見渡してみて
何度この言葉を紡ごうと
君は信じてくれないよ
悲しみを胸に詰まらせて
それでもいつかと夢見ているよ
未練がましいだとか
諦めが悪いだとか
男らしくないだとか
意気地なしと
笑われたって
それでもと願う
その何が悪いという
声に出して
音にするよ
気付いてね
覚えていて
ここにいていいってことを
ここにいて欲しいってことを
ねぇ ねぇ ねぇ
どこか遠くを今は見つめていても
きっといつか近くを見渡してみてね
1人じゃない証
いっぱいあるから
何度心をこめて紡いでも
君はまだ信じてくれないよ
けれど
結局最後は君がはぁとため息をついて
根気負けするだろう
呆れたような
困ったような
そんな微笑を口元にたたえて
君を見る優しい視線に
どうか気付いて
包まれてみて
そのぬくもりに
甘えてみせて
恥ずかしがって
強がって
意地張って
強情に嘘をつく君を
待ってるよ
助けてと
言ってくれることを
そしたら
いくらでも出来得る限り
力になってあげられるから
みんなみんな
知ってるよ
君が強いってこと
君が優しいってこと
君がここにいるってこと
大好きだって
思ってるよ
みんな
何度だって言うよ
いつかでいいよ
そばにいるから
気付いてね
大好きだよ
どこにも行かないで
ここにいて