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凍結
リアライズは、
凍結されたGGTともこのアカウントを見つめていた。
【このチャンネルは、
コミュニティガイドラインに違反したため——】
あまりに間抜けな終わり方。
だが、リアは知っている。
この裏に、GGTの“中枢”が眠っていることを。
ともこから届いたDMの一文。
まだ、終わってねぇ。
リアは決めた。
運営だけじゃ足りない。
視聴者も集める。
ともこを“見ていた人間”全員が鍵になる。
⸻
最初の名前。
ちくさん。
⸻
薄暗いワンルーム。
スマホの画面には、
無数の通知が光っていた。
「ネカマきっしょ」
「私とか言ってて草」
「男のくせに女ぶってんじゃねぇ」
ちくさんは、
返信欄に顔文字を打つ。
(;ω;)<そ、そんなつもりじゃ……
送信ボタンの上で、
指が止まる。
その時、
新しい通知が一つだけ混じった。
R:
まだ、消してないだろ。
ちくさんの心臓が跳ねた。
——リア。
震える手で、
彼女(彼)はキーボードを叩く。
どうして……?
すぐに、通話リクエスト。
画面に映ったのは、
懐かしい顔だった。
「久しぶりだな。ネカマ」
リアは静かに言う。
「ともこを、取り戻したい」
ちくさんは一瞬、
目を伏せたあと言った。
「……私、
諦められなかったんです」
リアは、
ちくさんを見つめて言った。
「これが、始まりだ」




