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魔王の兄は転生者  作者: 民折功利
第五章 魔に挑むお兄様
169/307

王座を巡る死闘

大遅刻ですけど許してください。

一応、二時からようつべ動画を見ながら執筆して今に至るんです。許してください。


「迎撃しろ!けっして奥に通すな!」

「第三分隊は負傷者を早急に避難させろ!」

「報告!第五分隊、全滅です!」

「全力で守り通せぇ!!」


 魔王城は戦士の熱で地獄となっていた。


 ブロッケンの門で帰還した俺達は、目の前に広がる現実を見て足を止める。

 何故なら、神徒が二人攻めてきたと聴いたのに、既に《真の魔族》の軍が城内に侵入し魔王軍と戦闘を始めていたのだから。


「ちっ……転移する隙に侵入したの………か?」


 何かがおかしい。

 疑問が浮かぶが、それを父さんの声が遮る。


「兵士長、現状を伝えよ!」

「っ!陛下!……四天王のお二人が神徒の対処をしている隙に、何処から現れた《神軍》によって、魔王城下層は既に占拠されております…」


 第三ホールには、負傷した兵士や侍女、既に面布を掛けられている遺体が並べられている。

 それが、既に魔王城が陥落し始めた証拠だった。


「……陛下」


 宮廷メイド長のムジカが、影から音も無く現れる。その身体は、返り血を浴びた悲惨な姿だった。


「ムジカ、無事か?」

「はい。従者寮を襲撃されまして、六人の犠牲を経て撃退には成功しました」

「そうか……ムジカ、お前はエリザを護衛しろ」

「御意」

「あなた……」

「エリザ、ここで待っていろ。すぐに終わらせる」

「……わかったわ」


 何時もよりも真剣な顔で夫を見送る母さん。

 さて、ここで最悪な状況を考えるのなら……


「メリア、子供の遊び場(・・・・・・)に転移して非常時の為の準備を初めててくれ」

「わ、わかりました……」


 何故そこに?

 と疑問符を浮かべながらも、俺の言葉に従ってメリアは習得した上に鍛えた転移魔法で、例の異空間に跳ぶ。

 ………あそこなら問題ないだろうしな。


「ニーファは、保険としてここ守っといて」

「わかった。無理をするなよ」


 更に防護を強化する為に、ホールにニーファを置いて行く。ただの古代魔族相手にニーファが遅れをとるわけが無いからな。


「行くぞ」


 父の言葉にならって、俺とユメ、ブロッケンとグロリアスは魔王について行き、王座の間へとやってくる。

 ちょうど王座の間の裏手に第三ホールが存在する為、あそこは最後の安住の地と言ったところか。


 魔王シルヴァトスは、王座に座り時を待つ。

 俺達も各々の武器を取り出し、準備をしながら敵を待ち構える。


 ……王座の間の扉の前に、感知できるほどの存在がいることがわかっているのだ。

 膨大で強大な魔力と全てを圧倒する神気をわざと放流して俺達に威圧感を与える存在。


「……来る」


 そう誰かが言った瞬間、豪奢な王の扉が勢い良く開かれる。

 現れたのは、三人の神と敵魔族の兵士。


「逃げも隠れもせぬとは……度胸だけは一丁前にあるようだな?魔王シルヴァトス」

「……王は象徴。王を守る為に奮起する兵士の為に、最奥で待つのは当たり前であろう?魔統神ダグロス……いや、初代魔王ダルクロス殿」


 魔統神ダグロス、本神が直接王座にカチコミを掛けてきたのだ。

 彼の傍に控えるように、二人の神徒───メノウとエインシアが錫杖と神剣を持って立っている。

 ……エインシアの左手はやはり再生していた。


 当代と初代の二人の魔王が出会った瞬間である。


「初対面で悪いが、其方(そなた)にはここで退場してもらう。我が治世と強き魔族の未来の為にな」

「此方も言わせてもらおう……遥か昔の死に損ないに、黙って席を譲る程、我は優しくなどないぞ?」


 両者一歩も引かずに口上を述べ、動く。


「では…魔王同士、白黒付けようではないか!」

「望むところだ……《魔人の剣》」


 魔王シルヴァトスは《暗黒魔法》を使い、一本の剣を召喚する。

 黒い刀身に赤い魔眼が装飾された闇の剣。


「……《神魔の剣》」


 魔統神ダグロスは、直接とある神に与えられた、初代《暗黒魔法》を行使し、死を纏った紅き剣を手元に呼び出す。


「………」

「………」


 二人無言で構え……同時に飛び出す。

 それを合図に、両者の配下も動き出す。


「はぁっ!!」

「ふぅっ!!」


 甲高い金属音を鳴らしてぶつかり合ったのを合図に、メノウとエインシアが走り出す。


 俺は魔神杖を手に、メノウと対峙。

 ユメは闇夜ノ破神剣を手に、エインシアと対峙。


「この鬱憤を晴らす機会を待っていた!」

「さっさと死ねや詐欺師!」


 《ダロスの儀》で色々とやらかしてくれたからな。コイツの渾名は詐欺師で充分。


「……切り伏せる」

「お兄様に負けた敵に遅れをとるなど恥辱です!」


 ユメはユメで酷いことを言いながら、エインシアに向けて破壊神の剣を振るう。


 四天王のグロリアスとブロッケンは、魔王城制圧に動いていた《真の魔族》の軍の掃討に向かう。

 グロリアスは手元に握ったレイピアを使って応戦し、ブロッケンは魔力を貯めて技の準備をする。


 こうして、両者退けない戦いが始まったのだ。




◆グロリアスVS真の魔族の軍 (第三者視点)


「エルフが四天王だと!?舐めているのか!」


 グロリアスを見た敵軍が憤りを露わにする。


「死ね!我が王の世界に、貴様の様な雑種を存在させるわけにはいかぬ!!」


 グロリアスはエルフだ。

 エルフでありながら魔族の四天王の座にいるのは、彼の能力《活性化》による弊害が大きい。

 ただ普通のエルフとして生まれるはずだった彼は、肉体や血流を活発にさせ、強靭な肉体と瞬発力、攻撃力を手にする事ができるが、その分反動が大きい。しかし、活性化して強化された力は、術を解いた後も消えることなく存在し続ける。

 その力のせいで里に居られなくなり、世界を旅していた時に父と出会い、忠誠を誓った。

 そして、《活性化》の力を使うのは重要な局面であり、魔王に求められた時のみと契約を交わした。

 故に今、力を求められていないのだから、彼は今まで蓄積された活性化の残滓とも言える力を振るうしかないのだが……今まで何回活性化したのだろうか?


「エルフエルフエルフと、煩い連中ですね」


 彼のレイピアは至って普通の代物の筈なのに、彼の強化されてきた筋力と魔力によって、一突きで空気が押し出されて敵が吹っ飛ぶ現象を生み出す。


「がぁぁぁあぁぁっ!!!」

「なっ……なんだ、この威力は…!?」


 それでも衝撃に耐えきる魔族もいるが、彼の連撃にやがて足を中に投げ出してしまう。


「全く……種族で見てると痛い目に合いますよ」


 ……エルフなのにエルフじゃない男、それが四天王《豪》のグロリアスである。




 ◆ユメVSエインシア (第三者視点)


「《黒紫雷帝》っ!」

「速いが……見切りは簡単よ」


 ユメは雷の《暗黒魔法》と破壊神の剣でエインシアを攻撃するが、全ての雷を見切ってユメとの距離を詰める。

 コンマ一秒で眼前に迫る死の雷を容易に避けるエインシアを見て、ユメは少し焦る。


(お兄様と戦ってた時と動きが違う……!)


 搦手や初見殺しが多いアレクと違って、ユメは《魔闘術》と《暗黒魔法》を使った正攻法。

 真面目に直線的に攻撃してくるユメは、アレクに近しい攻撃力と破壊力を持っていても、技術面に劣っている。

 更に、エインシアの敗因は、幻影と部下を瞬殺された事による動揺と怒りの感情に左右されてしまったこと。

 これらを、彼女は剣士にとっては忌避すべき感情であり、動きを鈍らせると判断し、捨てた。


 エインシアは平時と戦闘時の切替が異常である事が軍内でも有名だった。

 言葉通り、彼女は再び戦において感情を捨てた。

 葬るべき敵の全てを斬殺するまで止まらない、無感情の殺人兵器と成り果てる。

 それが本来の彼女の姿。


 三千年のブランクによって、切替が上手くいかずに敗北したエインシアは、この短期間で再び切替の習得をしたのだ。

 故に、今の彼女はユメの知る神徒ではない。


「絶技……《無一天・刹那》」


 光を超えた速さでユメの眼前に移動したエインシアは、瞬きの隙を与えずに《形状剣アインシュッド》を横に切り振るう。


「きゃっ……!」


 目の前スレスレを神剣が通るが、危機一髪、避けきれ───────


「……私の剣の特性を知らないの?小娘」


 ──《形状剣アインシュッド》は形状や材質、質量を自由自在、変幻自在に変形できる。

 それはつまり、避けられたとしても、避けた事にはならないのだ。


 神剣は形状を変え、幅が広くなってユメの顔を切りつける。


「っ……あぁぁ!!!」


 眼の切断はされなかったが、顔に横一線の傷が入ってしまう。


「……眼を斬ろうとしたのだが……流石は王の血を引く者、か」


 エインシアは何も感じさせない瞳をユメに向けて、賞賛の言葉を向けるが、そこには何の感情も篭っていなかった。


「……《原闇回帰》っ!!」


 傷を負ったユメは、怯まず勇敢にも立ち向かう。

 彼女の掌から闇の魔法陣が生まれ、更に術者を起点に広がり、大きく膨張していき、瞬時にエインシア諸共世界を黒く塗り潰す。


「これは……?」


 視界が黒く染まり、お互いの位置も姿も見えなくなり、感覚が麻痺して自分の状態も分からなくなる。

 原初の闇に包まれて、世界が混濁していく中、ユメとエインシアは()で動く。


「────ここだ!」


 エインシアが振るった神剣は、確かに何かを斬り、血を飛ばす。

 それは、ユメの右腕を掠ったのだが、確認する術はない。

 更に、感触や感覚も無くなった状態の為、エインシアは斬った感触も伝わらないし、ユメも斬られた痛みを感じることも無い。

 だが、長年の経験で鍛えられた自信によってエインシアは斬ったと確信する。するしかなかった。


「……《神突の牙》ぁっ!!」


 闇の中に浮かびあがる圧倒的な熱量。

 滾る紅蓮が形を作り、ユメの腕に収まり、槍を形成する。

 燃え盛る異形の怪物を幻視させる炎の槍は、闇の世界を破壊し、夜を明けさせながら、ユメの意思関係なくエインシアを貫かんと突撃する。


「くっ!」


 視界がクリアになり、突然目の前に現れた槍を神剣の形状変化で防ぐが、神の業火は剣を覆う。


「……絶技《羅殺門・一転》っ!!」


 すかさず絶技を発動し、神剣を高速回転させて炎を払い、ユメに回転剣撃を仕掛ける。

 眼前に広がる炎を切り裂きながら、迫り来る神剣を後ろに下がって避け続けるユメの戦況は、とても厳しいものとなっていたのだった。




 ◆シルヴァトスVSダグロス (第三者視点)


 古今の魔王同士の戦いは、熾烈を極めていた。


 シルヴァトスの《魔人の剣》が闇の魔素を撒き散らしながら振り下ろされたら、ダグロスの《神魔の剣》がより強い闇の魔素を撒き散らしながら切り防ぐ。


 《魔人の剣》と《神魔の剣》。

 総合的には「<」だが、引けを取らずに攻防を繰り返し、想像を凌駕しあいながら火花を散らす。


 それを延々と繰り返し、痺れを切らした二人はまた別の《暗黒魔法》を発動する。


「《天陰火》」

「《無縁柱》」


 魔王シルヴァトスの足元に闇色の魔法陣が展開され、足元から天を焦がす白い炎が湧き上がる。

 それは近くに居た敵兵を骨すら残さず溶かしながら周囲に広がっていく。


 同じく魔統神ダグロスの背にも闇色の魔法陣が展開され、魔法陣の円形の箇所から六つの漆黒の柱が伸び、前方に突き刺さんと迫り来る。

 それは魂を押し潰し吸い尽くす非道なる柱であり、味方である魔族を巻き込みながら広がる。


「くっ……」

「はぁっ!!」


 白炎と闇柱がぶつかり合い、熱波と衝撃波と破壊を撒き散らしながら炎の壁が生まれ、両者を分けるように目の前を塞ぐ。


「流石と言っておこうか…っ!」

「感謝の至りと返しておこう…っ!」


 両者、一歩も引かずに《暗黒魔法》の撃ち合い合戦を続ける。

 お互いの魔王の力を存分に出し、攻めてきた《真の魔族》を巻き込みながら破壊を繰り返す。


 それは魔王城を揺るがし続け、民の不安を煽り続ける要因にもなるのである。


「《黒紫雷帝》ぃぃ!!」


 魔統神はユメよりも大きく太く圧倒的な力を持つ黒雷を全方位に放ち、敵味方関係なく焼き焦がす。


「《幻暈暗落》っ!!」


 全身を覆い隠す様に出現した漆黒の魔法陣が展開され、障壁を生み出して黒雷から身を守る。

 更に、雷が当たった箇所が渦巻いて滴が飛び跳ねるように障壁が伸びて光線を撃つ。

 攻防両立の障壁は、黒雷から身を守り、更に攻撃する。


 魔王シルヴァトスは、神である初代と余裕で渡り合えている。

 魔統神は決して手を抜いてはいない。

 魔王国の座を手にする為に全力を尽くしている。


 実を言うと、シルヴァトスは、歴代魔王の中でも天才とは呼べないが、《暗黒魔法》の継承者であった……と言っても、凡人だった。

 弟であるアルダンテは学力は突出してたが、武力は対して強くもなかったし、《暗黒魔法》を使える事が出来なかった。


 そんなシルヴァトスは、周囲の心配を他所に努力をし続けた。

 何年も、何十年もかけて努力し続けた。

 その末に魔王に恥じない実力を得て周りの軋轢すら力で説き伏せて名に恥じぬ魔王に君臨した。


 鍛錬の果てに行き着いた王座を、シルヴァトスが安々と手放すわけが無いのだ。

 凡人から王となり得た、凡人の努力家は強き意志を瞳に宿して神と対峙する。

 譲れぬ誇りと情を背負って。




 ◆アレクVSメノウ (アレク視点)


 他の奴の戦いを後目に、俺はメノウと対峙する。


 《銀水の神徒》メノウ。

 魔族上がりの神徒でありながら、銀の聖水を操る神徒であるダグロスの忠実な下僕さん。

 詐欺師と俺は罵倒したが、その立ち姿は貴公子と認めざるを得ない。悔しい。


 どうも彼は、計画を潰された事を未だに根に持っているようで、俺に対する殺意がすごい。

 もっと落ち着いてさ?自分が邪魔された理由を考えてご退場してくださいません?


「《銀の洗礼》!!」


 彼の聖水は普通の聖水とは違う。

 自分と主に歯向かう者に裁きを与えるとかいう理不尽な設定を持っており、アンデットに有効な筈の聖水があらゆる敵に通用する。


 《銀水の錫杖》についている宝玉から光を帯びた銀色の水滴が溢れ出て、俺を狙い撃つ。


「あー……《止まれ》」


 俺の言霊は魔法に干渉する。

 水滴の矢は俺に触れる直前で停止し、空中で形を変えずに姿を止める。


「《帰れ》」


 文字通り水滴が反転してメノウの方に帰る。

 勢いよく。貫かんと。


「くっ!《魔水蛇》!!」


 水で出来た蛇が文字通り裏切った水滴を喰らって消滅させる。

 ……まぁ、自分の攻撃で死ぬ程間抜けなんかじゃないか。


「小癪な!」


 《魔水蛇》は衰えること無く俺に突進する。

 実物のようにクネクネ水の身体を動かして迫ってくるが、気にしない気にしない。


「《水蒸気になーれ》!」


 じゅわっ。

 水蛇はあっという間に水蒸気となって消えた。


「くぅぅぅ〜~〜〜!!!」


 悔しそうに顔を顰めるイケメン。

 お前相手にまともに戦うわけないだろ。

 前回はしっかり戦って酷い目にあったから、真面目に魔法名を唱えないで言葉で責める事にした。


「《裁きの水》っ!」

「《重くなれ》」

「ぐうぅぅぅっ!?」


 なんか錫杖の宝玉から水がドバドバ出てるから、取り敢えず重くした。

 溢れ出る水を止めないから、どんどん重くなって錫杖を地面に付けてしまうメノウ。

 でも手を離さないのは素晴らしいかと。


「貴様ぁ……真面目に戦えぇ……」

「真面目に戦ったら水浸しにするじゃん」

「陛下を巻き込む攻撃をするわけないだろう!?」

「(•-•)ヘェー」

「あー!怒った!怒ったからな!」


 最初から怒ってましたよね?


「死ねぇ!もう二度と目の前に現れるな!」

「無理な相談でさぁ!」


 魔法を撃つと遊ばれるとわかったメノウは、遂に錫杖で殴る選択肢を選んだらしい。

 錫杖と魔神杖のぶつけ合いは、お互いに当たることなく延々と続くこととなるのだった。




 そして。


 グサッ!


「……あ?」


 魔統神ダグロスと対峙していた魔王シルヴァトスの脇腹に……背後から黒い呪剣が突き刺さり、父さんが足から崩れ落ちる。


「「「────っ!」」」


 ユメ達は父さんの方を見て、倒れ伏す王を助けんと動き出す。

 魔統神が父にトドメの一撃を刺そうと剣を振り上げる。

 エインシアが神剣を振るいユメを邪魔するが、手の空いたグロリアスが間一髪、父さんを凶刃から助け、瞬時に横抱きにして後方に下がる。


 そんな中。

 俺はある一点を見ていた。凝視していた。


「………ブロッケン」


 脂汗をたらしながら、父の背後に(・・・・)に門を作り出した《秤》の四天王。

 俺の声を聴いて、苦しそうな顔を一瞬浮かべて目を瞑るブロッケンを、俺は睨むのだった。


アレクを潤滑油に真面目な戦闘を壊すスタイル

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