あ4
鈍い音と共に転がる頭部の正体はゴンザレスだった。
その先に立つのは、きんしゃ。
きんしゃ「リアじゃん! お↑れのチームに入るか? 」
リア「普通に入るわけねぇだろ」
きんしゃ「じゃあ… お↑れ様の手で死ねこのブス!」
拳を振り上げ、襲いかかる。
だが、その動きは雑で無鉄砲。
リアは軽く横にステップを踏むだけで避ける。
リア(こいつ久しぶりに見てもキモイ喋り方だな)
きんしゃはもう一度拳を振り下ろす。
しかし、リアの手が一瞬触れただけで、
きんしゃの体はまるで重りのように止まった。
きんしゃ「アレ?! お↑れなんか動… けな」
次の瞬間、リアが指先できんしゃに触れ操作すると、
きんしゃの体はふっと宙に浮き、力なく地面に叩きつけられ体はぺしゃんこに潰れ、薄汚い内蔵が辺りに散らばった。
ゼニガメは汚そうに後ろに下がり、ジャイアンといっとは困惑の表情。
ゼニガメ「きんしゃ弱… 俺でも勝てそう…」
ジャイアン「ガチおもろw」
いっと「こいつなんで勝てると思ってんの?」
リアは冷静に周囲を見渡し、
床に転がるきんしゃの体を軽く避けて通路を進む。
リアはジャイアン達に目線をやり聞く。
リア「お前ら、このホームに後誰がいるかわかるか?」
ジャイアンは少し戸惑いながらも、ゼニガメの何も無い頭部をチラリと見て答える。
ジャイアン「えーっと……ゼニガメと、俺たち……あとさっきのきんしゃくらい……」
いっとは腕組みをして、ジャイアンにイライラした様子で付け加える。
いっと「ジャイアンさぁ… まずリアはここが第1層だってこと、知らないでしょ?」
リアは眉をひそめる。
リア「……第1層?」
ゼニガメが小さく頷き、説明を始める。
ゼニガメ「このホームは何層にも分かれてるんだ。
俺たちがいるのが1層目。雑魚や中堅が多い。
奥に行くほど、もっと強いやつらがいる」
いっと「2層には元運営とか、そこそこ強い視聴者がいるらしい…… 3層はもっとやばいって噂」
いっとは冷たく言う。
ゼニガメ「第4層まであって、最深部にはともこに近い奴らがいる
でも気をつけて、1層進むごとに代償がある」
リア「代償?」
ゼニガメ「そう、進むごとに何かを失うことになる。体の1部、五感、そして目に見えない物 運とか……」
ジャイアン「え?そうなんw ゼニガメは第1層なのに大事な物持ってかれてるじゃんww」
リアは床に転がるきんしゃの体を軽く避け、静かに考える
リア(そうか代償が必要になったらゼニガメを差し出せば…)
ゼニガメ、いっとは少しずつ背筋を伸ばし、覚悟を決める。
ジャイアンはイヤイヤな様子だが着いてくるようだ。
リアは迷いなく通路の奥を見据え、次の階層へ歩み出す
協力者を集いに…
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一方ちくさんとドラセナはナマコがいるという郊外の
豪邸を目指し、二人足早に歩く。
ちくさんはスマホを握りしめ、ドラセナを見つめ呟く。
ちくさん「ドラセナ……ナマコはちゃんと力を貸してくれるかな……」
ドラセナ「力を貸すかどうかは、きっとナマコさん自身が決める。私達は誠心誠意お願いするしか…」
ちくさんは小さく頷き、通りの明かりに照らされた影を見つめる。
ちくさん「……でも、ともこのためなら……」
ドラセナは軽く微笑む。
ドラセナ「そう、ともこさんを取り戻すために私たちは進むしかない。」
二人はナマコの住む豪邸に到着した。 \( ´・ω・`)┐しゅたっ




