掛け合い台詞☆神の子シリーズ☆・邂逅(かいこう)(アドリブ無し)

A 元・神の子。

B 現・神の子。

※男女自由・語尾、一人称、二人称変更可。

B「もうやめろ！ 『堕(お)ちた神童(しんどう)』！！」

A「キミが、今(いま)の『神(かみ)の子(こ)』か。……哀(あわ)れだな。」

B「哀(あわ)れだと！？ 国(くに)に仇(あだ)なす逆賊(ぎゃくぞく)が、何(なに)を言(い)う！！」

A「キミは、自分(じぶん)の国(くに)の真実(しんじつ)を知(し)らない。だから、そんな風(ふう)でいられるんだ。」

B「真実(しんじつ)……？」

A「この国(くに)の国王(こくおう)が……あの女(おんな)が『神(かみ)の子(こ)』をどう利用(りよう)しているか！ キミは調(しら)べたことはあるのか？」

B「国王(こくおう)陛下(へいか)は、俺(おれ)を拾(ひろ)って下(くだ)さったんだ！ そんな優(やさ)しい方(かた)が、俺(おれ)を利用(りよう)してるだなんて……有(あ)り得(え)ない！！」

A「有(あ)り得(え)ない……ね。僕(ぼく)もあの女(おんな)を信(しん)じていた時期(じき)があったから分かる。ただ……あの女(おんな)を盲信(もうしん)するのは、危険(きけん)だよ。」

B「妄信(もうしん)なんかじゃない！ 国王陛下(こくおうへいか)は、この国(くに)をより良(よ)くしようとして下(くだ)さっているんだ！！」

A「キミがそう信(しん)じるのは勝手(かって)だが……僕(ぼく)が辿(たど)り着(つ)いた真実(しんじつ)は、キミの想像(そうぞう)しているものとは違(ちが)う。だからーーーー」

B「ーーーっ！ 殺気(さっき)……！」

A「この国(くに)の未来(みらい)の為(ため)に……僕(ぼく)はキミをーーーー神(かみ)の子(こ)を、殺(ころ)す！」