第五章 登場人物紹介
少しネタバレや裏話あり
第五章登場人物紹介
○アレク=ルノワール
主人公。
なんやかんやで神軍を壊滅させる道を選んだ常識範囲外の魔王の兄。
《魔界執行官》就任として命じられた任務で出会っただいたい相手は悲惨な目に遭う。
女装も似合っちゃう系の銀髪紅眼美少年。
偽りの魔都を作ってる内容は表には出てないが、無駄な努力と魔力を費やした結果が幸をなした。
一応、未だ童帝ではある。
異名:第天敵。銀色の死神
「ダンジョン攻略と言えばスピードアタックだろ」
「どんな感じに?」
「1階から最下層までぶち抜く」
「アウトじゃろ」
○ニーファ/ニールファリス
メインヒロインの世界最強種。
神竜としての威厳は既に無く、言葉遣いだけで威厳を示してる様なものである。
今回はあまり出番は無かったが次の章ではバリバリ働かさせる予定(予定なので働かないかも)。
最近の夜はも一緒に寝てるが夫との本格的な行為には踏み入れてない……どころか互いに「初めて」を保っている為あまり事は進まない。
異名:神竜。銀竜姫。嫁神竜。
「『嫁さん調○日誌』のぉ……なかなか面白い物を持ってるなお主」
「何を言ってるかわからんな!(何故バレた!?)」
「こーんな趣味があるんじゃなー、お主」
「まぁ、題名はアレだけどお前の夜の様子を客観的に表した日記のようなもんだぞ?」
「………え、これ我?」
「うん」
「…あ、じゃあこのページは?」
「一昨日のお前だな」
「……………燃やそう」
「まってぇ!?」
○メリア=ナイツミディン
アレクの従者の専属奴隷メイド。
強敵メノウを倒した事でまた一つ成長した。
ちょっと慈悲の心を持った結果失敗したけれど、一応付与してた探知魔法が良い方向に上塗りした。
獣人に発情期なる設定を作るかどうかは作者の健全な脳内会議で左右するだろう(みんなはどう?)。
取り敢えず煎れる紅茶が美味しい。
異名:桃色の起爆剤。
○プニエル
幼女姿のエンジェルスライム。
背中の小さい羽と頭の輪っかはあまり使ってないから飾りに思われるが、使えないことも無い。
光魔法に長けており、回復はお手の物で部位欠損も瞬時に癒せるレベルになってる。
妹達と共に今日も元気に野原を駆け回る。
異名:幼天使。
○ウェパル
小学六年生ぐらいのメイドに進化したスライム。
知能指数も高くメリアの真似事で家事掃除をしたり、アレクのお手伝いをしたりしてくれるように。
スライム三姉妹の長女。水色の髪の毛。
《メイドの玩具箱》という技でメイドスカートの中からスライム触手を出して武器を出して戦う。
七つの武器の名称は厨二心を燻られたアレクの悪ノリで、能力よりも叩きつけるのが多い。
○デミエル
ゴスロリの小さな悪魔っ子に進化したスライム。
プニエルとほぼ同じレベルの知能だが悪戯への思考回路が発達してしまった。
スライム三姉妹の次女。薄紫の髪の毛。
《仮初の命》という技で人形を操るという、サイコホラーな戦い方をするようになった。
○エノムル
スライム肌の巨人に進化したスライム。
四人の中で唯一の異形だが、本人はこの姿に喜んでいる。
スライム三姉妹の三女。全身が青い。
《溶解液》を体内に満たして取り込んだり吸収物を固形化させて武器にしたりして戦う。
普段はニーファのベッドソファとか、歩くのが面倒いアレクの動く椅子となっている。
○ユーメリア=ルノワール
神に選ばれた次期魔王にしてアレクの妹。
誰もが認める王へと道を歩んでいる努力家であり、暗黒魔法を極めて強くなる日々を歩んでいる。
魔都を奪還したは良いものの、覚醒して直ぐの力の行使により気絶している。
異名:黒薔薇の魔王姫。
○シルヴァトス=ルノワール
配下の裏切りで重傷を負った父さん魔王。
普段の生活に支障は出ないが、戦闘面では大幅なデバフを背負ったことになった。
以前から娘に王位を渡す予定だった為、少しは気が紛れている様子。
唯一悔やむとすれば、配下の真意に気がつけなかったことだけ。
異名:魔王。
○エリザベート=ルノワール
魔王国の王妃にしてアレクの母。
旦那の怪我にも真摯に対応し、今後の行き先を考えてはいたが都合通りに進むわけが無いと思い至り思考放棄。普段通りに生活している。
亡くなった公爵夫人とは良好な関係で学友でもあったので涙を流した。
○ムジカ
魔王城宮廷メイド長。
魔都襲撃時も城内の戦闘メイド部隊を引き連れて応戦。手傷を負ったが無事に生還し、負傷者の運搬などにも手をかけた。
○グロリアス
今章で実力を見せた四天王のエルフ。
性格はイケメンだが、内面は変態紳士。
活性化の力を使って親衛隊を蹴散らしたが、今まで蓄積された力とか諸々の反動で現在は病室でぐるぐる巻き常時点滴状態の安静にすべき状態。
体に蓄積された重みのせいで、そろそろ四天王として戦うのは厳しいかもしれない。
異名:《豪》の四天王。
○ブロッケン=ネゲザルート
田舎訛りの言葉を使う四天王。
交易都市メタンネドを中心に管理する公爵であり、空間魔法に長けた一族の末裔。
家訓とか恩とかで魔統神に寝返った。
最後は化け物の姿になりながらも、長年仕えた本来の王への忠誠心は消え失せていなかった。
悲しい話をすると、誰か一人ぐらい裏切り者を出すべきと思って彼を選びました。はい。
異名:《秤》の四天王。怪獣ブロッコリ。
○アンデュラー=アームストロング
四天王最強の宮廷料理長。
単純な力や鮮断刀クークマッドの特異性によって魔王に次ぐ実力を持ってはいるが、あまり出番が貰えないし戦い方に癖がありすぎて書きづらいし相手が悪くて話に収拾がつかないから放置された男。
現に身体がひび割れても笑って、そのまま戦いを継続するほどの度胸と力を持っている。
異名:《力》の四天王。
○ヘイディーズ・エンド
四天王である骸骨の死霊術師。
旧名は桜真秀一郎。
三千年前にこの世界に降り立った転生者であり、とある禁書を読んで冥界で死霊術の修行をする。
千年かけて死者の王となった彼は白骨化した身体に魂を宿し二千年を生きてきた。
前世は「天照帝国」という地球の並行世界出身。
分岐点は日本が第二次世界大戦に勝利して世界の頂点に立った世界線。
異名:《棺》の四天王。
○マサキ/天童正樹
聖剣錬成の勇者スキルを持つ出番の少ない勇者。
奥の手である神刻の力を使って消耗したが、ソフィアの聖女パワーで後遺症無く生還した。
彼の手にエインシアの神剣が握られているのは、彼女が願う剣としての在り方を示す為。
そして、この剣が勇者を数奇な運命へと運ぶことはまだ誰も知らない。
異名:聖剣の勇者。
○ソフィア=アークシア
○シリシカ
○ミュニク
○クレハ=ウィエル=バンフォーレ
勇者パーティの強い女達。
魔都エーテルハイトで暴れたり、勇者の補佐をしたりして全力を尽くした。
詳しい説明省くよ。
○リョーマ/菅原竜馬
人類最強のSランク冒険者。元社畜。
今回の魔都奪還には参加しなかったが、後の攻防戦に参加する予定。
実を言うとミラノと剣の稽古をしていたので参加はしなかった。
異名:鉄剣。
○ミラノ=ヘルアーク
ヘルアーク王国の第一王子。
太陽を操る力を持つ美青年で、今はリョーマの元で軽く稽古しながら修行中。
異名:聖王子。
○フェメロナ=ライオンハート
獣王国の姫にして超脳筋ライオン。三度の飯も好きだが戦いも大好き。
《限定転身》と《真獣転身》の出番は次の章で。
○ミカエラ=リル=ヘイドゥン
魔王国ヘイドゥン公爵家のご令嬢。
炎魔法に長けており、ユメとも親交が深い。
将来的には彼女の補佐的立場が予想されており、本人もそれを望んでいる。
異名:紅焔の魔女。
○クロエラ
今作史上最高の問題児の一人。
天才的な魔法学者である。魔法と機械の融合した発明品は魔工学と呼ばれているが知名度は低い。
学生の身分であるが、世界同盟から多大な支援を受けていたり、アレクからの技術提供などがあったりと、バックに強い奴が張り付いている。
今回の録画した戦闘風景を記録して編集し、『銀嶺ユースティア』とかに生かそうと考えている。
異名:孤高の魔工学師。
○マール
クロエラの助手ポジションに就いている学生。
忘れがちだが、アレクも所属してる古代魔術研究会の会長さん。
異名:氷心の魔女。
○ベイル=ノーストール
五人目の四天王とも呼ばれる魔王軍の総大将。
魔王に対して絶対的な忠誠心を持ち、巨大な槍を片手に軍隊を勝利に導いてきた。
○ポチ
《ネクロ・オーン》による生み出された生命体。
クトゥルフに出てきそうな姿を持ち、黒山羊の名を持っている。
神軍の先行部隊の真の魔族八名の遺体を融合して生み出された。
その後、黒山羊宅急便と称された嫌がらせによって命を落とした。
○コタロー
南の島の魔獣を融合した黒山羊一号。
二号がポチ。
しかし、その大きさはポチとは比にならぬ程大きい。
アレクに忠実な忠犬(羊)(化け物)。
○ハイリッヒ=ヘルアーク
ヘルアーク王国の国王。
ミラノの父親。
○レオナード=レオンハート
獣王国グランヒッツの獣王。
フェメロナの父親。
○アクライネ
エルフ自治領の族長。
ティターニアの母親。
○ギルガム
ドワーフの国、エルダニオン地下帝国の帝王。
○セイレーン
海精族の国、シーレーナ王国の女王。
○アルトテリス
クロエラが所属する魔法学総合研究所の所長。
○星宮蓮夜
Aランク冒険者パーティ『蒼穹の戦線』のリーダーにして転生者。
《魔銃戦線》という転生特典を手にやってきた。
古い銃も戦車も戦闘機もなんでもござれ。
つまり軍オタ。
出身はアレクや正樹、竜馬と同じ地球から。
異名:魔弾の射手。
○舞並茜
蓮夜と一緒に異世界にやってきたJKで彼の相棒。
《匣庭》という転生特典を片手に活躍する。
能力発動時は恥ずかしくて赤面する事が多い。
蓮夜との中は良好で、互いに意識してるが世間がそれどころでは無い。
出身は蓮夜と同じ日本。
異名:戦乙女。
○高橋冬馬
獣王国の外務大臣である転生者。
《黒文字の囁き》という転生特典を持っている。
極度のケモ耳愛好家で今の彼の立場は天職とも言えるだろう。
出身は並行世界の「地球連合」と呼ばれる世界全体がひとつの国となった世界から。
異名:政帝。
○長谷川夏鈴
シーレーナ王国に仕えているギャル。
あげぽよが挨拶となっている世界線の国からやってきた。
《戯れの打神鞭》という転生特典で何でも釣れるが名前詐欺の能力を持つ。
出身は「琉球王国」で現代でも琉球王国が存在して、なんと日本を支配している世界線。
異名:水守。
○メリーナ=ネゲザルート
ネゲザルート公爵夫人。
夫であるブロッケンの事を心から愛している。
しかし、魔統神へと寝返る夫を見て、自害しその命を絶った。
魔王国王妃エリザベートとは学友で仲良しだった。
○ヒルデガルド=ネゲザルート
ブロッケンの娘。
一族の血を受け継いでる通り、空間魔法に長けておりその力は父親以上。
魂隷の呪縛を自ら受けて眠りについていたが、魔都奪還作戦直前に意識が戻ったらしい。
ユメとミカエラとは親友で超仲良し。
○エフェボフィリア
神軍の二大変態将軍の一人でウェパルに討伐された歴戦の紳士。
あまり強くない。
○ペドフィリア
神軍の二大変態将軍の一人でデミエルに討伐された歴戦の紳士。
人望など無かった。
○メノウ
魔皇四将の一人である神徒。
アレクとメリアにボコボコにされながらも生き長らえてダグロスと共に姿を晦ました。
銀水を操り、様々な性質変化を伴わせる。
メリアが仕掛けた探知魔法のせいで居場所がバレたのが痛手なのをまだ彼は知らない。
異名:銀水の神徒。
○エインシア=ルーグセスリ
魔皇四将の一人である神徒。
形状剣アインシュッドを巧みに操り敵を斬り殺す生粋の剣士。感情を殺して戦うのが主流。
平時は天然が入った脳筋娘。
勇者に敗北し死亡したが、父の教えに従って神剣を讓渡した。
異名:柔剛の神徒。
○バイオン
魔皇四将の一人である神徒。
ヘイディーズ・エンドとは学友で、互いに魔術を競い合った腐れ縁。
早々に神徒となった事で老いがゆっくりとなった為、何千年もの間を研究に費やした。
最後はメタンネドの住人の魂を贄に若返ったが、ヘイドの本質を見抜けずに敗北した。後にヘイドによるゾンビ復活を成し遂げるとかしないとか。
異名:魔導の神徒。
○ガムサルム
魔皇四将の一人である神徒。
魔統神の神軍の中で最強と呼ばれているし、その実力は誇張では無い。
《万象の破壊》と《不動神拳》を巧みに操り意図も容易く全てを破壊した。
裏話をすると、初期設定ではアンデュラー=ガムサルムであったが、最強キャラ同一人物説は流石に無いなと考えて却下された経歴を持つ(二人が似てるのはそのせい)。
異名:破砕の神徒。
○ダグロス/ダルクロス=ルノワール
四堕神の一柱たる魔統神にして初代魔王。
なんやかんや会って現在魔族を滅ぼす事にしたが主人公陣営のやる事なす事に追いつけず敗走。
世界で初めて暗黒魔法を手にしただけあってその扱いは才能の域を超えている。
どうやら今は地下迷宮に潜んでいるらしいが…?
異名:魔統神。
○ナチュレ
またまた出てきた植物人間。
ニーファと親交があった事が判明するが、実態は不明。
ただ、アレクに対しては好意的に思ってるようでもあり、家族に教えて貰ったコミュニケーション方法に対しての謝罪を考えている。
○アンテラ
姉妹女神の妹の方で最高神。
ソレイユと共に世界の管理に携わり、《四堕神》への対策を各国に講じている。
アレクの脳内にリアルで語りかける暇があるらしい。
異名:夜天神。
○ハワード
破壊神の神徒的な存在であり、ユメの様な存在を待っていた混沌。
未だ未知な箇所が多いが、味方である。
リョーマが転生する際に戦った混沌との関係性は不明である。
異名:混沌の従神。




