第四章 登場人物紹介
EMERGENCY!!EMERGENCY!!
過度なネタバレが含まれています!
また、物語では触れていない箇所、書き忘れた箇所、今思いついて書いた箇所などの小話があります。
○アレク=ルノワール
今作の主人公。
物語の裏側でダンジョン攻略や異空間拡張及び改造をして自重すること無く夏休みを満喫する。
《四堕神》全員に最重要標的に指定されているほどの有名人になってしまった。
サイトの都合上、表に出せないニーファとの貞操を賭けた熾烈な攻防戦は少し押し負けて触る程度に発展してしまった模様。羨ま…童帝は無理そうだ。
前世にも妹がいた様子で今世も少しだけ胸の内に引っかかっている。
《魔界執行官》の着任が決まったものの、好き勝手生きることには変わりないので好きに使わせてもらおうと思っている。
異名:銀色の死神
「四堕神?……取り敢えず鍋を囲んで平和に進めよう?」
「いや無理じゃろ」
「みんな笑おうって!……笑い茸とかあるかな?」
「結局、毒キノコに頼るのじゃな……」
○ニーファ/ニールファリス
アレクの妻として色々と頑張り始めた神竜。
メリアやムジカ指導のもと、料理や掃除などを覚える日々。
そして遂に夜の主導権を握った。
アレクと結んだ《契約魂陣》によって創造主の手から離れた事に人知れず喜んでいたらしい。
密接に関わってきたアレク以外の者達の事をある程度認め始め、手助けぐらいはしようと思い始める。
夫の前世の話を聞くと悲しくなるが、強き嫁として彼を支えようと思いを強くした。
異名:銀竜姫。神竜。嫁神竜。
「夜のアレクはな、昔は抵抗してたのに、今じゃほんの少しだけ素直に受け入れ初めてじゃな……」
「はいストップ!そういう話しよくないと思うな」
「……それで、もうホント可愛くてな?(無視)」
「おい!?」
○メリア=ナイツミディン
元夜天教の巫女で今はアレクの専属奴隷メイド。
ついでと言わんばかりに兎の獣人。
親の仇を潰した上に妹の再会を経て、主について行くか悩んだが、救われた恩とプニエルの懇願するような眼を見てアレク陣営に付き従い続ける。
神徒との初戦を経てから、主に頼られる事を求めて訓練を始めている。
《轟砕の爆戦棍》を手に、レベル上げを兼ねて暇つぶしにダンジョンに向かうようになった。
冒険者ランクは早くもCである。
異名:桃色の起爆剤(冒険者界隈で命名)。
「……もっと可愛い異名が欲しいです」
○プニエル
幼女になったエンジェルスライム。
背中に生えた小さな天使の羽をパタパタ動かすが、それで空を飛べないことを知らない。
最近、言語機能が発達してちゃんと喋れるようになったし、我儘が多くなってきた。
言うことはちゃんと守るいい子。
妹分であるスライム三姉妹を率いて(率いられて?)日々を楽しく生きている。
異名:幼天使。
「プニエルはー、たくさん遊ぶのがしごとー!」
○ウェパル
スライム三姉妹の中でも知能が高く優秀で防御力が高いスライムの長女(実際は違うかもしれない)。
メリアに引っ付いて家事掃除洗濯を覚え、馬車の操縦やメイド仕事にも手が回り始めた。
物語では触れてないが、アレクが面白半分にメイドのカチューシャを与えたら気に入ってしまい、以後ずっと頭に乗せている。
○デミエル
スライム三姉妹の中でも悪戯好きなデビルなスライムの次女(同じ母体から生まれてないけど次女)。
プニエルと一緒にお絵描きや積み木を楽しんで部屋を片付けないからウェパルとメリアに怒られるのが日々の定番と化している。
身体についてる小悪魔の羽は飾りではなく、頑張って動かして短時間空を浮いている事もある。
○エノムル
スライム三姉妹の中でもとびきりデカいビッグスライムの三女(一番大きいのに三女とは如何に)。
ニーファのソファ&ベッドになるか、プニエル達の揺り籠になるか、日向でのんびりしてる以外、特に何もしていないマイペースな子。
実は姉たちよりも早く人に近い姿になれるようになってるのだが、お披露目をしていない。
○ユーメリア=ルノワール
次期魔王にしてアレクの妹。
兄に押し付けられた全てを完璧にこなし、国民からの熱い支持もあって魔王見習を頑張っている。
魔王継承者のみが扱える《暗黒魔法》を極めている最中で、アレクに偶に魔法のコツを教えてもらいながら日々精進中。
お兄様成分、またの名をアレクニウムを摂取しないと死んでしまう病気にかかったらしい。
異名:黒薔薇の魔王姫。
「お兄様、私よりも魔王向いてませんか……?」
○シルヴァトス=ルノワール
魔王国の統治者でありアレクの父である魔王。
家族サービスが多く、更に部下からの忠誠心が高い賢王。
《魔界執行官》設立に伴い、各部署への説明や要請を最近やり始めた。
昔と比べて温和になった魔界貴族を見て、これからの戦争に立ち向かえるか不安になってきた。
というか、さっさとユメに魔王の座を与えて隠居した上に妻とデートしようと企んでいる。
異名:魔王。
「息子と娘の成長が早すぎる……そろそろ隠居すべきか?」
○エリザベート=ルノワール
アレクの母にして魔王国の王妃。
若い頃の百合的な行動で多数の信者(宗教なんて立派な代物ではない)が存在する。
アレクに調教術を教え、ニーファにも入れ知恵をしている張本人である。
「あら〜……お盛んなのね〜…チラ見ぐらいは許してくれるかしらぁ〜?」
○ムジカ
魔王城の宮廷メイド長。
影に消えて影から現れる為、元暗殺者との噂が流れているが、本人は否定せずに無表情を貫いているため、信憑性が増してるとかなんとか……
○グロリアス
四天王の中で一番よく出てくる変態紳士エルフ。
ユメの側近として業務をこなしているが、周囲からは変えた方が良いのではという意見も上がっているのも事実…
しかし、その実力と忠誠心は確かなので重宝されているのが現実である。
異名:《豪》の四天王。
○マサキ/天童正樹
《聖剣錬成》の勇者スキルを持つ当代の勇者。ツッコミ担当に回される出番の少ない勇者。
最近パーティメンバーとの接し方を考え直している。理由は皆がグイグイ来るからです。
《聖剣錬成》を使ったボートは神の冒涜と捉えるか、応用のできる男として捉えるべきか……
出番は少ないが物語の裏でしっかりと人助けと冒険をしている。
異名:聖剣の勇者。
「くっ……僕の出番は少なくですか!?」
○ソフィア=アークシア
太陽教の聖女にして勇者パーティの回復役。
異名:聖女。
○シリシカ
冷静沈着なエルフで精霊魔法を使う補佐役。
○ミュニク
元奴隷の猫獣人で近接戦闘を多用する斥候役。
○クレハ=ウィエル=バンフォーレ
大昔の英雄を祖に持つ没落令嬢で魔術師役。
○リョーマ/菅原竜馬
人類最強のSランク冒険者にして、落雷で転生した元社畜の営業マン。本気で殺しにかかると周辺被害が地獄になるので何時でも力を抑えている大人。
異名:鉄剣。
「はぁ…アサヒィ↓スゥパァ↑ドゥルァァァァイ↓が呑みたい…」
「ぷっw」←アレク
「ぷっw」←マサキ
「……酒の味を知らん若造は楽で良いなぁ!!」
○クレア
リョーマのエルフお嫁さん。お祭り大好き。
○ルフ
リョーマの狼の獣人お嫁さん。奴隷商人56す。
○シェーン
リョーマの魔族お嫁さん。元商家の娘。
○ミラノ=ヘルアーク
ヒューマンド大陸最大国家であるヘルアーク王国の王子にして王位継承者。
太陽に愛され太陽を操れる美しき王子。
《紅陽剣シェメッシュ》は太陽神から加護と共に授かった神器で、いつも腰に携帯している。
異名:聖王子。
「うーん……決め言葉とかを持つべきなのかな?」
○ステラ=リーン=エディス
ミラノの妻である公爵令嬢。凄い豊山を持つ。
○テオラ
ミラノの近衛兵で国でも有名な美人さん。
○シュン/尾川俊成
ミラノの近衛兵で江戸風の国の出身の青年。
○クロエラ
奇想天外な発想を持ち未来を往く魔法学者。
常人には理解できない発明品を世に排出したりしなかったりしている。
魔法と機械の融合した発明品は魔工学と呼ばれているが知名度は低い。
学生の身分であるが、世界同盟から多大な支援を受けていたり、アレクからの技術提供などがあったりと、バックに強い奴が張り付いている。
最近は『銀嶺ユースティア』と名付けられたロボットに集中している。
異名:孤高の魔工学師。
「魔工学の進歩は世界の進歩だ!だから雑に扱わないであげてね!クロエラとの約束だぞ!!」
「適当に床に放置してるお前が言うなよ(正論)」
○マール
古代魔術研究会の会長にして入試首席。あまり他人と喋るのが得意ではないが、無理矢理感のあるクロエラのおかげでコミュ力が少し上がった。
本を読む時間よりもクロエラの研究の手伝いをしている時間が長くなってきた……つまり?
異名:氷心の魔女。
「……別にそういう関係じゃない」
○フィリップ=アステノイド
太陽教の信者でありながら《鏡面神》の加護を持つ聖職者。
ソフィアとは血の繋がらない兄妹の様な関係を持っている。
夏休みは《鏡面神》の加護の扱い方を熟知して上手く使えるように軽い修行をした。
○クリアス=アステノイド
太陽教の枢機卿にしてフィリップの祖父。
とても優しく評判も高く、教会の最高権力者でもある徳の高い人物。
息子(フィリップの父親)は聖騎士団の団長を務めている。
○ミカエラ=リル=ヘイドゥン
魔王国のヘイドゥン公爵家の令嬢。燃えるような赤髪と特化した炎魔法が特徴。
実は尊敬の対象であるアレクの珍行動に呆れながらも納得している節がある。
異名:紅焔の魔女。
○フェメロナ=ライオンハート
獣王国の姫であり夏休み中に魔境を踏破した脳筋ライオン娘。《限定転身》と《真獣転身》の腕前は獣王国でもトップレベル。
「もっと強い奴を用意しろぉぉおおお!!!」
※幻覚で存在しない敵と戦い始めた脳筋の図です。
○フリエラ=グリモワール
学園長の孫である腐女子。フェメロナと共にビストニア大陸の魔境を走り回った。魔術で補助ぐらいしかやってないが、その精度は素晴らしい。
「フェメロナちゃんから金のオーラが……」
※魔境で幻覚を見てしまった学級委員長です。
○ティターニア
エルフの族長の娘でフリエラとフェメロナとは仲良し。こちらも一緒に魔境に入った。弓による援護射撃は狙った獲物を逃がさないと自信満々である。
「フリエラが裸になってる……ハァハァ」
※幻覚作用のあるキノコの胞子のせいです。
○リダ=フロイル
特別生の担任教師。楽しい事は何でもOKな人。
○リニア=ナイツミディン
メリアの妹で巫女の座を受け継いだ少女。
親の仇を姉が討ち、そして去っていたので、彼女の代わりになる為に一生懸命職務を全うしている。
「姉さんに誇れる巫女になります!!」
○里長
巫女の里のおじいちゃん。特に説明は無い。
○ガンツ=ナイツミディン
メリアの親御さんを殺して巫女の座を奪おうとしたこど国にバレて投獄。でも脱獄した上に《天の知恵》という付与魔術で戦力を増やそうとするが超人化したメリアの前に為す術もなく墓の下。
実は王都フリードゥンでのコボルト事件の黒幕だったりする。
○パンドラの華→狂瘴華パンドラ
アレクが見つけて狩り尽くした孤島の固有種。
花畑を地上に展開して近づいた獲物を捕らえて寄生し、糧とする危険な植物。本体は地中深くに潜む巨球根で、一つ目に裂けた口を持っている。
…後にアレクの実験によって進化。
アレクにとって都合の良いペット(?)になった。
○パルジール
魔境の奥地に偶にいるゴリラの魔獣。全身を黒い甲冑のような装甲で守り、特性である爆発による破壊攻撃を得意とする。主に格闘戦が得意で、爆風を利用した瞬間移動で敵を仕留める。
メリアの《轟砕の爆戦棍》の強化素材に再利用され、爆発性の強化に一役買った。
○蒼龍フルニル
孤島を縄張りにしていた若い雄の龍。
つい最近故郷を離れて例の島を発見し、龍の力で頂点に君臨するも、直ぐにやってきたニーファに瞬殺される。
大抵の龍種は相手が神竜であると理解するが、彼は察知することすら出来なかった。
つまり雑魚。
○祭りで騒ぎを起こした三馬鹿
人族、魔族、獣人族の珍しいコンビの馬鹿。
プニエルとミュニクを攻撃したので『オカマの大男に抱かれたり殴り殺されては死ぬ前にループする』魔法をかけられて精神的に参ってしまった。
「お、おねぇさんの熱い抱擁……ぐふっ」
「ちげ、ちげぇよ……キモイ男だっ……ぐぺっ」
「ひぃいいい…誰か、や、助け……ぐぴゅっ」
○魔王国王族御用達の職人達
選ばれたもの達でありながら全員癖を持つ。
そして琴線に触れたのか……いや意味がわからないが、アレクを見た瞬間、彼に男性用と女性用の《魔界執行官》の隊服を作り始める。
その笑みは狂気の沙汰であった…とか。
「隊服と帽子、装飾品も全部完成しましたね!」
「やっぱりスカートも似合いそうですよ!」
「おい、胸パット出来たぜ!」
「「ナイス!!」」
○ナチュレ
南の島で出会ったスキンシップに蔦を使う精霊に近しい存在。
不健全要員では無い。
作者が出したかったキャラ三位ぐらいの子。
包帯を巻いていたり、頭に花が咲いてたりと謎が多く、性別すらもわからない。
尚、スキンシップは遥か昔に兄弟分から教えて貰ったんだそうな……
「ん〜…僕の蔦から液体出てるけど……どんな成分入ってるか忘れちゃったなぁ〜」
○アンテラ
フォルタジアを治める最高神の一人で妹の方。
ツッコミに回る事が多くなってきたが、歴としたボケ要員である。
《四堕神》復活と活動再開を察知して全世界に天啓を下した。
故に骨董屋は閉店中。
異名:夜天神。
「あの人達、私の仕事を増やさないで欲しいな!」
○ソレイユ
フォルタジアを治める最高神の一人で姉の方。
のほほんとしているが、自分を信仰してくれてる人にはしっかりと接する優しいお姉さん。
偶にウトウトして仕事が進まない。
異名:太陽神。
「……zzz………はっ。……ね、寝てませんよ?」
○ウルキナ
アンテラの神徒であり、姉妹女神の後始末や補佐を務める多忙な神。丁寧な口調だが、言葉の節々に怒りが混ざっていることもあるので注意。
異名:監視の神徒。
「……アンテラ様、ゲームしてサボらないでください」
「モンスターハントさせてぇ……」
「駄目です」
○クシナダ
騎士風の服に身を纏い、西洋剣と刀を持つ神。
偶に和服も着るが、紫の髪と合わないらしくあまり着用しない。
アレクに剣術を教えたいけど出会う頻度が無いから少し悩んでいる。
上級神だが神殿の警備と技の伝授くらいしからやる事が無いので基本的に暇な神。
異名:剣導神。
「……ちょっと暇すぎて剣が折れそう」
○ライリア
『天界図書館』の司書を務めている本の女神。
本に集中するあまり話を聴き逃して小さな事件を起こした事があるらしいが黒歴史認定している。
異名:書庫神。
○ゴールド・ビーの女王蜂
アレクが世界樹の地下迷宮から安楽地である異空間内に引越しさせた金塊蜂の女王。
彼の魔力を与えられた事で忠誠を誓い、家臣共々アレク陣営に下った。平和主義で黄金愛好家。
アレクから名前を頂きたいが、言えずに何日も経っている。
○メノウ
魔統神に忠誠を誓う側近クラスの神徒。
銀色の聖水を操る貴公子で、《銀水の錫杖》から繰り出される魔法で相手を圧倒する。
ダロスの儀で王役を買って出ており、現代の魔族を酷く下に見て蔑んでいる。
異名:銀水の神徒。
○ガムサルム、エインシア、バイオン
魔統神の側近クラスの神徒。
メノウを入れての四天王制は昔から変わらない。
○ダグロス
メノウの主にして《四堕神》の一柱。
弱く衰退した魔族を強き一族に生まれ変わらせる為に再び戦火を撒き散らすことを決意する。
現代魔族を蔑んではいるが、嫌ってはいない。
異名:魔統神。




