表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
GGTZERO  作者: kj
10/12

10話 【疑念】

リア達は来た道を戻りエレベーター前まで来る。


《ボス討伐により特例処理 発動》

リア「……特例?」


《3層移動時の代償抽選 免除》


ジャイアン「まじか」

ナマコ「抽選無し?」

いっと「ゼニガメありがとうw( ; ; )」


エレベーターの扉が、ゆっくり開いた。

床にはまだ、ちくさんの乾いた血痕と死体が残っている。


ジャイアン「ちくさん死んでるじゃんw」


全員乗り込むと扉が閉まる。

少し経つと白い光が差し込んだ。


ナマコ「……開くぞ」


ドアの先は血の匂いも、崩壊もない。

暇人「なんやここ」


その奥から声。

りう「あれ、リアじゃね?」

kz「チャイニーズじゃんw」


ドラセナは壁にもたれ、うつむいている。

くまのみが軽く手を振る。

azがナマコを見る。


ジャイアン「なんかいっぱいいる…」

あうあうあー「あゆと❤️待ってた」


リア「ここは?」


N「3層。みんなデブ達から逃げてきた」

eiki「でも4層へのエレベーターは動かないんだよね」


いっと「動かない?」


その瞬間。

天井の奥で、カチ、と鳴る。


《第3層に到達した17名の参加者へ、参加人数が満たされました。》


《この階層では、特定の“条件”を満たさない限り、次の階層へは進めません》


ざわつく。

kz「条件ってなんだよ」


《条件は、参加者の中にあります》


りう「……俺たちの中?」


《一定時間ごとに“投票”が行われます》

《投票数の多いプレイヤーが排除された場合、条件達成に近づきます》

《次の投票まで… ''60:00''》


タイマーの音と共に放送はプツンと切れた。


リア「……」


リア「17人って言ったよな」

N「言ってたね」


いるのは――

ナマコ、暇人、ジャイアン、いっと。

りう、kz、あうあうあー。

くまのみ、az。

ドラセナ。

N、eiki、あいあい。


リア「……足りない」

リア「14……いや、13か?」


くまのみ「え、誰いないの」


N「残りは自室にいるよ」

リア「自室?」


eikiが壁の奥を指さす。


そこには通路。

白い扉が、等間隔に並んでいる。


全部で――17。


eiki「この階層には17部屋ある。到着順に一応割り振ってる」


いっと「ホテルみたい」

kz「俺らもあんの?」


リア「なんで全員集まんねーんだよ」


kz「ビビってんだろ」

あうあうあー「ぼくは女の子とお部屋でイチャイチャしたいな❤️」


リア「……とりあえず、全員集めた方がいいな」

リアは一番近い扉をノックする。


コン、コン。

扉が開く。


さだたけが部屋でマイクラをしていた。


さだたけ「あ、リア。なんでいるの?」

リア「中央に全員集まってるからこい。放送あっただろ」


さだたけ「えっ! ごめん集中してて全然聞こえなかった!」


kenの部屋の前。

ノック。


ken「だ… 誰?…」

リア「その気持ち悪い声… kenか?みんないるから真ん中来い」

ken「あっ… 後で行くよ…」


りう「お前は来ても来なくても変わんねぇから来なくていいぞw」

ken「…」


最後の部屋

社不「ちょ今いい所だから!」

リア「社不か?もうみんな集まってるから来い」


社不はAPEXに夢中で部屋から出ない

社不「これ終わったら行く!」


数分後________________

りう「これで全員か?」

リア「いや、kenは居ないな」


az「なんでkenは来ないん?」

kz「陰キャだからだろw」


いっと「1人欠けててもいいの?」


N「人数は17人“参加”していればいいっぽい。全員が同じ場所にいなくても大丈夫だと思う」

eiki「投票は部屋にある端末経由だろうしね」


くまのみが小声で言う。

くまのみ「kenってさ、こういうの一番無理そう」

az「まぁ何となくわかるわw」


kz「出てこないやつとか逆に怪しくね?」

ナマコ「そうやって誘導すんな、」


タイマー残り 30:00


リア「後30分か…」


リア「このまま時間なくなって適当に投票されるのは面倒だ」

りう「面倒って」

リア「誰が誰に入れるかわかっといた方がいい気がする」


kz「もう決めんの?」

リア「今の時点での話な?」

N「情報は整理しといた方がいいしね」


リアは一人一人に話を聞く。

ナマコ______

リア「ナマコ」

ナマコ「……まぁ特にはないな」

リア「特には?」

ナマコ「まぁkenに入れるのが妥当だとは思うけど、」


kz__________

kz「俺はken」

リア「即答だな」

kz「陰キャはさっさと死んだ方がいいだろw」


くまのみ_____

くまのみ「kzかジャイアンかkenかなぁ?」

リア「理由は?」

くまのみ「キモイから、」


ドラセナ_______

リア「ドラセナは?」

ドラセナ「私は… まだ分かんないです…」

リア「候補もないの?」

ドラセナ「はい…」


az_________

リア「azはどう?」

az「俺はまだ決まっとらんなぁ。このままkenに入れるのも可哀想やない?」


ジャイアン________

ジャイアン「俺はあうあうあーに入れるよ、普通に死んで欲しい」


N__________

N「現状、一番票数が多そうな人に入れようかな?」

リア「安直だな」


りう_____

リア「お前は」

りう「kenだろw」

リア「やっぱそうか」

りう「あいつとか居ても居なくても変わんないじゃんww」


eiki______

リア「eiki」

eiki「現状、合理的に見るならken」

リア「“合理的に”って何基準だ」

eiki「情報量。部屋から出てこないしまず怪しい」


あいあい_________

あいあい「……まだ決めてない」

リア「そうか」

あいあい「出てこないのは気になるけど、それだけで決めるの怖い」

リア「じゃあ他に候補は?」

あいあい「今はいないな、」


さだたけ_________

さだたけ「kenくんかな…」

リア「理由は?」

さだたけ「kenくん部屋の前通った時にブツブツ言ってるのが聞こえて怪しくて…」


いっと_________

いっと「まぁジャイアンだけどリアが他に候補あるならそっちでもいいよ」

リア「なんだそれ」

いっと「まぁ自分は誰でもいーや」


社不___________

社不「自分はkenかな?」

リア「一応聞くけど理由は?」

社不「まぁみんなkenに入れそうな雰囲気だし怪しいのkenくらいでしょ」


あうあうあー______

あうあうあー「ぼくは女の子とあゆと❤️には入れないよ」


暇人________

暇人「俺はくまのみやな」

リア「何で?」

暇人「アレは男を立てられへん、3歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」


00:00

《投票の時間になりました 各自部屋に戻ってください。》


一同は有無を言わず部屋に戻った。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ