なまこ ばとる
郊外の高台にそびえるナマコの豪邸。
ちくさんとドラセナは、その影に立つ。
ちくさん「……ここ、本当に入るの?」
ドラセナ「開けるよ。」
ドアを開けると、室内は普通の豪邸。
ただ異様な空気を感じさせる。
ちくさんが足を一方踏み入れる。
その瞬間__
ちくさん「え?」
ちくさんの目の前を銀に輝く鋭い矢が通り過ぎる
ドラセナ「ちくさんダメッ! 安易に進むのは危険だよ!
ここは私に任せて、私の力でちくさんの運を底上げする」
その瞬間、ドラセナはリアルマネーを瞬間消費し、運を引き寄せる。
ちくさんは少し不安に感じながらも全身の感覚を研ぎ澄ませ、ドラセナの力を頼りに動く。
一歩踏み出すたび、床が回転し、壁が崩れ、天井の照明が降りかかる。
しかし、ドラセナの能力で運を引き寄せることで、致命的な被害は回避される。
ちくさん「……生きてる……!」
廊下を進むごとに、致死率の高い罠は増していく。
ちくさんを盾にしながら運を最大限に引き出し、ドラセナは莫大なマネーを消費しながら導く。
ようやく、豪邸の奥深くにあるナマコの部屋に到達する。
ナマコは監視カメラ越しに、冷たい目で二人を見下ろす。
ナマコ「結構やるじゃん」
二人の前には、大きな扉が開いていた。
奥からは体がドンと重くなる空気を感じさせる。
ドラセナ「大丈夫… 準備はできてる。手持ちのマネー少ないけど私の力で運を最大限に引き上げる」
ちくさん「絶対… 負けないもん!」
そして、二対一の戦闘が始まる――
豪邸奥の部屋。冷たい空気が重く漂い、ナマコの圧倒的存在感が二人を包む。
ナマコ「ふん、ここまで来たって協力はしないよ。」
ドラセナ「ちくさん、私は能力発動中動けない!お願い!ナマコを… 私の力を信じて!」
ちくさん「任せて 私がやる!」
ドラセナがリアルマネーを消費すると、ちくさんの運が底上げされる。
そして、ちくさんは能力「モーションブラー」を発動。
発動時、相手に近づくほど視界がボヤけるがボヤける分強大なパワーを発動させる。
ナマコはちくさんの企みに気づき
能力まぼろしドリブルを発動。
2人に分身してちくさんを自分に近づけないよう後ろに下がる。
間髪入れずナマコのスピニングカットが炸裂し、直撃
ちくさんは片腕を失う。____
ナマコ「甘い……!」
片腕を抑えながらもちくさんは曖昧な視界でナマコを追うが、
次の瞬間ドラセナがナマコのバーニングキャッチにより捕まる。
ナマコ「ドラセナの能力は元運営なら全員知ってる。
いちばん凶悪で邪魔だから封じさせて貰うね」
ドラセナ「うッ… ナ ナマコ 話を聞いて… お願い…」
ドラセナの手持ちのマネーも尽きそうになり、ちくさんの体力も限界に…
ドラセナは最後の賭けに出る。
ドラセナ「ちくさん… あなたの運を解除して残りのマネーでスピードをあげる その一瞬を… 突いて!」
ちくさんはナマコの懐に最後の一撃を放つ。
ナマコは防御する間もなく攻撃を食らう__
ちくさん「…お願い話を聞いて…私は、ナマコさんの力を認めたい! ともこのために協力して欲しいだけなの!」
ナマコは致命傷は避けたがかなり重い一撃食らったようだった。
沈黙が続く__
ナマコ「……」
ドラセナ「私達、あなたを満足させれましたか?」
ドラセナは優しく問う
ナマコ「うん… まぁね、」
ちくさん「なら! お願いきっと私達に着いてきたらもっと楽しめるよ!」
ナマコ「まぁ実際楽しめそうだし、みんなに会えるなら、協力してもいいかもしれないね」
その後3人でナマコ宅を出てリアの元へ向かう_
片腕を失いながらも立ち続けるちくさん。
その後ろ姿を見てナマコも内心少し罪悪感を感じたが数秒後には無くなっていた。




