱が誕生した。
現代ではルーシィの心がポッキリ折れてゼシアの言いなりになりかけているのが問題点。
でも、アレクによって幸せになり始めた。
異名:血の廃嫡姫。禁帝神の器。
転生特典:操血術
…自分だけでなく他者の血も操る事ができる。
「私は幸せだよ?だって……ね?」




