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メフィストラグナロックフォーメフィストデビル、ワールズエンドプロテクトワールドBYOU

この物語にメフィストフェレスの存在は確認されてません、これは単なる一つの歴史君の知らない一つの歴史、しかし、人を愛した悪魔の存在は非情に不確定で、悪魔が完全に消滅したか証明は難しい

それは悪魔の証明、人を愛した悪魔の証明

「この物語にメフィストフェレスの存在は確認されてません、これは単なる一つの歴史君の知らない一つの歴史、しかし、人を愛した悪魔の存在は非情に不確定で、悪魔が完全に消滅したか証明は難しい」

                                  零咲 恋式

 結論から始めよう、もとエトゥジまたはアカシックレコードと呼ばれた存在の歴史それは人間の行動だけではなく、森羅万象を記録しようとした試み、神のシステム。だから、べつに例えば私のように人間だけを記録したり、動物だけを記録したり、万物だけは記録しないように、メフィストの悪魔を生み出さないように、している今と違って、彼はメフィストの悪魔と名乗る存在はかなりの力を持っていた、それだけの力を任せれるということはそれだけ神に信頼されていることを表している、だから本来なら本来の歴史なら、彼は堕天などしないはずだった、はずだった、彼が堕天した理由はただ一つ、人間の作る物語が面白かったからだ。それだけだった、それだけのために彼は地位も名誉も捨てて、物語に参加したかった。主役にはなれなくとも脇役としてでもいいから。

「それは悪魔の証明、人を愛した悪魔の証明」

                                  零咲 恋式

「海を見て 綺麗だなぁと 思いました」

「え、なんだか可愛らしいお嬢さんが可愛いらしいセリフを言うと思ったら・・・小学生の感想ですか?可愛いらしいですけど」

「......あなたの名前は?」

「私ですか?!何を隠そう尾張幕府お抱えのお医者様ですよ」

「それは凄いですね......私はあなたの名前を聞いていたのですけど.......」

「・・・あまり無茶を言わないでくださいよ、当傷直士ですよ」

「......自己紹介の何が無茶何ですか?今すぐ答えなければあなたの首は飛びますよ!?」

「可愛いらしいお嬢さん、その口も可愛いらしければさらに可愛いらしいのに」

「知ってますよ......自覚しておきながらやはりやめられないのです」

「僕も知っていますよ、あなたがそうして笑っている姿が一番可愛いらしいのを僕はよく知っていますよ」

「........................」

「どうしたんですか具合でも悪いんですか?」

「........」

「顔色は・・・わかりませんね可愛いらしいこと以外は」

「...............」

「もしかして僕のことは好きですか?」

「......はい大好きです......実は恋の病なんです」

「それは大変だ・・・僕は医者です恋の病をよく知らないけど、あまり良い医者ではないけれど・・・・・・それでも可愛いらしいお嬢さん、君のために、君だからこそ一緒にその病を治せるのだと確信しています、この当傷直士にその病の治療をさせてください」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・!」

「え・・・ご、ごめんなさいまさか泣いちゃうとは・・・え、ええとすみません一度に言いすぎましたね、すみません医者としても人間としても言い過ぎました」

「泣いてーーー無い」

「ええ」

「このヒトカタチノヒメが好いている人間にいきなり告白されたからと言って、涙を見せるわけがないじゃないですか」

「君ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

「いかにして、人形姫はメフィストの悪魔のかわりに人間となって人間の夢を人間であればの仮定の夢を築けるか?!」

                                  零咲 恋式

まずはーーー呪いを解くことから始めるべきだと人形姫は思った

「呪いってなんかかかってんの?」

実は伏線はすでにあったまさに伏線ーーーこの線こそが伏線なのだ、

「つまりどういうこと?」

えーとなんというかーーーほら僕はーーーこの線を使うだろう?

「使うな、あれなんの意味あるんだ?」

人形姫ーーーお前も少しは深く考えてみろーーー

「難しい事は苦手だ」

.............みたいなのを使うだろう?で確か刀傷は・・・・・・・だろう、ここらへんが伏線というかまあ伏点とも言うべきかーーー実は考え方の違う物であるっていうーーーなんかそんな感じのあれだ

「わかりにくいなあお前実は頭悪いだろ」

ーーーーーーーーーお前がメフィストの悪魔の正体に気づいた時ーーーお前は推理小説などというこの時代にない物をあたかも当然のように引用しただろ?お前には高尚な推理は期待出来ないしーーー、あの時だけお前を裏からアシストしてたんだーーーという伏線を人形姫お前も使っていただろ?

「どうでもいいやそれよりお前の好きな推理小説の話を聞かせてくれよ」

ーーーアシストをして良かったかもしれない、何というか色々台無しになっているのが目に見える。

「その話はもういいだろ......あんまり面白くねえって.......」

「それより、まさかタイトルに完全なネタバレを入れるとか、結構度胸あるよなーーー」

ーーーメフィスト式伏線をいつのまにか使いこなしている?!馬鹿な!?

「いや、べつにそんなんどうでもいいからさーーー何と言うか挑戦的だよな」

ーーー新人と言うこともあって、あえて挑発的行為をして、油断しているところをついたのかもな

「推理小説飽きたわ、他の話して」

ーーーこっちが乗り気になったところですかさず否定?!こいつ人の心がないのかーーー

「おいおい、作ったのは誰だよ」

僕でしたすみません

「わかりゃあいいよ友達だろ」

ーーー友達というものは、人ではなく人形であっても、いい物だなーーー

「いいからさ、お前の知っている面白い話をなんかしてくれよ」

ーーーーーーーーーー残念だが心苦しいが別れの時間だ、僕の正体を察知した天使がここにやってくるーーー君は逃げろ、奴らは見境ないぞ

「いやいや何言ってんのさーーー私と君は友達だろう?だったら何の見返りとか危険とか一切合切無視してーーー一緒に喧嘩しようぜダチ?だろ私たちは」

...................きみを人間にしよう、それが最後に僕に出来るーーー僕がしたいことだ

「え?べつにいいよそんなんなんか徳とかあるん?」

天使たち奴らはーーー世界をもとに戻そうとする、僕のいなかった世界に戻そうとする、僕をこの世から完全に消滅させてーーーこの天下ゲームが行われている世界を、元の歴史に戻そうとするなかったことにしようとする

「へーじゃあ私も消えちまうのかーーー別にいいよ友達だろ?一緒に死のうぜ」

ーーー自分の最初の違和感はーーーここまで堕天した原因の違和感はーーー

人魚姫という本の結末に納得がいかなかったからだーーー

「ん?それもしかして伏線ってやつ?」

ーーーいいやこれはーーー祈りだ、哀れな人魚姫に対する祈りをーーー形にしたかった、

だからーーーきみを人間に戻すーーーこれはーーー

「友達としての一生に一度のお願いだ」

「天使の慈悲を悪魔の君に届くわけなく祈りを歌に、あるいは終わりを友と共に」

                                 零咲 終式

 結果として、人形姫は、ヒトカタチノヒメとして人間となって、そしてメフィストの悪魔の記憶を全て失ってーーーメフィストの悪魔がいなかった世界を生きる。幸せだったかどうかはーーーその人生はその歴史は、そんなことを詮索するのは無粋ーーーというものだ、幸せであることを祈るーーー彼ならこうした筈だ、こうすることを願っていたーーー自分の仕事はメフィストの悪魔が二度と現れないようにすることだーーーあまりにも刹那的な純粋な祈りではあったが神にとってはそうは見えなかったらしい、ただーーーあえてこうして客観的に判断するならば、彼は主役にはなれないと嘯いていたが諦めていたが呆れていたがーーーこの物語で一番の功績を残したのは紛れもなくメフィストの悪魔、彼であろう、あるいは脇役であったのかもしれないーーーしかしいい仕事をする脇役である。そう思う、そうーーー願う。願わくばいつか彼の魂が救われることを願う、きっとーーー生まれ変わったらメフィストの悪魔はーーー彼は作家を目指すだろう。

最後にメフィストの悪魔が救われることを願ってーーー彼がアカシックレコードなんかにまたならずに幸せになることを祈ってーーー歌を歌おう君のためにその君にはメフィストの悪魔が含まれることを祈って、終わりの歌を歌おう。

「メフィストラグナロックフォーメフィストリミックスアカシックレコード」

                                  零咲 終式

3.1n

もっと時間があればメフィスト賞取れたかと思うので悔しいです。まあメフィスト賞に送る事は結構簡単な事なんですけど、これを送ったらメフィスト賞自体をぶっ壊すことになるのでやめましたが、まあ気づいた人はやってみてもいいかもしれません、これは最後まで読んだ君へのプレゼントですーーーおそらくメフィストの悪魔からの

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