ペルシアンラヴ 3
スーツケースを確認し、バスに乗り込むと、前のほうの席に座った。全員が乗り込み、佐々木がマイクを持つ。
「おはようございます。皆さま、イスファハンはいかがでしたか。初日は忙しかったですが、三泊でゆったりとしていただけたかと思います。今日もちょっと長いドライブとなりますが、イランの詩人の都シラーズまでまいります。
途中、このツアーのハイライト・ペルセポリス、それからパセルガタエ、ナグシェロスタムにも立ち寄ります。途中、昼食は小さな街でとります。そこまでだいたい三時間半です。ホテル到着は六時過ぎくらいの予定です。ドライブ中には、二時間くらいの間隔でおトイレ休憩をとりますが、前にお話ししたように、緊急の際は、いつでも早めにお申し付けください。あ、それから田中様ご夫妻は本日別行動ですので、夜ホテルで合流します」
何人かから拍手が湧いた。佐々木が苦笑した。
そうだ、あのごま塩頭とぷんぷん匂う香水の香りがない。どうしたんだろう、佐々木さんが困ることでなければいいけど。
「さあ、それではペルシャきっての古都とさよならです。皆さんいい思い出つくれましたか」
荒木がマイクをとったので、前に座っている佐々木のほうに身を乗り出した。
「どうしたんですか、あのご夫婦」
「夕べ遅くに『明日は、ガイドブックを見ると、かなり走る時間が長いな。ロングドライブなんてなぜするんだ。もう、一日目でこりごりだ。金は出すから、航空便のチケットを取れ、それからシラーズの空港からの英語のガイドと車を用意しろ』と『命令』されたのよ。お蔭で夕べから今朝まで、手配がたいへんだったわ。でも、いなくてとてもラッキー。このままいなくなってくれたらいいのに。あ、今のはウソウソ」
と言いながらも、佐々木は、ほっとした表情をしていた。添乗員は責任ある立場だから、辛いことも多くてたいへんだ。
バスが走り出して、しばらくは緑も見えたが、やがてまた荒地が多くなった。いつかはこんな土地も緑になるのだろうか。恨みがましい人々の視線もなくなるのだろうか。都市部の人々の明るさに比べて、農村の人々の表情は暗いように思える。ここでも経済格差か…
荒木がマイクを持った。
「皆さま、イランは砂漠も多く水不足でたいへんだろうと思われるでしょうが、実は日本より水が豊富なんです」
「え~」という声が出た。
「ひとり当たりの水の量ということですけどね。郊外の乾燥しているところでは、カナートというのがあります。山の雪解け水を地下水路で引っ張ってくるものです。中国のシルクロードやパキスタンなどでも見られます。今回は立ち寄る予定がないですが、カナートの水はひんやりして美味しいですよ。それから、もう少し行ったところに…ああ、見えてきた。とんがった屋根の建物が見えますね。あそこでは氷がつくられるんです。とんがった屋根で風が回って、熱を奪う気化熱を利用するわけですね。驚くほど内部では気温が下がります」荒木が説明した。
「ほう、知恵だねえ」
吉田さんが感心して言った。
「さて、本日は長いバス移動となります。何をお話ししましょうか。質問も受け付けます。なんでもどうぞ」
いくつか、イラン人の生活についての質問などが出た。そのあと、しばらく沈黙があった。そして、
「911と、ISについて話してもらえますか」
にこにこしながら吉田さんが言った。
「おー、そういう話はしばしば陰謀論になりますねえ。長くなりますし、ワタシの独断と偏見も入ってしまいますけど、よろしいですか?」
いくつか拍手が起きた。陽一も拍手していた。
「どこから話しましょうか。では、長くなりますが、まず歴史的視点から。
キリスト教の国々とイスラーム圏の間には、長い対立がありました。イスラームが生まれてから、やがて新興勢力としてヨーロッパを圧迫しました。イベリア半島からフランスの領土内まで攻め込みました。地中海も我がもの顔に支配しました。
アラビア半島はもちろん、イベリア半島から北アフリカ、トルコ近辺から中央アジア、インドやパキスタン、またインドネシアなど東南アジアにも勢力を広げました。現在も世界の約六八億の人口のうち、一五億人くらいがイスラームです。
実は、十字軍の前までは、キリスト教の人たちとイスラームの人たちは、そんなに仲は悪くありませんでした。キリスト教徒の人たちはイスラーム圏に入っていたエルサレムへの聖地巡礼を許可されていました。イベリア半島では、後ウマイヤ朝の大学都市コルドバに、ヨーロッパから多くの学生が留学していました。
しかし、中世の抑圧されたヨーロッパ民衆の不満のはけ口としたのか、教会の力を見せるためか、法皇の号令で十字軍は結成され、キリスト教徒側は聖地奪回を目論見ます。宗教的熱狂もありましたが、領土や略奪など、欲と二人連れという参加者も多かったようです」
「第一回目の十字軍は、聖地奪回に成功はしたものの、イスラームの人々、またユダヤ教徒の虐殺を繰り返し、また自らの内紛で騒乱を起こしました。
イスラーム側にしてみたら、突如侵略されたようなものです。キリスト教徒に巡礼は許可していたし、いったいなにが問題となったのかと思ったでしょう。日本ではなんとなく十字軍についてはよいイメージのようですが、イスラーム側での印象はずっと最悪です。
さて、しかしその後、ルネッサンスの元となるような文明・文化を築きながら、イスラームは没落していきます。この原因を語るのは難しい。頂点に立ったものは、いずれどうしても没落しますが、決定的だったのは後の産業革命でしょうか。英国で産業革命が起き、ヨーロッパにそれが波及してからは、やがてヨーロッパが世界で絶対的優位に立ち、アジアまでもが勢力下に収められてしまいます。だからイスラームだけの問題ではないでしょう。
イスラーム系勢力では、オスマン帝国が最後に残りますが、一九世紀の露土戦争で決定的に衰退への道を辿り、第一次大戦の敗北で完全に没落しました。また、石油がアラビア半島で発掘されるようになって、欧米がアラビアのイスラーム圏の完全支配に乗り出します。これは今でも続いていますね。
近代ではエネルギーの支配が最重要の項目のひとつとなっています。石油の利権のことから、アラビア半島で欧米は不自然な国境線を策定し、小さな国家をいくつも生み出します。アラブ勢力に英国は、対トルコ戦への協力と引き換えに大国家樹立を約束しましたが、履行しませんでした。むしろフランスとともに、分割支配に乗りだしました。映画『アラビアのロレンス』で、皆さんがご覧になっている通りです。
一方で、ふたつの世界大戦で欧米側に貢献したユダヤ人は、第二次大戦後の一九四八年には、国家樹立を認められました。まあ、これもいろいろありまして、当初はアラブ側への面子もあったから、英国はイスラエルの建国を渋っていました。ユダヤ人たちはそれに対してエルサレムのホテルを爆破するなど、テロを繰り返しました。また、建国前にはひとつの村で虐殺を行い、そのことを流布させて先住民であったパレスチナ人を追い出しています。最終的に家を追われたパレスチナ人は百万人とも言われています」
「なにかとやり方が似ていますよね。『国家』をつくるのにテロをしたり、虐殺をしたり…」
「ISと同じと言いたいのでしょ?」
吉田さんが言った。荒木はにやっとしただけだった。
「一九四八年のイスラエルの建国と同時に始まった、第一次中東戦争を皮切りに、それから第四次まで中東戦争は繰り返され、今は国際的にも違法である、『戦争での占領継続』を含めて、パレスチナでは、パレスチナ人の居住区域もどんどん侵略されてユダヤ人が入植し、変わらずもめ続けています。
前にも申し上げたようにイスラームとユダヤ人というのは、歴史的にはキリスト教徒とイスラームとは異なり、イベリア半島を追放されたユダヤ人がオスマン帝国に迎えられるなど、対立より友好の歴史のほうが長かったのです。ところがイスラエル建国以来、犬猿の仲になりました。パレスチナ問題はワタシが見るに、本質は土地の摂取に関わる悪質な地上げ行為で、宗教紛争ではありません。そして現在でも、パレスチナ側は領土を奪われ続け、反抗すれば女性や子どもであっても日常的に殺されています」
吉田さんが大きく頷いた。
「欧米の画策による、いくつもの小さな石油産出国の建国、恣意的な国境の策定、イスラエルの建国、これがアラビア半島を中心としたイスラーム側の怨念の元となります。しかし、近年はさらに酷いことが起きています」
「イスラームの人々が弾圧されたり、苛められたりしているのはパレスチナだけではありません。ロシアからの分離独立を望んでいたチェチェン共和国も、今は一応沈静化していますが、エネルギー利権のためにロシアが徹底して弾圧し、その実情は酷いものでした。一般民衆がロシア兵とチェチェン兵の両方から、乱暴狼藉を受け続けていたのです。
また、やはり分離独立を望んでいる中国のウイグル人居住区も弾圧を受けています。こちらの事情はパレスチナに似ていて、漢民族がどんどんウイグル人の土地を奪って定住し、ウイグルの伝統的な文化が破壊されています。チベットも同じですね。」
「そんな世界情勢の中で、起きたのが同時多発テロ911でした。これで決定的にイスラーム世界は、世界から異端視され始めました」
「さあて、ここからがいよいよ陰謀論です。あの事件はあまりに不自然なことが多いんです。
例えば、ビン・ラディン家とブッシュ家の結びつきは長く、深いものです。ブッシュはかつて会社設立の際に、昔からサウジアラビアで富豪として知られるビン・ラディン家に援助されています。911の当日も父親はビン・ラディン家の一族を含めたメンバーで懇談会をしていました。ビン・ラディン家の人間は、少なくとも事情聴取をされるべきなのに、すぐに『配慮』されて隠密帰国しています。
そもそも911の実行犯と言われる一九人のメンバーは、あまりに早くに特定され、顔写真が公開されましたが、そのうちの少なくとも八人は無関係で、テロ発生後も生きていることが後に判明しています。また、主犯格の容疑者は航空機操縦の学校に通ったということですが、取得した技術は極めて低く、大型旅客機を操縦してのテロは無理と言われています。また、イスラーム原理主義者のはずなのに、ストリップ劇場へ行ったり、飲酒をしたりしている様子が何度も事件前に目撃されています」
「そもそも911のテロの現場がおかしいことばかりです」
あの事件が起きたとき、陽一は中学生だった。まるで特撮映画の一場面のような、航空機がツインタワーに激突する映像を見て、たいへんなことが起きたと驚きに呑み込まれただけだった。
「これも話し始めると、とんでもなく長くなるので、要点だけかいつまんで話しましょう。まず、航空機が激突したツインタワーそのものですが、見事に崩壊しています。しかし、ツインタワーはまさに航空機が激突しても崩壊しないように設計されたビルでした。世界で今でも『火災で崩壊した鉄筋の高層ビル』はほかに存在しません。例えば、スペインのマドリッドで建築中の高層ビルの火災があり、ツインタワーより、ずっと長い時間燃えましたが崩壊していません。」
「そして本当に謎としか言いようがないのが、一帯の中の七号館の倒壊です。通りひとつを隔てて立っていたのに、見事に崩壊しました。ツインタワーの崩落で瓦礫が当たったため、と言われていますが…いったい何が起こったのか、本当に説明して欲しいものです。なお、七号館には金融関係の不正に関連した書類が山のように保存されていたそうですが、すべて失われています」
「そうそう、あれはおかしいね」時武のご主人が言った。
「ツインタワーだけでも、まだまだ疑惑があるのですが、キリがないので、航空機にやはり激突されたというペンタゴンに移りましょう。まず理解し難いのが、『世界一防御体制が整っているはずのペンタゴン』に、どうして旅客機が突入出来たか、ということです。
そして十数台もの監視カメラが作動していたのに、公開された映像には、なぜか『何が激突したのか』が分かる部分が抜けています。また、旅客機が急旋回の挙句、超低空で激突したというのも、実行犯の操縦技術からは不可能です。そして、激突現場には、高温に耐えうるはずのエンジンさえ残されておらず『すべてが燃え尽きて』います。ところが激突されたペンタゴン内部の崩壊部分近くでは、燃えずに書類等が残されていました」
「お金関係のことで言うと、911で大儲けした人たちがいます。911の直前に、激突したユナイテッド航空、アメリカン航空の株が大量に『プット・オプション』、日本で言う『空売り』」されています。簡単に言えば、買ってから下がると投資家が儲かるというヤツです。逆に軍事関係の株は、大量に買われています。これについては、ヨーロッパの経済担当の政府関係者が何人も『おかしい』と声を上げたのに、まったく無視されています」
「詳しくは言えないけど、それは本当だな。ついでに言うと、東北大震災311でもヘンな株の動きが当日以前にあったよ。なぜか住宅関係の会社の株がたくさん買われていたんだ」
「あんた! そんな話初めて聞いたで。ほんま?」
時武夫妻のかけあいが出た。
「うるさい。後で話してやるわ」
「仲のいい、夫婦げんかはもうオシマイですか? 」
荒木がにやにやしながら言った。
「…確かに東日本大震災・311も妙な噂が多いですね。言うことを聞かない民主党政権を潰すため、アメリカが原爆を東北沖に沈めて、爆発させたなんて話もあります。はっはっは、ワタシでもそれは信じていません。
でも、地震の起きる前に日本の米軍基地から発進した、無人偵察機も地震の現場で目撃されています。目撃された場所と時間からすると、地震前の発進でないとおかしいのです。
アメリカが東日本大震災を起こしたとはワタシも言えません。ただ、アメリカを含め、一部の人間が、優れた地震予知により、事前に知っていた可能性は否定できないと思っています」
陽一は、津波から必死に逃げる乗用車の映像を思い出して、胸が痛んだ。
「こんなことを言っていると、なんでも『陰謀』になってしまいますねー。郵便ポストが赤いのも陰謀だ~とかね。その辺りを見極めることはとても重要です。陰謀論を読み解く場合、公式資料と反証もちゃんと調べるべきです。911もアメリカの公式発表や反陰謀論者によるきちんとした反証もあります。それも読むべきです。膨大な公式発表の書類をすべて読むのは、まず不可能ですが…
必要なのは英語で言えば『リテラシー』ですね。今は情報があふれかえっていますから、それを自分でちゃんと判断して、何が正しいのか、何がウソなのか見極めないといけませんね。人任せではダメですね。そうしないと、いつの間にか、もっともっと、とんでもない世の中になってしまいますよ」
…荒木の言う通りかもしれない。
「まだまだいくらでも疑惑の種がありますが、このヘンにしておきましょう。大事なのは、911の後に何が起こったかです。『何かをしでかす』ということは、何か自分が得をする、利益を得るからやるわけです。
そして、911の後にすっかり世界は変わってしまった…
911の少し前に、公式に商取引でアフガニスタンの代表としてアメリカを訪問していたタリバーンは、911の首謀者ビン・ラディンを匿ったテロ集団とされて、多国籍軍に攻撃されました。そしてタリバーン政権は覆され、エネルギー系のグローバル企業の会長をやっていた人物が大統領になりました。
さらにイスラーム原理主義が大キライだったイラクのフセイン政権は、それにも拘わらずアル=カイダと共謀していて、また大量破壊兵器を持っていると決めつけられて、数年後に戦争を仕掛けられました。イラク戦争の理由がウソだったことは、アメリカが公式に認めています。大量破壊兵器は元からありませんでした」
「『アメリカが戦争を仕掛けるときはウソがつきまとう』。これも歴史的な事実です。一九世紀末、スペインとの戦争ではアメリカの戦艦メイン号が爆発、沈没したのがスペインの工作だと決めつけ、米国の大衆新聞は煽りに煽って戦争へ導いた。しかし、実際は弾薬庫の自然発火が原因でした。この戦争でアメリカはキューバ、グァム島、フィリピン、プエルトリコを手に入れました。
第二次大戦では、日本が開戦に踏み切るしかないような挑発的なハルノートを提示し、真珠湾が攻撃されることを知っていたのに、アメリカ首脳部は黙殺したと言います。状況的な証拠しかありませんがね。
ベトナム戦争のときも、アメリカの首脳陣は介入したくてうずうずしていました。そこへ起きたのがトンキン湾事件。アメリカの駆逐艦が北ベトナムの魚雷艇に二度攻撃されたと言います。最初の攻撃は実際にありましたが、北ベトナム軍は南ベトナム軍の艦艇だと誤認して攻撃したのでした。そして二度目は『まったくのでっち上げ』でした」
「さて、イラク戦争は『独裁者を倒したんだからいいじゃないか』とも言われました。…確かにワタシもフセインは好きではありません。しかし、今のイラクはどうなっていますか? 宗派対立で自爆テロが相次ぎ、ISが跋扈し、滅茶苦茶になっています。いずれにしてもイラク国民は、今よりはフセイン政権のときのほうが、まだ暮らしやすかったのではないでしょうか。少なくとも大挙して国を脱出して、難民になることはなかったでしょう。この難民もアメリカが大多数を引き受けるべきなのに、むしろ昨今のアメリカ世論では排斥の方向になっています。それはそうでしょう。アメリカでは歴史上かつてない経済格差で、貧困に直面している多くの人が『自分の生活』をなんとかすることに懸命ですから。
難民排斥の差別主義者の政治家で、アメリカはほかの国に金を出す必要はない、もっと金を出させろ、自分の国は自分たちで守らせるようにさせろ、なんて言う人が大きな支持を得ています。…実際には、今もアメリカは日本でも『思いやり予算』で、巨額の金を巻き上げています。在日米軍の将官の住まいのデラックスなことには驚きますよ。
今、アメリカの一般の人たちの生活にとって本当に必要なのは、大富豪や大企業への適切な課税なんですが、大富豪である政治家が言うことに熱狂しています。…そう言えばヒトラーも自国だけでなく、アメリカの大企業や富豪からの援助で政治的なパワーを獲得したのでした」
「さて、ここで別の角度から話をします。アメリカ人の話をしましょう。『世界一強い国アメリカ』の国民についての話です。みなさんは、アメリカ人は皆国際的で、世界のこともよく知っていると思われていることでしょう。
しかし、実態はまるで違います。アメリカの大都市に住む人たちと、内陸に住む人では全然違います。内陸に住む人たちには、海外に行ったことのない人がたくさんいます。極端な例だと、自分が生まれた街と、せいぜい周辺にしか行かずに一生を終える人たちも少なくありません。
教育の水準が低いから、アメリカ国民はテレビで言うことは全部信じてしまいます。とても騙されやすいんです。そして今のアメリカのテレビ業界は、ほぼすべてが大企業の紐付きです。大新聞も、政治も、もちろん同じです」
「アメリカ国民は今も騙され続けています。そもそもアメリカという国は、建国当時から『お金がすべて』の国です。『正義の国』というのは見かけだけです。対外的には、利益が見込めること以外は基本としてなにもしません。そして、莫大な富を持つ少数がすべてを牛耳っています。中産階級は減少し続け、貧困階級が年々増加し、生きるためにただ必死で働き続ける人がどんどん増加しています。暴動が起きないのが不思議なくらいです」




