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GGTZERO  作者: kj
1/12

凍結

リアライズは、

凍結されたGGTともこのアカウントを見つめていた。


【このチャンネルは、

 コミュニティガイドラインに違反したため——】


あまりに間抜けな終わり方。

だが、リアは知っている。

この裏に、GGTの“中枢”が眠っていることを。


ともこから届いたDMの一文。


まだ、終わってねぇ。


リアは決めた。

運営だけじゃ足りない。

視聴者も集める。

ともこを“見ていた人間”全員が鍵になる。



最初の名前。

ちくさん。



薄暗いワンルーム。

スマホの画面には、

無数の通知が光っていた。


「ネカマきっしょ」

「私とか言ってて草」

「男のくせに女ぶってんじゃねぇ」


ちくさんは、

返信欄に顔文字を打つ。


(;ω;)<そ、そんなつもりじゃ……


送信ボタンの上で、

指が止まる。


その時、

新しい通知が一つだけ混じった。


R:


まだ、消してないだろ。


ちくさんの心臓が跳ねた。


——リア。


震える手で、

彼女(彼)はキーボードを叩く。


どうして……?


すぐに、通話リクエスト。


画面に映ったのは、

懐かしい顔だった。


「久しぶりだな。ネカマ」


リアは静かに言う。


「ともこを、取り戻したい」


ちくさんは一瞬、

目を伏せたあと言った。


「……私、

 諦められなかったんです」


リアは、

ちくさんを見つめて言った。


「これが、始まりだ」

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