第六章 登場人物紹介
ネタバレがあります。
○アレク=ルノワール
今作の主人公。
魔統神の最後を見送り、妖精郷アヴァロンの調査も終えた彼が次に目指すは………新婚旅行!!
《言霊魔法》を駆使し生きやすい人生を造っている半神半魔だが、最近は神化が停滞中。
異名:大天敵。銀色の死神
○ニーファ/ニールファリス
アレクの妻である神竜。
生まれた初めての忙しない生活を楽しみ、年長者としての貫禄と甘さを滲ませながら夫と生きる。
夜の発展は未だに乏しい。
異名:神竜。銀竜姫。嫁神竜。
○ユメ/ユーメリア=ルノワール
次代の魔王でありアレクの妹。
初代魔王に実力などを認められ、魔王の名に相応しい女性へと成長した。
そして現在、兄妹結婚法の議案書の作成中。
異名:黒薔薇の魔王姫。ファンユニオン創立者。
○メリア=ナイツミディン
アレクの専属従者。
夜天教の巫女から奴隷従者にジョブチェンジしてしまった桃髪兎の獣人少女。
《轟砕の爆戦棍》と闇魔法を駆使して戦う。
異名:桃色の起爆剤。
○プニエル
可愛いリトルエンジェル。
元はエンジェルスライムだったアレクの従魔で、天真爛漫で見た目相応の幼女。光系統の回復を使えるが、広範囲で無差別の為使い勝手が悪いらしい。
異名:幼天使。
○ウェパル
スライム三姉妹の長女。
メイド服の世話好き小学生だが、年相応に遊びに釣られる事が多い。
本性はスライムなので触手で仕事量を減らせる。
○デミエル
スライム三姉妹の次女。
悪戯を行う為の思考回路が発達した小悪魔幼女。プニエルと一緒にいるのが大好き。
人形が大好きで、人型より動物型の方が好み。
○エノムル
スライム三姉妹の三女。
見た目からしてヒューマンスライムと言っても過言ではない全身スライム巨女。
三姉妹の中でも一番隠しダネが多い。
○シルヴァトス=ルノワール
引退に追い込まれた魔王。
アレクとユメの父であり、心労が溜まる一方であり……何かと苦労が絶えない傑物。
魔王国が復興したら王位を譲るつもり。
○エリザベート=ルノワール
2児の母にして可愛いもの好きの王妃。
巷では同性愛のテクニシャンとして名を馳せ、家族内では兄を女装させるヤベー奴で通っている。
魔王引退に沿って彼を支え続ける良き妻。
○ムジカ
魔王城宮廷メイド長。
精霊族でありながら魔王に与する鉄面の如き表情筋を持つ女性。
精霊は不老不死なので、一生現役。
○グロリアス
元・四天王の変態紳士。
エルフであるが魔王の娘に忠誠心と年の離れた愛情を抱いているが恋ではない。
現在はユメの専属秘書になる事が決まった。
異名:《豪》。
○アンデュラー=アームストロング
四天王の宮廷料理長。
神徒との戦いを経て肉体が傷ついていたが、普通に癒して復帰した。
《鮮断刀クークマッド》を手に食材を求む。
異名:《力》。
○ヘイディーズ・エンド/桜真秀一郎
今章では活躍しなかった骸骨の四天王。
それは、魔王に説明した上で学友の肉体を死霊術師で直し、ゾンビにしていたから。
かつては日本人だった。
異名:《棺》。
○ベイル=ノーストール
五人目の四天王と呼ばれた魔王軍の総大将。
此度の四天王の充員補充で、作中では語られていないが四天王に選ばらた。
本人曰く相応しい者が来るまでの代理らしい。
異名:《楔》。
○ミカエラ=リル=ヘイドゥン
魔王国のヘイドゥン公爵家の令嬢。
ユメの親友であり、信頼出来る間柄と実力を買われて四天王にされてしまった。
火炎の扱いはアレク以上の才覚がある。
異名:《炎》。紅焔の魔女。
○ヒルデガルド=ネゲザルート
魔王国のネゲザルート公爵家の最後の乙女。
ユメの親友であり、魔王ユメの監視下の元に生きることを許されたファンユニオンの裏ボス。
転移の腕前はアレクの上位互換で、実際に足を運ばずに正確な情報を頼りに転移できる。
○ギルノイ&ダルメス
魔王城の門番を務める先輩と後輩。
ギルノイは先代から仕えており、ダルメスは新人の女の子。
魔都占領時は休暇だった為に生き残った。
○マサキ/天童正樹
人類を救うために存在する勇者。
転生特典《聖剣錬成》と神剣《形状剣アインシュッド》を巧みに操り前線を切り拓く。
現在、神剣に宿った魂が剣を振れと煩い。
異名:聖剣の勇者。
○ソフィア=アークシア
ソレイユを崇める太陽教の聖女。
パーティに居るだけで生還が望める凄腕のヒーラーであり知恵も回る出来る女。
敵の妨害が可能な魔法や強化魔法の補佐が基本。
異名:聖女。
○クレハ=ウィエル=バンフォーレ
遥か昔の没落貴族のご令嬢。
先祖代々から伝わる全てが紅い血統の魔法のみを使える魔術師。
唐辛子の上位互換使用攻撃を魔法と言い張る。
異名:赤の令嬢。
○ミュニク
勇者パーティの可愛い担当。
盗賊スキルが高く小さな身体を生かした無音高速移動が可能な猫耳女の子。
純粋無垢でプニエル達と仲良し。
異名:猫手の閃光。
○シリシカ
勇者パーティのエルフ。
精霊魔法の使い手であり、その腕を買われてプロジェクトチームに選出された。
手持ちの精霊の力を借りれば絶大な力を得れる。
異名:先見の精霊士。
○ミラノ=ヘルアーク
ヘルアーク王国の第一王子。
太陽神ソレイユの加護を持ち、授かった神剣の力を使いこなせるようになったイケメン。
現在進行形で神剣の扱いが上手くなっている。
異名:聖王子。
○ステラ=リーン=エディス
ミラノの妻である公爵令嬢。
夫がダンジョンに潜っている間、彼の帰りを一生懸命願っていた良妻。
豊かな山が上半身に備わっている。
○クロエラ
世界屈指の狂的発明家で魔工学の第一人者。
地球の知識を輸入したことにより科学知識が増え魔法との組み合わせにより進化を極めた。
最早コイツ一人で何でもありな展開にできる。
異名:孤高の魔工学師。
○マール
古代魔術研究会の会長。
クロエラのストッパーであり彼の助手ポジに落ち着いてしまったコミュ障の女の子。
氷の才覚はアレクよりも高い腕前を誇る。
異名:氷心の魔女。
○フェメロナ=ライオンハート
獣王国グランヒッツのお姫様にて戦闘狂。
限定転身を駆使して迷宮を駆け回りその強打の威力を世間に見せつけた。
長年の付き合いである冬馬とは腐れ縁。
○高橋冬馬
獣王国の外務大臣である異世界転生者。
毎度行われるフェメロナの突拍子も無い喧嘩売りによって頭を抱える日々が多い。
この世界に来て性癖が潤った。
異名:政帝。
○星宮蓮夜
冒険者である異世界転生者。
地球に存在する火力兵器を召喚して自分の武器として完璧に扱える戦争向けの青年。
自分で壊した街を直す程に責任感は高い。
異名:魔弾の射手。
○舞並茜
蓮夜と一緒に転生したJK。
転生特典である《匣庭》の力で武装展開し魔王国を勝利に導き、復興も率先して手伝った。
蓮夜との関係性は以前と平行線である。
異名:戦乙女。
○アンテラ
フォルタジアを仕切る月の最高神。
アレクからゲームを持ってかれたり、知恵を絞られたりと悲惨な目にあうが自業自得が多い。
これでも世界で一番偉い女神様の片割れ。
異名:夜天神。
○ウルキナ
アンテラの神徒でありストッパー。
常に主の動向を確認し、仕事が終わってれば手を出さず、終わってなければ鉄拳制裁を食らわせる。
怒ってる理由の八割は夜天神のせい。
異名:監視の神徒。
○ソレイユ
フォルタジアを仕切る太陽の最高神。
自由な性格のアンテラとは違って真面目で少し抜けた女神様。
暇な時はお花を摘んでるか寝ている。
異名:太陽神。
○ボンゴーレ
神器作成を主な生業とする中級神。
工房を構え、鍛冶や錬金などはお手の物。例え上位に当たる最高神にも食ってかかる頑固者。
アンテラは彼に十桁程の未払金があった……
異名:工房神。
○ハワード
破壊神の神徒的存在であり、ユメの守護神。
ユメの命令に従う道を定められた神であり、契約主であるユメの事を常に心配している。
普段は影に籠り、必要時以外は静かにしている。
異名:混沌の従神。
○名もなき人造生命たち
アヴァロン地下迷宮の上層に住む肉塊たち。
かつて封じ込められたが、魔力を食べる体質に変化した事で生き長らえ、ボコボコにされた。
自爆機能も搭載された生物兵器の失敗作。
○キメラゴーレム
アヴァロン地下迷宮に喚ばれたボス。
これといった強さはあるが、正樹達には通用せず呆気なく撃沈した。
魔統神が手を抜いた証拠。
○ジークフリード=ルノワール
先代魔王、つまりシルヴァトスの父親。
息子にも内緒で迷宮に隠居している。片目の眼帯は全盛期に腕試しに召喚した悪魔に奪われた。
数々のヤバい伝説を持ち、危険度が高い老人。
○ルミニス=ルノワール
ジークフリードの妻でシルヴァトスの母親。
迷宮に隠居を提案したのはこの人で、老夫婦で楽しく忙しなく争いながら暮らしている。
戦闘能力は老いを感じさせぬ程に強い。
○アルラウネ
ジークフリードとルミニスの家から見えた魔物。
この家がある階層は二人の勢力圏内であり、ここに住む魔物は皆彼等の知り合いまたは舎弟。
アルラウネはルミニスとよく手縫いをする。
○ローグライム
地獄の大悪魔にして公爵。
受肉してない状態で迷宮に召喚され、己の愉悦のままに暴れ回った厄介者。
アレクという生物が気に入った。
○黒甲冑
鉄剣リョーマがかつて倒した大きな蟹。
地獄に辿り着いた魂をローグライムが改造して失敗した結果全盛期よりも動きが単調になった。
悪魔本人からゴミ扱いされた。
○リッチ(女性)
迷宮の下層に現れた刃系統の魔法を愛する霊。
自分の意に沿わないと激怒し、全属性の刃を放ってくる危険な魔術師だったが……
強化されたフェメロナにワンパンされた。
○ヴラドレッド=ノーレッジ
かつて魔大陸に進出した吸血鬼の王。
既に故人だが迷宮の機能でヴァンパイアロードとして召喚されたダンディな男。
弱体化した身ではユメに勝てなかった。
異名:緋月王。
○心臓の天使
魔統神が無理言って貰った禁帝神の兵器。
屋外での活動から強いが、屋内だと動きが制限されるという欠点を持つ。
魔統神の延命装置として活躍した。
○メノウ
魔統神の配下、魔皇四将である美青年。
致命傷で一度死んだが、神域内限定で蘇生し再び立ちはだかっり、銀水の弱点は氷結だとバレた。
最後は初代魔王の前で平伏し散った。
異名:銀水の神徒。
○ガムサルム
魔皇四将の一人にして魔統神の旧友。
最後はダグロスと長年の決着をつけた後に、神域内で復活して猛威を奮った。
かつては四本腕で、破壊の能力はもっと高い。
異名:破砕の神徒。
○エインシア=ルーグセスリ
魔皇四将の一人である剣の為に生きた神徒。
死亡後、正樹に譲った神剣に魂が宿っている事が判明し、正樹の剣の腕を上げると宣言した。
正樹としか会話が成立せず、話し足りない。
異名:柔剛の神徒。
○バイオン
魔皇四将の一人である老賢者。
最後の最後に出てこなかった不遜な男であるが、理由はかつての学友の手に渡っているから。
既にゾンビとして復活してるとしてないとか。
異名:魔導の神徒。
○親衛隊たち
初代魔王に付き従う歴戦の精鋭。
魔皇四将より弱く、将軍よりは強い。親衛隊同士で使う合義と呼ばれる技を持つ。
陛下への忠誠心は皆一様に高い。
○エフェボフィリア
神軍の変態ロリコン将軍のデュフフの人。
あまり慕われてなかったが、左翼の急進派のトップであった。
槍を使うが、精霊と香辛料には敵わなかった。
○ペドフィリア
神軍の変態ロリコン将軍の真面目っぽい人。
人望などあまりなかったが、右翼の保守派のトップとして軍を率いていた。
双剣を扱うが、精霊の前では無力だった。
○ダグロス/ダルクロス=ルノワール
四堕神が一柱である初代魔王。
悪魔召喚士の母と上級悪魔の父の間から生まれた特殊な魔族。
最後は初代魔王として後世に未来を託した。
異名:魔統神。初代魔王。
これから設定集という設定厨大好きな物を作るつもりなので本編はもう少しお待ちください。
設定集は別途で投稿しますので、出来次第URLをあらすじの下の方に貼るつもりです。
勿論、一気に作るのではなく、ちまちまと設定集は作っていくつもりです。
新婚旅行が見たい人はご安心ください。




